前回は白色塗装の調整について説明しました。今回はスミ入れと汚し塗装について説明します。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~④白色塗装の調整編~
=🐣スミ入れ=
タミヤのスミ入れ用塗料を使用してスミ入れをします。
🐦今回使用したスミ入れ用塗料を載せておきます。参考にして下さい。
TAMIYA スミ入れ塗料 ダークブラウン タミヤメイクアップ材シリーズ No.140
スミ入れをすると、一気に白色迷彩の色調が落ちてしまいます。使い古した感じの車両にしたい場合は問題ないですが、比較的きれいな状態にしたい場合は、スミ入れ用塗料をエナメル溶剤で薄めて使用した方がいいです。
スミ入れ用塗料を車体の凹部に流し込み、エナメル溶剤を染み込ませた筆でなぞりながら塗料を拭き取っていきます。筆の動きは汚れが流れる方向に動かすと、拭き残した塗料が汚れが流れたように自然な感じになります。今回は上から下に向けて筆を動かします。
スミ入れ用塗料を原液のまま使用したのが、写真1~3になります。もう少しきれいな感じにしたい場合は、スミ入れ用塗料にエナメル溶剤を加えて薄めにしてから使用して下さい。
🐥エナメル溶剤で拭き取る時に、白色迷彩も剥がれてしまうのではと思うかも知れませんが、1~2度、軽く筆で撫でていく程度なら問題ないので、あまり気にせずにスミ入れをします。
=🐣排気管の汚れ=
排気管と排気管カバー裏側には、タミヤアクリルXF64レッドブラウンを塗装しています。それだけでは単調なのでパステルを使用して写真4のよう焼けた感じを表現しました。この時に車体に飛び散ったパステル粉は乾いた筆などで掃いて除去します。湿った筆で掃くと、パステルの線が付いてしまうので注意して下さい。
🐔パステル粉を使用した排気管の汚し塗装について、詳しく書いた記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
当時の写真をみると、排気管カバーはあまり汚れていない車両の方が多いですが、ちょっと変化が欲しかったので写真5のような感じで汚しています。
今回はここで終了です。次回は汚し塗装になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~①準備編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~②塗料の製作編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~③白色塗装編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~④白色塗装の調整編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~⑥オイル汚れ編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~⑦泥汚れ編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~⑧雪の付着とおまけ編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~⑨まとめ編~