前回は車両周りの地面を製作しました。今回はフィギュア周りの地面を製作します。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!草木のあるジオラマ製作法~⑥地面の製作編その3~
=🐣フィギュア周りの地面製作その1=
写真1のケッテンクラートと石垣に挟まれた箇所に、銃を構えるフィギュアを配置していきます。
まずは写真2、3のように最終的な配置の確認をします。フィギュアの足裏に取り付けた真鍮線をしっかりとベースに差し込み、取り付け位置の印を付けます。
土を盛り付ける範囲を決めて、写真4のように印を付けます。
フィギュアを取り外します。取り付け用の印が消えないように、真鍮線を写真5のように穴に差し込みます。
真鍮線を差し込んだら写真6のようにテクスチャーペイントを、周囲の厚さと同じになるようにして盛り付けます。
🐦️下記に今回使用しているテクスチャーペイント(土 ダークアース)を載せておきます。水性で扱いやすく地面の質感もリアルです。ある程度の盛り付けも可能で、激しい泥汚れとして車両にも使用できるのでお勧めです。
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.121 情景テクスチャーペイント (土 ダークアース) 250ml 87121
しばらく放置して表面の水気が無くなってきたら、歯ブラシや硬めの筆で叩いて写真7のように表面を荒らしていきます。
表面を荒らしたら、写真8のようにもう一度車両をベースに乗せます。
地面に差した真鍮線を抜き取り、その穴を目印にして写真9、10、11のようにフィギュアを配置します。乾いた地面にするので、足が地面にめり込まないように注意しながら、足や膝が地面にフィットするように軽く押し込みます。
車両を外すと写真12のようになります。
フィギュアを取り外すと、写真13の赤丸で囲んだ部分に軽く膝と靴の跡があります。この部分はフィギュアの接着ガイドになるので、削ったり埋めないように注意して下さい。
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.377 ドイツ軍 Sd.Kfz.2 ケッテンクラート中期型
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.196 ドイツ陸軍 歩兵 アタックチームセット
=🐣フィギュア周りの地面製作その2=
銃を構えたフィギュア周りの地面が乾燥したら、次に手榴弾を投げるフィギュアを配置します。
まずは写真14、15のようにフィギュアの配置を確認します。
配置の確認が終了したら、写真16のように真鍮線を差して配置用の穴が消えないようにします。
テクスチャーペイントを周囲を同じ厚さになるようにして、写真17のように盛り付けます。
盛り付けたテクスチャーペイント表面の水気が無くなってきたら、写真18のように軽く製作した石をランダムにばらまきます。
フィギュアが不安定なのでテクスチャーペイントの表面を荒らす前にフィギュアの配置を行います。足を地面に埋め込みすぎないように注意しながら、足裏と地面の間に隙間が発生しないようにして配置をします。
不安定なフィギュアを配置すると、体が斜めになったり足裏が浮いてしまう場合があります。そういった場合は、足裏の土を少し盛り上げたり、ばらまいた小石を足裏に敷くなどして、地面の高さを変えて体の向きや体勢を調節します。配置が終了した状態が写真19になります。
配置が完了したら、歯ブラシや硬い筆で地面表面を写真19のように荒らしていきます。
全ての作業が終了した状態が写真20になります。
フィギュアと車両を取り外した状態が写真21になります。この状態で塗装を行います。
今回はここで終了です。次回は簡単な地面製作のコツを説明します。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。