前回は土台の穴開け作業を行いました。今回は堀の製作をします。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【城好き向け】難攻不落!史上最強の山城を作る!(岐阜城 童友社 1/350)~③土台の工作編~
=🐣堀の製作=
堀の製作にはタミヤのエポキシパテの速硬化タイプを使用します。速硬化タイプなので、15分ぐらいから硬化が始まるので少量ずつ練って使用します。
🐦今回使用したパテを載せておきます。参考にして下さい。
エポキシ造形 パテ (速硬化タイプ) 25g タミヤ メイクアップ材 tm051///プラモデルの補修や改造などに使えるパテです。
パテ自体は硬化するまでは柔らかいので、一気に堀を作ろうとするとなかなか形になりません。そのため堀は2段階で製作していきます。
竪堀は写真1のようにパテを裏側の両脇に盛って、プラパンで底を作る感じで固定します。パテを使用せずにプラパンだけ使用してもいいのですが、竪堀の裏部分は平面ではないので、パテを使用した方が楽だと思います。
表から見ると写真2のようになります。
堀切部分も写真3のように裏からパテとプラパンで、底を作ります。これは二の丸櫓と本丸の間にある堀切の裏側になります。
堀はこの状態でパテの硬化を待ちます。硬化したら、パテで写真4のように堀の中身を製作していきます。パテはベタベタしているので、指やヘラに水を付けて作業するとパテが付きにくくなります。
この後でテクスチャーペイントで地面の表現をするので、パテの表面を特に滑らかにする必要はありません。指紋がついた状態でも大丈夫です。
この時に1/350のフィギュアを目安にして、深さなどを決めます。写真5の堀切は3mの深さで設定しています。堀切の中央部にフィギュアを配置しているので参考にして下さい。
同様に写真6のように二の丸門前の堀切を製作します。
=🐣地面の製作=
前回削った土台部分に、パテで地面を製作していきます。穴の面積が大きくてパテが上手く盛れない時は、堀と同じようにプラパンで底を作ってからパテを盛ります。写真7は虎口上の石垣部分になります。
ここもテクスチャーペイントを使用するので、表面を滑らかにする必要はないのですが、地面の形だけはしっかりと整えておきます。
=🐣山道の製作=
写真8のように二の丸門前の堀切に続く山道をパテで製作します。
かなり急勾配になったので、パテの硬化後に階段を作ります。まずは、写真9のように爪楊枝をナイフで削って直角の面を作ります。これが階段製作の道具になります。
階段を製作したい場所に薄くパテを伸ばすように盛り付け、製作した爪楊枝の直角部分をパテに押し付け、写真10のように階段を製作していきます。爪楊枝は水で濡らして作業をすると、パテが付着し難くなるので作業がしやすくなります。
山道の部分のパテが硬化していないと、階段を製作するときに山道自体の形が崩れてしまうので硬化後に行うようにして下さい。
🐥爪楊枝を押し当てる間隔を短くすると、階段に見えやすくなります。1/350の小スケールなので、なんとなく階段っぽい感じに仕上げるだけで充分です。
今回はここで終了です。次回は建物の製作になります。