前回はオイル汚れの説明をしました。今回は泥汚れを行います。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~⑥オイル汚れ編~
=🐣泥汚れの表現=
今回はクレオスから発売されている写真1のウェザリングカラーを使用します。この3種類は色合いが薄めなので、冬季迷彩の上から塗装するには丁度良いです。もっと濃い汚れを付けたい場合は濃いめのウェザリングカラーを使用して下さい。
🐦今回使用したウェザリングカラーを下記に載せておきます。参考にして下さい。
GSIクレオス Mr.ウェザリングカラ- オーカーソイル 40ml 模型用塗料 WC16
GSIクレオス Mr.ウェザリングカラ- マットアンバー 40ml 模型用塗料 WC17
GSIクレオス Mr.ウェザリングカラ- シェイドブラウン 40ml 模型用塗料 WC18
実際の写真をみると、冬季迷彩をして行動する地域は、雪解けの時期以外は雪で地面が見えていない事が多いです。しっかり雪が積もっているのでキャタピラには泥よりも雪が多く付いています。そのため今回は泥汚れは控え目にします。
1.泥汚れ塗装
よく撹拌したウェザリングカラーを塗料皿に取り出します。やや大きめの筆に塗料を着けて、車体下部に筆を近づけます。爪楊枝で筆先をはらっていくと、小さい飛沫が車体に付着します。色の変化をつけるために、この作業を3種類のウェザリングカラーで行います。順番はとくに気にしなくていいので、とりあえず3回前後左右の車体下部に泥汚れの塗装をします。
作業しやすい車体側面から行うといいと思います。写真2、3のように爪楊枝で塗料を飛ばしていきます。汚し具合が気に入らなかったら、エナメル溶剤で拭き取ってからもう一度やり直して下さい。オイル汚れと同じようにやり直していくうちに、汚れに深みがでてくるので気に入った表現になるまでやり直してみて下さい。
🐥ウェザリングカラー専用の溶剤がありますが、普通のエナメル溶剤でも拭き取れます。手元に専用の溶剤がない場合はエナメル溶剤を使用して下さい。
車体上部まで飛んだ飛沫は拭き取った方が自然な感じになります。キャタピラ回りや、車体下部を重点的に塗装します。
車体前部も同様に泥汚れを写真4のように付けていきます。キャタピラには後で雪を付着させる予定ですが、しっかりと泥汚れを飛ばしておきます。
車体後部に写真5のように泥汚れを飛ばします。
🐥エアブラシの空吹きで筆の塗料を飛ばしても問題ないですが、両手が塞がってしまうのでエアブラシの扱いに慣れていないと上手く作業ができません。コントロールも爪楊枝の方が簡単なので、エアブラシよりもお勧めです。
今回はここで終了です。次回は雪の表現とおまけになります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~①準備編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~②塗料の製作編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~③白色塗装編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~④白色塗装の調整編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~⑤スミ入れと排気管の塗装編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~⑥オイル汚れ編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~⑧雪の付着とおまけ編~
【初心者向け】簡単!冬季迷彩の塗装方法(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~⑨まとめ編~