【初心者向け】キット付属のベースでジオラマを製作する~④地面の製作編~

 前回はジオラマに配置するフィギュアの製作をしました。今回は地面の製作になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】キット付属のベースでジオラマを製作する~③フィギュアの製作編~

🐦️今回ジオラマベースとして使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣地面の製作=

 フィギュアと車両を配置した状態が写真1になります。これだけでジオラマっぽくなりましたが、どうしても地面の表現が物足りなく感じてしまいます。簡易ジオラマとしてはこれで十分ですが、もう少しリアルに仕上げたいので、タミヤテクスチャーペイントで地面を製作していきます。

写真1

 一気に地面を製作するのは結構大変なので、分割して作業することにします。まずは分割する範囲を決めて写真2のようにマジックで印を付けます。キリのよい箇所で区切るようにして下さい。

写真2

 まずは車両部分の地面を製作します。

写真3

 写真4のようにタミヤテクスチャーペイントのダークアースを盛り付けます。テクスチャーペイントは着色されているので塗るだけで地面のように見えますが、テクスチャーがしっかり盛り付けられていないと地面の凹凸は表現できないので注意して下さい。

 テクスチャーペイントは乾燥後でもナイフで簡単に削る事ができるので、側面をマスキングする必要はないですが、気になる人はマスキングテープなどで側面をマスキングをしてから盛り付けるようにして下さい。

写真4

🐔下記にテクスチャーペインについて詳しく説明した記事を載せておきます。写真で盛り付け具合などを説明しているので、テクスチャーペイントを使用する際はちょっと参考にしてみて下さい。

【初心者向け】簡単!タミヤテクスチャーペイントを使った泥汚れの製作方法(タミヤ 1/35 M10駆逐戦車)~②テクスチャーペイントの特色と使用方法編~

 気温や盛り付けの厚さによって変化しますが、だいたい30分~1時間程度経過すると硬化が始まります。表面がある程度硬くなってきたら、ブラシや毛の固い筆などで軽く叩いて表面を荒らしていきます。

 テクスチャーペイントには接着力があるので、この時点で小石をばらまいておけば、硬化した時に小石が固定された状態になります。また、余ったタイヤパーツなどを軽く当てる事で、タイヤ跡を付ける事も可能です。硬化が始まって表面が固くなってきた時が一番作業しやすいので、テクスチャーペイントを盛り付けたらこまめに表面の状態を確認して作業しやすい時間帯を逃さないようにして下さい。

 表面処理を終えた状態が写真5になります。

写真5

 表面処理が終了したら写真6のように車両を乗せます。上から強く押し付けるとタイヤの跡はハッキリ残りますが、地面にめり込んだ状態になってしまいます。車両がめり込まない程度にタイヤ跡を付けるようにして下さい。

 テクスチャーペイントには接着力があるので、車両を乗せたまま乾燥させると硬化後に車両と地面がくっついてしまう場合があります。強く引っ張れば外れますがその際に破損してしまう事もあるので、 跡を付けたら素早く車両やフィギュアを外すようにして下さい。

写真6

🐦️今回使用しているテクスチャーペイントを載せておきます。残量が不安になってしまう人は余裕のある大瓶タイプをお勧めします。蓋さえしっかり閉めておけば長期保存も可能なので使いきる必要はないです。参考にして下さい。

 土手部分は分割した方が作業しやすそうだったので、写真7のように土手部分を分割して製作しました。ここも同じように硬化が始まってきたら、筆やブラシで表面を荒らします。

写真7

 フィギュアを配置する部分にテクスチャーペイントを盛り付けます。今回はベース裏側から真鍮線を通した穴の位置を確認できるので問題ないですが、裏側から穴の位置を確認できない場合は、穴の位置が解るように真鍮線などを穴に刺した状態でテクスチャーペイントを盛り付けて下さい

 表面処理が終了したら写真8のようにフィギュアを配置します。ここも強く押し込むと足が地面にめり込んでしまうので、力加減には注意するようにして下さい。座り込むフィギュアは水牛と目を合わせている感じにしたかったので、水牛を配置して向きや角度を調節しました。

写真8

 残りの地面も写真9、10のようにテクスチャーペイントを盛り付けます。

写真9

 境目が気になるかもしれませんが、境目をブラシでちょっと強めに叩けば境目が目立たなくなります。乾燥後に境目が気になるならテクスチャーペイントを気になる部分に塗って、少し時間をおいてから表面をブラシで叩けば目立たなくなります。

写真10

 表面処理をしてからフィギュアを配置した状態が写真11になります。自転車のハンドルは木工用ボンドの点付けで仮接着しています。ハンドルの高さが合わない場合は、フィギュアや自転車の下に石などを詰めたり、足元のテクスチャーペイントを少し取り除くなどして高さを合わせて下さい

写真11

 タミヤテクスチャーペイントは盛り付けに多少のコツが必要ですが、瓶の内容物をそのまま盛り付けるので、簡単に分割して作業をする事ができます。気楽に分割作業ができるため、ジオラマ製作に慣れていない人にとっては使いやすい素材だと思うので、興味のある人はちょっと使ってみて下さい。

 地面が完全硬化した後に、車両とフィギュアを配置した状態が写真12~15になります。この時点で気になる箇所があったら修正作業を行います。テクスチャーペイントは硬化後でもノミやナイフで簡単に削れるので、気になる箇所のテクスチャーを削ってもう一度盛り付け作業を行います。

写真12
写真13
写真14
写真15

 キット付属のジオラマベースは、最初から地面の起伏が再現されているのでとても便利なのですが、インジェクションキットなのでどうしても地面の表現には限界があります。テクスチャーペイントなどで手を加えればよりリアルな仕上がりになるので、地面の表現が物足りなく感じた人は是非挑戦してみて下さい。

 今回はここで終了です。次回は塗装作業になります。