前回は服の塗の説明をしました。今回は装備品の塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】フィギュアの製作と塗装法(タミヤ 1/35 アメリカ歩兵偵察セット)~⑧服の塗装編~
=🐣装備品の塗装=
前回、服の塗装が終了した状態が写真1になります。
この後、服に明暗を付けていくのですが、その前に装備品の塗装をします。
まずはサスペンダーや弾薬ベルトを写真2のようにで塗装します。装備品は服と区別するために、フラットベースは加えないで通常のツヤ消し状態で塗装します。
サスペンダーなどをはみ出さないで塗装するの難しいでが、服に明暗を付けていく作業の時に、修正できるのであまりはみ出しを気にしないで塗装します。
水筒やスコップなど背面の装備品も写真3のように塗装します。
サスペンダーと弾薬ベルトはXF60ダークイエローで塗装しましたが、水筒までダークイエローにすると単調になるので、水筒はXF49カーキにしています。装備品の塗装は単調にならないように、装備品ごとに色を少し変えた方がいいです。
スコップ部分は服はXF51カーキドラブで塗装していますが、フラットベースを加えていないので、服部分とはツヤが異なり同じには見えなくなります。このように装備品と服を区別させるために装備品にはフラットベースを加えないようにしています。
🐥足のブーツ部分は手で持ちやすい場所なので、この時点で塗装してしまうと塗装作業中に何度も触れてしまい、塗料が剥がれてしまう場合があります。そのためブーツの部分は最後に塗装します。
この後で服の明暗塗装をします。
=🐣髪の塗装=
髪の塗装を忘れていたのでここで塗装してしまいます。ヘルメットを被るのであまり目立たないですが、うなじの部分だけはヘルメットの隙間から見えるので塗装はしておいた方がいいです。
ブロンドヘアーの場合、ゴールドや黄色のような明るい色ではなく、XF60ダークイエローで塗装します。基本色、暗い部分、明るい部分の3色で塗装すると結構自然な感じになります。
まずはXF60ダークイエローに、XF64レッドブラウンを混ぜた塗料を写真4のようにうなじに塗装します。
次に髪を塗った部分にXF64レッドブラウンで軽く髪の流れに沿うようにして、写真5のように軽い線を描いていきます。
最後に、XF60ダークイエローで同じように、髪の流れに沿って線を写真6のように描いていきます。
これで髪の塗装は終了です。ヘルメットを被っている状態なので、3段階で明暗を付けましたが、ヘルメットを被っていない状態の時は4~5段階ぐらいで色の変化を付けた方が自然な感じになります。一番明るい色がダークイエローになるように色の調合をすればいいと思います。
今回の記事はここで終了です。次回は服や装備品の明暗になります。
🐦装備品や服装の色で迷った時はカラーの資料本があると便利です。下記に載せた本は発売年が古いので探すのが大変ですが、軍事関係書などを多く取り扱っている書店だと見つけられるかもしれないです。第二次世界大戦中の米軍軍装に関してはこの一冊で充分なので、米軍フィギュアに興味がある人は見かけたら購入しておいた方がいいです。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。