【初心者向け】ムギ球を使用して模型を光らせる!(ゲッコーモデル 1/35 コンテナ兵舎)~⑫小物の塗装と配置編その1~

前回はコンテナや地面の塗装について説明をしました。今回は小物の塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】ムギ球を使用して模型を光らせる!(ゲッコーモデル 1/35 コンテナ兵舎)~⑪細部塗装と汚し塗装編~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣コンテナの接着=

木工用ボンドを使用してコンテナを地面に接着します。接着前に仮配置して、塗り忘れや汚れに違和感がある箇所などがないか確認をしておきます。

写真1

コンテナを接着したら、小物類の塗装と配置作業を行います。

=🐣ロッカーの塗装=

ロッカーの扉は開閉選択式なので、配置状態などをよく考えてから扉の状態を決めて下さい。

付属のハンガーは後着けが難しいので、支柱パーツに接着してからロッカー内部に接着するようにして下さい。ロッカーは自分のイメージに合った塗料で塗装します。室内に配置するので、少し明るめの色にしています。

塗装を終えた状態が写真2になります。

写真2

もう一方のロッカーは写真3のように半開きにしています。

写真3

塗装が終了したら、スミ入れをして軽く土色のパステル粉を付着させます。キットに説明書にポスターが印刷されているので、それを切り取って木工用ボンドで貼り付けます。そのまま貼ってしまうと固い紙の感じが強いので、エナメル溶剤を軽く表面に塗って少しふやかしてから接着しています。

完成した状態が写真4になります。

写真4

他の小物も同じようにスミ入れとパステル粉の付着を行います。

=🐣荷物の製作=

ミュールに荷物を載せます。手持ちの余りパーツなどを使用して写真5、6のように荷物を搭載します。

写真5

ここで役に立つのが紙製のレーション箱です。紙に印刷された展開図に合わせて切断して製作するのですが、適度な大きさなのでスペースを埋めるにはもってこいの小物です。安価なので大量に配置する事も可能です。手持ちのアクセサリーパーツが少ない時は、レーション箱を使用してみて下さい。

レーション箱もちょっと紙の固さが気になったので、組み立て後にアクリル溶剤を表面に塗ってちょっとくたびれた感じにしています。

写真6

🐔下記に今回使用したレーション箱を載せておきます。参考にして下さい。

荷台の荷物を固定する紐は黒い裁縫用糸を使用しています。固定用の紐を加えると一気にリアル感が増しますが、実際に糸を巻いて結んでみると、結び目がオーバースケールになってしまったり、糸が弛んだりしてしまいます。

糸の扱いが苦手な人は写真7のように、手すり部分に糸を結ばないで瞬間接着剤で直接接着してみて下さい。この方が糸をピンと張れるので、仕上がりがきれいに見えます。遠目だと普通に手すりに巻き付けているように見えるので、それほど気にならないし結び目が気になる事もないです。

写真7

実際に巻き付けるよりも微調節が簡単なので、糸を結ぶのが苦手な人はちょっと参考にしてみて下さい、

=🐣クリスマスツリーの製作=

設定がクリスマスなので、即席のクリスマスツリーを製作します。手持ちのバケツパーツにパテを詰めて、外で拾ってきた小さい枯れ枝を差し込みます。木工用ボンドで枝を加えて、写真8のようにツリーらしくしています。

写真8

戦場の即席ツリーという設定なので、余ったアクセサリーパーツなどを使用して写真9のように飾り付けをします。

写真9

=🐣小物の塗装=

小物類の塗装をします。鉄製などの固いタイプの小物はスミ入れとパステル粉の付着で使い古した感じを出しています。布系のアクセサリーパーツは、フィギュアの服と同じように凹部分に暗い色を塗り、凸部分には明るい色でドライブラシをして仕上げています。

塗装を終えた状態が写真10~13になります。

写真10
写真11
写真12

雑誌はキット説明書に印刷されている物、酒瓶はミニアートのキットを使用しています。銃器や歩兵の装備品は時代に合わせる必要がありますが、 毛布や酒瓶などはいつの時代でも使用しやすいパーツなので状況に合った物を選んで使用してみて下さい。

写真13

🐦️ミニアートの酒瓶キットはこういった情景のアクセサリーに最適です。瓶をクリアー塗料で塗って、ラベルデカールを貼ればリアルな酒瓶を再現できます。それなりの数が封入されているので、1個手元に置いておけばかなり多くの作品に利用できます。下記に載せておくので参考にして下さい。

基地や集積所など落ち着いた場所での情景は、アクセサリーパーツが重要になります。製作で余ったヘルメットや装備品などの不要パーツはこういった時に必要になるので、捨てないでしっかり取っておくようにしてみて下さい。

🐦️下記に別売りのアクセサリーパーツセットを載せておきます。こういった別売りのパーツも販売されているので、小物の数が不足している場合は参考にしてみて下さい。

今回はここで終了になります。次回は小物の配置作業になります。