前回は泥汚れを行いました。今回は汚し塗装の続きになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】古いキットの作り方(タミヤ M8自走榴弾砲)~⑨泥汚れ編~
=🐣砂埃の付着=
土色のピグメント、またはパステル粉を車体に付着させます。乾いた筆を使用して、側面よりは上面をメインに写真1のように砂埃を付着させます。
筆にピグメントを付け過ぎると全体が粉っぽくなるので、一度ティッシュに筆を押し付けて、粉を落としてから作業をする事をお勧めします。うっすらと色が着く感じで付着させていきます。
🐦雨垂れ、スミ入れが出来る塗料と土汚れ用のピグメントがセットになった物を下記に載せておきます。参考にして下さい。
GSIクレオス 八雲<YAKUMO>カラーセット 第二次世界大戦 ドイツ軍 西部戦線用 模型用塗料 WY01 ダークウォッシュ/ダークストリークグレイム/ドライマッド/ヨーロッパダスト
=🐣泥はね表現=
土色の塗料を2~3種類使用して泥はねの表現をします。塗料を筆に付けてから、爪楊枝で筆先をはじいて飛沫を車体に付けていきます。専用の塗料でもいいですし、エナメル塗料を少し多目に薄めたものでも大丈夫です。
泥汚れ部分に泥はねの飛沫を付けると泥部分に色の変化ができるので、今回は泥汚れの部分をメインに泥はねを付けていきます。やり過ぎないように注意しながら、写真2~3のように泥はね表現を付けます。
🐦泥はね表現に使用する塗料はクレオスのウェザリングカラーがお勧めです。専用の薄め液や、エナメル溶剤で薄くする事もできるので泥はねの濃さを調節する事ができます。今回使用した物を下記に載せておくので参考にして下さい。
GSIクレオス Mr.ウェザリングカラ- オーカーソイル 40ml 模型用塗料 WC16
GSIクレオス Mr.ウェザリングカラ- マットアンバー 40ml 模型用塗料 WC17
GSIクレオス Mr.ウェザリングカラ- シェイドブラウン 40ml 模型用塗料 WC18
GSIクレオス Mr.ウェザリングカラー 専用うすめ液 110ml
=🐣オイル汚れ=
車体内部の時と同じようにオイル汚れを付けます。
🐔車体内部の塗装を説明した記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】古いキットの作り方(タミヤ M8自走榴弾砲)~⑤車両内部の塗装編~
エンジンハッチ回りや、給油口回りなどを重点的に写真5のようにオイル汚れを付けていきます。
エナメル溶剤を付けた筆で、写真6のようにオイル汚れのフチをぼかしてシミのような感じにします。
🐦オイル汚れやサビ用のピグメントなどがセットになった物を下記に載せておきます。参考にして下さい。
GSIクレオス 八雲<YAKUMO>カラーセット 第二次世界大戦 標準セット 模型用塗料 WY04
=🐣濡れた泥の表現=
オイル汚れ用の塗料をそのまま使用して、濡れた泥の表現をします。泥汚れ部分の濡らしたい箇所に、オイル汚れの塗料を塗ると写真7~10のように濡れた泥汚れの表現ができます。
入り組んだ部分や、地面に近い汚れ部分などを塗装します。失敗してもエナメル溶剤で拭き取ってから、やり直せるので気に入った表現になるまでやってみて下さい。
これで車体の塗装は終了です。
今回はここで終了です。次回はフィギュアなどの取り付けになります。