前回は天井の組み立てをしました。今回は外部の塗装をします。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】ミニアートの路面電車キットに電飾を仕込む(ミニアート 1/35 路面電車)~⑥天井の組み立てと加工編~
=🐣客席外部の塗装=
乗客の塗装が終了したので客室に配置します。車内には写真1のフィギュアを配置していきます。
🐔フィギュア製作の記事を下記に載せておくので、フィギュア塗装はこちらを参考にして下さい。
【初心者向け】フィギュアの塗装法(タミヤ 1/35 アメリカ歩兵偵察セット)~①準備編~
フィギュアを配置する前に外装パーツを取り付けようとしたのですが、塗り分け部分に凹凸が多く取り付けた後に塗り分けをするのはちょっと大変と感じたので、外装の塗装をしてから車体に取り付ける事にします。
🐦️今回使用しているフィギュアを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ミニアート 1/35 ドイツ民間人 着座姿勢 30年代/40年代 5体入
フィギュアを配置する前に外装パーツを取り付けようとしたのですが、塗り分け部分に凹凸が多く取り付け後にマスキングをするのはちょっと大変と感じたので、外装の塗装をしてから車体に取り付ける事にします。
接着前に塗装する場合は内側にも塗料が飛ぶ可能性があるので、内側にもマスキングテープを貼っておきます。内側のマスキングは広範囲なので、太めのマスキングテープを用意した方が作業が楽になります。
マスキングが終了した状態が写真2、3になります。
タミヤアクリル塗料XF2フラットホワイトを写真4のように吹き付けます。パーツ側面の塗装が忘れがちなので、しっかり側面まで塗装するようにして下さい。
塗料が乾燥したら、説明書を参考にして写真5のように塗り分け部分のマスキングをします。
マスキングが終了したら、写真6のようにXF7フラットレッドを吹き付けます。
マスキングテープを剥がすと写真7、8のように、段差部分を中心に赤がはみ出してしまった箇所があります。
はみ出した部分をホワイトで修正していきます。何度も重ね塗りをするとはみ出したレッドが、溶けて広がる場合があるので少し濃い目にしてあまり筆を動かさないようにして、1~2回程度の筆運びで塗装するようにして下さい。
修正が終了した状態が写真9、10になります。
🐥下地が溶けてしまって上手く修正できない場合は、エナメル塗料で修正してみて下さい。エナメル塗料はアクリル塗料に影響しないので、下地を溶かす事なく重ね塗りができます。失敗しても下地に影響なく溶剤で拭き取る事ができるので、上手くいかない場合は試してみて下さい。
基本塗装と留め金などの細部塗装が終了した状態が、写真11になります。
=🐣デカール貼り=
コーティング塗装の前にデカール貼りをします。車両番号のデカールは1桁ずつ貼り付けるタイプなので、各数字の間隔や位置に気を付けて貼るようにします。
デカールを貼り終えたら、デカールの保護と全体のツヤを整えるためのコーティング塗装をします。今回は半ツヤ状態にしたいので、タミヤアクリル塗料X35セミグロスクリアーを使用します。
コーティング塗装が終了した状態が写真13になります。
外装はすべて塗装してから接着する事にしたので、この時点で窓ガラスのマスキングテープを剥がしても大丈夫です。フィギュアがどのように見えるかガラス越しに確認したいので、写真14のようにマスキングテープを剥がします。
🐦️今回使用している物と同じタイプのキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
=🐣車体下部の塗装=
外装の接着の前に車体下部の塗装をします。写真15、16のようにマスキングをしてからX18セミグロスブラックを吹き付けます。
セミグロスブラックで塗装したら、板バネなどの細部塗装を行います。細部塗装が終了したら、X35セミグロスクリアーでコーティング塗装をします。
コーティング塗装が終了した状態が写真17、18になります。
=🐣客室の組み立て=
まずは写真19のように片側の外装を接着します。
片側を取り付けたら、写真20のように仮配置をしながらどこに配置するか決めます。
フィギュアの配置が決定したら、写真21のように反対側の外装も接着します。
左右の外装と客室と運転席の隔壁を接着して、フィギュアを配置します。塗装後にフィギュアの接着をする場合は、塗膜に影響の少ない木工用ボンドがお勧めです。
フィギュアの接着が終了した状態が写真22、23になります。
車体後部のドアは乗車のため開ける予定なので、客席と運転席を繋ぐ後部のドアは写真24のように開いた状態で接着しています。
今回はここで終了です。次回は台座の加工になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。