前回は地面の仕上げ作業をしました。今回は台座部分の仕上げ作業をします。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!草木のあるジオラマ製作法~⑱地面の仕上げ編~
=🐣台座部分の仕上げ作業=
地面が完成したので台座の仕上げ作業を行います。
台座の仕上げは最後では?と思うかもしれませんが、最後の作業にしてしまうと完成を焦って手抜き作業になりやすいです。そのため、もうエアブラシで塗装をしないという状況になった時点で、台座を仕上げてしまいます。
🐔飾り台の製作や塗装についての記事を下記に載せてきます。こちらも参考にして下さい。
地面製作の最初に側面を黒で塗装したのですが、その後の塗装作業やテクスチャーペイントのはみ出しなどによって、側面部分は写真1のように汚れています。
地面の段階でマスキングをすればいいのですが、マスキングをしてから地面製作をすると、マスキングテープを剥がす時に地面部分も剥がれて破損する場合があります。さらに無塗装状態の隙間なども発生してしまう事もあるので、土の地面を製作する時はあまりマスキングテープを使用しないようにしています。
側面に大きくはみ出したテクスチャーペイントがあったら、デザインナイフで切り取ります。側面がきれいになったらタミヤアクリル塗料X1ブラックで写真2のように塗装します。
🐥側面部分の塗装は好みの色で塗装して下さい。地味な色の方がジオラマが引き立つのであまり派手な色は避けた方がいいです。
木製部分には写真3の水性ウレタンニスを使用します。このウレタンニス自体が茶色に着色されているので、薄い色にしたい場合は木製部分を塗装する必要があります。
🐦下記にウレタンニスを載せておくので参考にして下さい。1本あれば数十個の台座を製作する事ができます。
和信ペイント 水性ウレタンニス エボニー 130ml 屋内木部用 ウレタン樹脂配合 低臭・速乾
和信ペイント 水性ウレタンニス けやき 130ml 屋内木部用 ウレタン樹脂配合 低臭・速乾
今回少し明るめにしたかったので、木製部分をタミヤアクリル塗料XF78木甲板色で写真4、5のように塗装します。
下地塗装が乾いたらウレタンニスを塗ります。ムラが木目のように見えるので、筆ムラは気にしないで塗装をして下さい。ただし筆運びの向きと木目の方向が同じになるように注意して下さい。1回目のニス塗りが終了した状態が写真6、7になります。
写真7、8の状態からさらに3回ほどニスを重ね塗りした状態が写真8、9になります。自分のイメージに近い色になったら終了です。
ニス塗りは簡単ですが、乾燥と重ね塗りの繰り返しなので時間がかかってしまいます。乾燥のため1日は置いておきたいので、3回重ね塗りをすると3日程掛かってしまいます。
完成後だと先を焦って台座の仕上げ作業が疎かになってしまうので、完成ちょっと前にする事をお勧めします。台座がきれいになると作品自体が引き締まるので、是非時間を掛けて丁寧に仕上げ作業をして下さい。
今回はここで終了です。次回は車両とフィギュアの配置になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。