【初心者向け】キット付属のベースでジオラマを製作する~⑤地面の塗装編~

 前回は地面の製作について説明をしました。今回は地面の塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】キット付属のベースでジオラマを製作する~④地面の製作編~

🐦️今回ジオラマベースとして使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣塗装前に=

 地面の塗装はエアブラシで行うのですが、吹き付けの風で小石などが吹っ飛んでしまう事があります。テクスチャーペイントは接着力があるので固定されてはいますが、吹き付けの風に耐えられない箇所もあるので念のためにしっかり固着させておきます。

 水で薄めた木工用ボンドをスポイトで小石の上に垂らし、ボンドを小石の裏側に浸透させて固着します。表面張力でうまく浸透しない場合は、界面活性剤入りの台所用中性洗剤を一滴薄めたボンドにたらすと浸透しやすくなります。

=🐣下地塗装=

 タミヤアクリル塗料XF1フラットブラックで下地塗装を行います。黒を全体に吹き付けておけば、塗り残しなどが影に見えるのであまり気にならなくなります。

 今回は平坦なジオラマなので塗り残しは少ないですが、大きな岩や瓦礫などがあるジオラマは塗り残しが多く発生しやすいので、黒塗装を先に行う事をお勧めします。色の変化も付けやすくなるので、塗り残しや地面の色の変化で悩んでいる人はちょっと参考にして下さい。

 黒塗装を終えた状態が写真1になります。塗り残しのないように全体に吹き付けます。

写真1

 次にタミヤアクリル塗料XF2フラットホワイトを上から吹き付けます。光が当たる部分や強調させたい箇所にはちょっと強めに吹き付けます。影になる部分は黒を残したいので、下側や横から吹き付けるのは避けて上側からのみ吹き付けるようにします。

 白塗装を終えた状態が写真2になります。

写真2

 ランダムなムラ出るように白を吹き付けると、一色の地面色を吹き付けただけで地面に色の変化が出ます。

=🐣基本塗装=

 下地塗装のムラや陰影を消さないように少し薄めにした地面色を吹き付けます。

 地面色を吹き付けた状態が写真3になります。地面色のみ吹き付けただけですが、下地塗装でムラを付けたので色の変化が出ています。

写真3

 色を変えながら地面に重ね塗りをすれば色の変化は出ますが、色の調合具合を間違えると色の変化が不自然に見えてしまう場合もあります。下地塗装で色の変化を付けておけば自然な感じの色変化になるので、地面の塗装で悩んでいる方はちょっと試してみて下さい。

=🐣水面の塗装=

 水面の透明感はクリアーの厚塗りや透明樹脂を塗って表現します。

 クリアーの厚塗りや透明樹脂は乾燥に時間がかかります。この時点で地面に草を生やしてしまうと、風や振動などで草が飛んで水面に付着してしまう場合があります。乾燥していれば簡単にはらう事ができるのですが、乾燥途中に付着してしまうと除去が難しくなるので注意して下さい。草などを生やす場合は、先に水面を製作しておいた方が安全に作業ができると思います。

 まずはXF57バフにクリアーを少々混ぜた塗料で写真4のように筆塗りで水面を塗装します。筆ムラで軽く水の流れを表現したかったので、少し筆ムラが残るような感じで塗装しています。

写真4

 X22クリアーにX26クリアーオレンジを少量混ぜた塗料で写真5のように水面を塗装してみましたが、ちょっと透明感が足りないので水牛をセットしてから透明樹脂を表面に塗ることにします。

写真5

 水牛を写真6、7のように塗装します。

🐔水牛の塗装について説明した記事を下記に載せておきます。塗装はこちらを参考にして下さい。

【初心者向け】1/35スケールの動物製作方法(ゲッコーモデル 1/35 水牛セット)~③塗装編~

写真6
写真7

 水牛を水面に接着したらTATOから発売されているさざ波を表面に盛り付けます。川ではないので波のようなものを表現する必要はないですが、平面だとちょっと単調になるので少し凹凸が出るように盛り付けをします。

 表面が乾燥したら最後にタミヤエナメル塗料X22クリアーを表面に塗って表面のツヤや凹凸を滑らかに整えます。タミヤアクリル塗料よりもタミヤエナメル塗料のクリアーの方がドロッとした感じで、厚く塗るのに適している感じがしたのでエナメル塗料を使用してみました。水面との境目部分にもクリアーを塗って、少し濡れた感じの土を表現しています。

 水面の塗装を終えた状態が写真8、9になります。

写真8
写真9

🐦️今回使用したKATOのさざ波は硬化時間がちょっと長めですが、扱いやすくちょっとした水面の表現にはぴったりの素材です。流動性は高めなので激しい凹凸の表現は難しいですが、緩やかな凹凸を表現するには向いている素材です。下記に載せておくので参考にして下さい。

 今回はここで終了です。次回は草の製作になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次として使用して下さい。

【初心者向け】キット付属のベースでジオラマを製作する

~①準備編~

~②車両の組み立て編~

~③フィギュアの製作編~

~④地面の製作編~