前回は旗の製作をしました。今回はフィギュアの製作になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ビーバーコーポレーション 1/72 日本 航空母艦 赤城 艦橋と飛行甲板 1941年 真珠湾攻撃 1/16 日本海軍将官フィギュア付
=🐣フィギュアの製作と塗装=
フィギュアは別売りの整備兵セットを使用しているため、艦橋に乗せるにはちょっと不自然なポーズの物もあります。そのためフィギュアのポーズを変更させる作業をします。
🐦️今回使用しているフィギュアセットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ビーバーコーポレーション 1/72 日本海軍 整備員フィギュア 22体
ビーバーコーポレーション 1/72 日本陸軍 整備員フィギュア 1 24体入
🐔大きさは異なりますが、1/35のフィギュアと同じ方法になります。フィギュア改造の記事を下記に載せておくので、こちらも参考にしてみて下さい。
【初心者向け】簡単!1/35フィギュアの改造と塗装法~①準備編~
まずは写真1のようにポーズを変えたい関節部分を切断します。
艦橋の柵に手をかけている状態にしたいので、写真2のように柵の高さと同じ幅のプラ板を用意します。柵と手すりでは若干高さが異なるので、プラ板は柵と手すりの2種類を用意しておきます。
通常はプラスチック用の接着剤で仮止めをするのですが、今回は3Dプリンター製のフィギュアのためプラスチック用の接着剤が使用できません。そのため仮止めはエポキシパテを使用して行います。
ポーズを変更したい部分に少量のパテを盛り付けて、写真2のようにプラ板をガイドにしてポーズの変更をします。ポーズが決まったらパテが乾燥するまで放置します。パテの硬化前に関節の隙間を埋めようとすると、ポーズが崩れてしまうので注意して下さい。
パテが硬化したら隙間部分をパテで埋めていきます。パテが硬化する前にラッカー系溶剤を付けた筆で撫でると表面が滑らかになります。フィギュアが小さくヤスリがけが大変なので、ヤスリがけの代わりに溶剤で表面を滑らかにしています。
1/72の場合は服のシワなどは特に考える必要はないので、パテで隙間を埋めるだけで十分です。プロポーションがちゃんとしてるかだけを意識すれば問題ないです。
ポーズの変更が終了した状態が写真3、4になります。
パテが乾燥したら塗装をします。少し暗い色で上着とズボンの境目を塗り、少し明るい色でドライブラシをして軽く明暗を付けると立体感が出ます。整備員の服は白ですが、デッキタンなどの白に近い色を基本色にする事で白でのドライブラシが可能になります。
1/72のフィギュアはハッキリと塗り分ける必要はないです。パイロット、士官、整備員の区別が付けば良いので、遠目から見て服装の違いが解ればとくに問題ないです。
今回使用するフィギュア全ての塗装が終了した状態が写真6になります。この時点では、どこにどのフィギュアを配置するかは決めていません。完成後にフィギュアが合いそうな場所に一体ずつ設置をしていきます。
パイロットのフィギュアは、ハセガワの搭乗員セットを使用しています。
🐦️この春に士官のフィギュアセットが発売されました。これを使用すれば艦橋のフィギュア製作が楽になると思うので、改造が面倒な人にはお勧めです。輸入品のため入荷が不安定なので、興味のある方には在庫がある時に購入しておく事をお勧めします。
ビーバーコーポレーション 1/72 日本海軍 士官、見張り員フィギュア 29体入 3Dプリンター製キット
🐔ブリッジ内部の製作時に整備員を士官に改造する方法を説明しています。下記に載せておくのでこちらも参考にして下さい。
タコム 1/72 赤城艦橋を製作してみる ~⑥ブリッジ内部の製作編その2~
=🐣艦橋の取り付け=
艦橋を飛行甲板に取り付けます。写真7のように前部の伝声管の取り付けと塗装を忘れないようにして下さい。この部分は艦橋の取り付け後だと、甲板に接着するのが難しくなるので注意して下さい。
艦橋を写真8のように取り付けます。取り付ける際にガイド穴がきついと、艦橋をはめる際に力が入って破損する可能性があります。そのため、先に仮組みをしてガイド穴がきつくないか接着前に確認をして下さい。キツい場合はヤスリやナイフでガイド穴やガイド部分を削って調節をします。
LEDを使用する場合は、配線を甲板上の穴から通す事を忘れないようにします。
艦橋の接着が終了した状態が写真9~13になります。接着をしたらしばらくの間は、艦橋が浮き上がらないように上から押さえておきます。
LEDを発行させると写真14、15のようになります。
今回はここで終了です。次回は旗の取り付けになります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。