前回で車両の組み立ては終了しました。今回から塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】戦車模型の専用エッチングパーツ使用法(タミヤ 1/35 10式戦車)~⑨砲塔の製作編その3~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.329 陸上自衛隊 10式戦車
=🐣エッチングパーツの判別方法=
エッチングパーツの組み立てが終了したので、お得なエッチングパーツの判別方法を簡単に説明します。エッチングパーツの購入で悩んでしまう方は参考にしてみて下さい。
写真2のようなシートの状態で、どこに使用するか解るパーツが多ければ多いほどお得です。パーツ数にもよりますが、パーツ数が少ないものなら70%以上、多いものなら50%程度のパーツが見ただけで解るようならお買い得だと思います。
見ただけでどこに使用するか解るパーツは、効果が高い部分や目立つ部分に使用されている確率が高く、そういったパーツが多いとそれだけお得という事になります。これなら一瞬で判別できるので、エッチングパーツの購入で悩んでしまった時は参考にしてみて下さい。
=🐣メタルプライマー=
塗料の食い付きをよくするために、エッチング部分にメタルプライマーを塗ります。私は缶スプレーを均一に吹くのは苦手でなので、サーフェイサーを使用してませんが、プライマーの代わりにサーフェイサーを使用しても問題ないです。
メタルプライマーは粘度がちょっと高いので、目の細かいメッシュ部分などは、埋まってしまう場合があります。メッシュ部分が埋まってしまった場合は、針などでしっかりと貫通させてから、下地塗装を行って下さい。
🐦️下記にメタルプライマーを載せておくので、参考にして下さい。筆塗りが可能ですが、希釈や筆洗いにはラッカー系溶剤が必要になります。
=🐣下地塗装=
下地塗装で明暗をつけておくと、基本塗装を吹き付けるだけで明暗のグラデーションが表現できます。白と黒を使用して下地に明暗を付けていきます。
まずはペリスコープや光学センサー部分、車体前部ライトをマスキングします。前部ライトのマスキングは下記に載せた記事で詳しく説明しているので、そちらを参考にして下さい。
【初心者向け】戦車模型の専用エッチングパーツ使用法(タミヤ 1/35 10式戦車)~③エッチングパーツの取り付け編その1~
マスキングが終了したら全体をタミヤアクリル塗料XF1フラットブラックで塗装をします。ブラックを塗装する時は車体と砲塔は取り外すようにして下さい。奥まった部分や車体下部の塗り残しに注意してフラットブラックを吹き付けます。
下地塗装が終了した状態が写真4~9になります。
黒塗装が終了したらタミヤアクリル塗料XF2フラットホワイトを、光が当たる部分を中心に吹き付けます。光が当たる車両上面は強めに、車体下部や足回りなど影になる部分は弱めに吹き付けます。
影を付けるので、砲塔を車体に取り付けてからホワイトを吹き付けるようにして下さい。また、ジオラマなどで砲塔を回転させた状態にする場合は、砲塔を回転させた状態で白を吹き付けるようにして下さい。
白吹き付けが終了した状態が写真10~12になります。
砲塔を外すと写真13のように車体に影が残ります。黒が強いとハッキリした影になります。砲塔を回転させた際に影が強く残ってしまうのが気になる方は、軽く白を吹き付けて黒のトーンを弱くして下さい。
写真13は軽くホワイトを吹き付けて少し黒のトーンを抑えています。砲塔を固定して飾る場合は、黒のトーンを弱くする必要はないいです。
今回は現用戦車なので傷や塗装剥がれなどの表現は控える事にしました。
今回はここで終了です。次回は基本塗装になります。
🐔今回の製作記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。