【初心者向け】キット付属のベースでジオラマを製作する~⑦草の塗装編~

 前回は草の製作について説明をしました。今回は草の塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】キット付属のベースでジオラマを製作する~⑥草の製作編~

🐦️今回ジオラマベースとして使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣草の塗装=

 草はエアブラシで塗装をします。地面にはみ出した部分は後から修正塗装するので基本的に地面のマスキングは不要ですが、水面部分は修正が難しいのと、外枠はすでに塗装してしまったため、水面と外枠部分を写真1のようにマスキングします。

写真1

 マスキングが終了したら塗装作業になります。

 スタティックグラスの色を濃くするのは比較的簡単ですが、淡くするのは難しいのでちょっと注意して下さい。

 具体的に説明すると、淡い緑のスタフィックグラスは濃い緑で塗装すれば簡単に深緑っぽい草になりますが、逆に濃い緑のスタティックグラスにいくら淡い緑を吹き付けても黄緑色にならないです。淡い緑の芝を表現したい場合は、黄緑色のスタフィクグラスを用意するようにして下さい。

 草の塗装はタミヤアクリル塗料X25クリアーグリーンに少量のX28パークグリーンを混ぜたものを使用してみました。草の塗料をエアブラシで吹き付けるのですが、その際に接着が弱かったスタティックグラスが舞ってしまうので、空箱などを下に敷いた状態で塗装をして下さい。

 草の塗装を終えた状態が写真2~5になります。はみ出しはあまり気にしないで塗装作業を進めて下さい。

写真2
写真3

 もともとスタフィクグラスには色が着いていますが、エアブラシで塗装をすれば色を整える以外の効果を得る事ができます。

 エアブラシを使用すれば付着の弱かったスタティックグラスを飛ばす事ができます。さらにクリアーを混ぜた塗料で吹き付ければ、スタフィクグラスが塗料と一緒に固まるので、とても安定した状態になります。

写真4

 一見、着色前と同じような感触に見えますが、触り心地は塗装前とは異なり固いブラシの毛先のような感じになります。付着の弱いスタティックグラスを飛ばして、さらに塗料で固めるので、草むら全体がとても安定した状態になります。塗料が乾燥すると強い風を送っても、スタティックグラスが飛んでしまうような事はなくなります。

写真5

 次にはみ出した部分の修正をします。草色がはみ出してしまった箇所に地面色を吹き付けます。草色が地面に付着するのはちょっと不自然ですが、草に地面色が付着しても砂埃のような感じになるので全く問題ないです。地面色のはみ出しは全く気にしないで地面部分を修正して下さい。

 修正塗装を終えたら軽く草全体に地面色を吹き付けます。草を塗装すると緑が映えるようになりますが、やや緑が強くなってしまいがちです。緑がハッキリしてしまうと、土部分とのバランスが崩れてしまうので、ちょっと地面色を吹き付けてくすんだ感じにします。

 修正塗装を終えた状態が写真6~9になります。

写真6

 草の緑が鮮やかになればなるほど、周囲から浮いてしまう場合もあるので、そのような時はちょっと地面色を全体に吹き付けてツヤや色合いを落ち着かせ下さい。

写真7

 草の上から地面色を吹き付けて色を落ち着かせる作業は修正塗装の延長線上にある作業なので、これを作業のルーティンに組み込んでしまえば、草塗装のはみ出しが全く気にならなくなります。地面をマスキングする必要がなくなってしまえば、塗装やマスキングで大きく悩むことも無くなるので、作業がスムーズに進むようになります。草や地面の塗装で悩んでいる方はちょっと試してみて下さい。

写真8
写真9

 暗い茶色系の地面だと比較的目立つことはないですが、砂色などの明るい地面だと修正塗装をしても少し草色が残ってしまう場合があります。その時は、地面に薄めたスミ入れ塗料を流し込んだり、土色のパステル粉を付着させれば目立たなくなります。

 水面と外枠のマスキングを剥がした状態が写真10、11になります。

写真10
写真11

 最後に水際部分の土にクリアーを塗って、写真12のように水際の土を濡れた感じにしています。

写真12

 これで地面の塗装は終了です。

=🐣外枠の塗装=

 外枠の仕上げをします。外枠は先にXF59デザートイエローを吹き付けています。その上からウレタンニスを塗って高級感を出してみました。

 着色されたウレタンニスを事前に塗装した外枠部分に塗るのですが特に難しい作業ではないです。ニスはどうしてもムラが気になりますが、着色されたニスだとムラが木目のように見えます。逆にムラを残すように塗れば、プラスチックでも木製っぽい台座にする事が可能です。同じ色のウレタンニスでも、自体の色を変えるだけで様々な色を表現できます。

 外枠の仕上げを終えた状態が写真13、14になります。

写真13

 ウレタンニスは重ね塗りをすればするほど重厚な仕上がりになります。気に入った感じになるまで、重ね塗りと乾燥を繰り返してみて下さい。

写真14

🐔飾り台の塗装について詳しく説明した記事を下記に載せておきます。こちらも参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!飾り台の作り方

🐦️下記に着色されたウレタンニスを載せておくので、参考にして下さい。水性で扱いやすく1本あればかなりの数の飾り台を塗装できます。いくつか色の種類があるので、好みに合うものを使用してみて下さい。

 今回はここで終了です。次回は車両の塗装になります。