【初心者向け】車体に合わせたタミヤ土のうセットの改造方法(タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型)~⑪細部塗装編~

 前回は基本塗装について説明をしました。今回は細部塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】車体に合わせたタミヤ土のうセットの改造方法(タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型)~⑩基本塗装編~

🐦️今回使用しているキットと土のうセットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣新しい塗装剥がれ表現=

 タミヤアクリル塗料XF63ジャーマングレイを使用して、新しい塗装剥がれ表現を加えていきます。

 下地塗装で加えた塗装剥がれの表現は、上から基本色を重ね塗りしたので、くすんだ感じのちょっと古めの塗装剥がれに見えます。この状態で下地塗装と同じようにちぎったスポンジで塗装剥がれを加えると、くすみのない新しい感じの塗装剥がれ表現を加える事ができます。

 新しい塗装剥がれ表現を加えた状態が写真1、2になります。

写真1
写真2

 塗装剥がれ表現は一色だとしつこい感じになりやすいですが、くすんだ感じの塗装剥がれを混ぜると少し落ち着いた感じになります。塗装剥がれを多めに加えたいけど、しつこくなるのはちょっと苦手という人は参考にしてみて下さい。

=🐣デカール貼り=

 デカールは砲塔のモールドに被らないので、比較的簡単に貼ることができるのですが、今回は写真3のように砲塔に垂れ下がった土嚢がデカール貼りの邪魔になってしまいました。

写真3

 土嚢パーツを剥がして貼るわけにはいかないので、土嚢に隠れる部分を写真4のようにカットします。

写真4

 カットしたデカールを写真5のように貼ります。本来はもう少し右の位置に貼るのですが、そうするとデカールのカットが難しくなるので、写真5の位置に貼る事にしました。

 荷物などで隠れてしまった箇所の大判デカールは、カットして貼った方が楽です。複雑な形に合わせてカットするのはそれなりに大変なので、多少デカールを貼る位置がズレても単調な部分に合わた方が無難だと思います。

写真6

 土嚢と車両の隙間はパテで埋めましたが、内側に押し込むようにしてパテ埋めをしたので、デカールを土嚢と車両の間に挟み込む感じで貼る事ができました。

 車両と荷物の隙間が内側にめり込んでいるとデカールをそこに挟み込めるようになるので、 荷物に合わせて正確にカットする必要がなくなります。デカールを貼る場所に荷物などを配置した場合は、隙間埋めの際にパテを内側にめり込ませるようにすればデカールが貼りやすくなります。

 土嚢部分のデカールを貼ったら、それに合わせて写真6のように他のデカールも貼っていきます。

写真6

 デカールの貼る位置を少しズラしたので、反対側のデカールは砲塔左側の位置を基準にして貼っています。

写真7

=🐣細部塗装=

 装備品や転輪のゴム部分などを塗装します。細部塗装を終えた状態が写真8、9になります。

写真8

 土嚢はXF57バフで塗装しています。

写真9

=🐣キャタピラの修正塗装=

 キャタピラ部分にはみ出した塗料を修正します。基本塗装後は写真10のような状態で、ちょっと砂埃を被ったような感じになっています。汚し塗装を加えるので、このままでも良いと思いますが、ちょっと塗装で修正する事にします。

写真10

 通常よりも多めに薄めたキャタピラ色をさっとキャタピラ全体に流し込みます。転輪部分との塗り分けが大変そうですが、薄めた塗料を使用すれば塗料が自然と境目に流れていくので、慎重を要するような作業ではないです。多めに薄めているので、ちょっとしたはみ出しなら目立たないです。

 塗料を薄くしているので、一度の塗装でははみ出した基本色が薄く残ってしまいますが、何度か重ねていくとはみ出した基本塗料が消えていきます。 適度に基本色を残しておけば、ちょっとした汚れのようにも見えるので、修正塗装の塗り残しを気にする必要もないです。

 修正塗装を終えた状態が写真11、12になります。今回はXF84ダークアイアンを使用しましたが、メタリック感が苦手な人はフラットブラックでも問題ないと思います。好みのキャタピラ色を使用して下さい。

写真11

 エナメル塗料だとアクリル下地に影響ないので、溶剤を多めに使用しても問題なく塗装が可能です。はみ出しても溶剤で軽く拭き取れるので気楽に塗装ができます。多めに薄めた塗料での塗装にも向いているので、私はキャタピラの修正塗装はエナメル塗料を使用しています。

🐥エナメル溶剤はプラスチック少し溶かす作用があるので、プラ製のピンを使用して連結した場合には注意して下さい。可動部分を接着剤で固定したり、アクリル塗料を使用するなどで対応するようにして下さい。

写真12

 塗装可能な軟質素材製のキャタピラは、巻き付けてしまえば通常のプラスチック製キャタピラの同じように塗装ができます。とくに材質の違いを意識する必要はないので、気楽に塗装作業を進めて下さい。

 キャタピラは取り付けた状態で塗装をしても、先に黒を吹き付けておけば、意外とどうにかなります。基本色がはみ出した方が使い古した感じに見える場合もあるので、使い古した車両を製作するなら、きっちりマスキングや塗り分けをする必要はないです。キャタピラ塗装で悩んでしまう人は、ちょっと参考にしてみて下さい。

 今回はここで終了です。次回は汚し塗装になります。