前回は製作について簡単な説明をしました。今回は下地塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】戦闘機の銀塗装は水性塗料で可能なのか検証してみる(モノクローム 1/144 F86Fセイバー)~①準備編~
=🐣製作の流れ=
今回の製作の流れを説明します。
組み立て→下地塗装(白)→下地塗装(パネル部分)→銀塗装→クリアーコーティング1回目→デカール貼り→クリアーコーティング2回目→スミ入れ→完成
この工程で進めていきます。
=🐣組み立て=
部品数は少ないですが1/144サイズなので、細かい部品が多いです。ピンセットなどを使用して部品を紛失しないように組み立てていきます。
大きさの目安として爪楊枝と並べてみました。1/144サイズの参考にして下さい。
1.機体の組み立て
2機同時に組み立てていきます。小スケールですが合わせ目はしっかり出るので、写真2、3のようにパテ盛りをします。
ここでパテの乾燥のため1日放置します。乾燥後、パテが揮発してヒケができる場合があります。ヒケが生じたら焦らずヒケ部分に再びパテを盛って再び1日放置します。
パテが乾燥したら600番の紙ヤスリでパテ盛りした部分を写真4、5のように削っていきます。ヤスリがけをする前にスジ彫りを深く彫っておくと、スジ彫りが消えにくくなります。
🐦エッチングソーがあるとスジ彫りが楽にできます。下記に載せておくので参考にして下さい。
タミヤ クラフトツールシリーズ No.94 精密ノコギリ エッチング製 プラモデル用工具
ハセガワ トライツール モデリングソーセット 鋸セット プラモデル用工具 TP3
機体の合わせ目の処理をしたら、車輪や主翼パーツを接着していきます。
2.コクピットの塗装
小スケールだとコクピット内のデカールがない場合が多いので、機体の組み立て後に塗装します。
まずは写真6のようにコクピット内部のパーツを接着します。
説明書の指示通りにコクピット内部を写真7のように塗装します。コクピット自体が小さいので、コクピット内部はスミ入れせずに塗装のみになっています。
キャノピーを写真8のように接着します。接着には木工用ボンドを使用していますが、クリアーパーツ用の接着剤を持っている場合はそちらを使用して下さい。
キャノピーのマスキングをします。マスキングテープを使用してもいいのですが、マスキング部分が小さいので写真9のように木工用ボンドでマスキングをします。
木工用ボンドをやや厚めに塗ると、剥がす時に作業が楽になります。マスキングゾルがあればそちらを使用しても問題ないです。
塗装前の状態が写真10になります。キャノピーが透けてますが、木工用ボンドは乾く透明になるので問題ないです。
今回はここで終了です。次回は下地塗装になります。