戦車模型は迷彩塗装が大変と考える人が多いと思いますが、迷彩塗装までは意外とサクサク進みます。そこからの細部塗装や仕上げ塗装の方が面倒で、基本塗装や迷彩塗装で作業がストップしてしまったという人も多いと思います。
今回はタコムのタイガーⅠ戦車を使用して、細部塗装と仕上げ塗装を中心に説明していきます。細部塗装や仕上げ塗装で悩んだり、作業がストップしてしまう人はちょっと参考にしてみて下さい。
=🐣キットについて=
今回は写真1のタコムから発売されている1/35タイガーⅠ中期型を使用します。
キャタピラは部分連結式で1コマずつ接着するタイプよりは組み立て易くなっています。エッチングパーツが付属していますが、エンジングリルのメッシュとバケツの取手だけなので、エッチングが苦手な人でも気楽に製作できます。
金属製の砲身が付属していますが、プラスチック製の物も用意されています。車体上部に取り付ける牽引ワイヤーは金属製で、代用パーツは無いので加工作業が必要になります。取り付け金具は別パーツになっているので、ワイヤーを取り付けていない状態でも製作可能です。
中期型に必須のツィンメリットコーティングは、パーツにモールドされているので、コーティング作業無しで製作する事ができます。
アクセサリーパーツ豊富に付属されていますが、フィギュアは付属していないのでフィギュアを乗せたい場合は別途用意する必要があります。
🐦️今回使用するキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タコム 1/35 Sd.Kfz.181 Pz.Kpfw.VI タイガー1 中期型・ツィンメリットコーティング プラモデル
パーツ数はやや多めですが難易度の高い作業はないので、初心者にも組み立てやすいキットになっています。興味のある方は是非製作してみて下さい。
=🐣必要な工具=
ニッパー、プラスチック用接着剤、ピンセットなどの基本的な組み立て道具は必要です。
今回はエッチングパーツや金属パーツが封入されているので、瞬間接着剤が必要になります。目立つ合わせ目はないですが、付属のアクセサリーパーツと車体の隙間を埋めるためのエポキシパテがあると便利です。
=🐣塗装について=
下地塗装、基本塗装はタミヤアクリル塗料を使用します。細部塗装と仕上げ塗装はタミヤエナメル塗料をメインに使用していきます。
今回はここで終了です。次回から製作になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。