プラモデルを光らせたい!と考えた事がある人は多いと思います。ですが、電気回路や配線の工作が面倒で諦めてしまった人も多いと思います。
今回は簡単な装置や配線で模型を光らせる方法を説明します。電飾には興味あるけどどうもハードルが高いと思っている方は、ちょっと参考にしてみて下さい。
=🐣使用するキット=
今回は写真1のゲッコーモデルから発売されているコンテナ兵舎を使用します。

このキットは箱絵の通り、コンテナを2個繋いだベトナム戦争時の兵舎キットになります。天井とコンテナ周囲を囲む土嚢がセットされていて、地面を製作しなくても情景的なものが楽しめるキットになっています。
兵士2体とベットやロッカー、扇風機などの小物がセットされています。コンテナ側面に貼り付ける表示板と、付属されている銃のスリングがエッチングパーツになっています。
時計や扇風機など家具としての小物は充実していますが、装備品的な小物は含まれていないので、必要な場合は別途用意する必要があります。
🐦️今回使用するキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
=🐣電飾について=
今回は写真2のムギ球と電池ボックスを使用して、コンテナ兵舎を光らせます。

以前記事にした電飾を組み込んだ模型製作は、市販の電飾キットを使用しました。使用した電飾キットは電池ボックスや配線されたLEDライトがセットされているので扱いやすさはありますが、コードの長さやライトの数などが自由に選択出来ないのが難点ででした。
🐔市販の電飾キットを使用した製作記事を下記に載せておきます。興味のある方は読んでみて下さい。
【初心者向け】ミニアートの路面電車キットに電飾を仕込む(ミニアート 1/35 路面電車)~①準備編~
今回は個別に電球と電池ボックスを使用するので、市販の電飾キットよりは自由度が高くなります。配線もムギ球のコードを電池ボックスに繋ぐだけなので難易度は高くないです。スイッチや配線を隠したくなりますが、そこは開き直って正面から見えなければ問題なしという感覚で製作していきます。
🐦️下記にムギ球と電池ボックスを載せておきます。二つ合わせても500円程度なので気軽に電飾に挑戦する事ができます。興味のある方は参考にして下さい。
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電飾で厄介なのがハンダ付けです。やけどの危険性もあるので、慣れていない人にとってはかなりハードルが高いです。正直言って私自身もハンダ付けは苦手です。
今回はムギ球二つと電源は乾電池という簡単な装置なので、ハンダ付け無しで作業を進めていきます。若干強度や接触に不安がありますが、スイッチを外に配置するので配線が取れたり、接触が悪くなっても簡単に治す事ができるので、その辺はあまり心配しないで作業をする事にします。
=🐣台座について=
今回はジオラマとして製作しますが、単品作品として電飾する場合でも電池ボックスの配置場所として台座は必要になります。台座は写真3の普通に100円均一で売っている木製の板を使用します。
台座を使用しない場合は、配線やスイッチをキット内に組み込む必要があります。慣れている人は問題ない作業ですが、初めて電飾をしてみる人にとってはかなり難しい作業になるので注意して下さい。

配線を隠そうとすると台座に穴を開けてコードを通すなどの作業が必要になるため、材質や高さなど自分の製作に合った台座を探すのが一苦労ですが、今回は正面から見えないようにするだけなので大きさを考えるだけで大丈夫です。電気ボックスのスペースがあるので少し大きめの物を選択しました。
今回はここで終了になります。次回から製作になります。
