【初心者向け】車体に合わせたタミヤ土のうセットの改造方法(タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型)~④土嚢の改造編その1~

 前回は土嚢の配置場所についいて説明をしました。今回は土嚢を車体に合わせて改造していきます。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】車体に合わせたタミヤ土のうセットの改造方法(タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型)~③土嚢の配置編~

🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣土嚢パーツの改造について=

 ここから土嚢にパテ盛り作業を行います。その際に注意する点はパテ盛りで基本的なシルエットを大きく変更させない事です。

 ここから理由を説明しますが、これは私の推測に基づいた考えなので、軽く読み飛ばす感じで読んでみて下さい。

 タミヤ土のうセットは古くからあるキットなので、使った事がない人でもカタログや模型店などで見かけた事はあると思います。長い期間そのような形で存在しているので、土嚢の形状といえばタミヤのキットを思い出す人も多いと思います。

 実際、私も浸水対策などで実物の土嚢を使用した事がありますが、その時の印象は『なんか土嚢っぽくないな』という感じでした。長い間、土嚢といえばタミヤのキットと刷り込まれていたので、タミヤのキットと異なる形状の土嚢だと実物でも違和感を感じてしまったのが原因だと思います。

 そこから考えると、ある程度戦車模型に興味のある人は、タミヤ製の土嚢パーツの形状が無意識に刷り込まれているので、そのシルエットを活かせば簡単に土嚢と認識してしまうという事になります。つまり、タミヤ製の土嚢パーツならば、パテ盛りで大きく形状を変えたり、表面に布地のモールドを加えたりしなくても、十分にリアルな土嚢と認識させる事が可能という事になります。

 そのため、表面のモールドや基本的なシルエットは極力変更しないで、折り曲げた部分や車体との間に発生した隙間を埋める事を重点にしてパテ盛り作業を行います。

 これはあくまでも推測の範囲ですが、そういった事を考えながら作業をしてみるのも結構楽しいです。人間の潜在意識に作用する表現、という言葉がグッと心に響くような人はより一層楽しめると思います。くだらない理論ですがそう考えると気楽に作業ができると思うので、土嚢の形状などで悩んだ場合は、ちょっと参考にしてみて下さい。

🐦️今回使用している土のうセットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣土嚢の接着=

 仮配置をして土嚢の位置決めをした状態が写真1になります。これを元にして土嚢を接着していきます。パテ盛り作業は土嚢を固定した方がやりやすいので、先に車体に接着してからの作業になります

写真1

 まずは車体前面の土嚢を写真2のように接着します。パーツ差側面のパーティングラインは、土嚢の縫い目のようにも見えるので無理に処理をする必要はないです。そのままだとキツく感じる場合は、軽く角を落とすなどして滑らかな感じにして下さい。

写真2

 車体下面から見た状態が写真3になります。側面のモールドはかなり雰囲気があるので手を加える必要はないと思います。

 場所によっては大きく隙間が空いてしまいますが、後にパテで埋めるので、隙間はあまり気にせずイメージに合った位置に取り付ける事を優先させて下さい。

写真3

 パーツの内部は空洞なので、一度のパテ盛り作業で隙間を埋めようとすると、パテが空洞部分に押し込まれてしまい多量のパテを消費してしまいます。そのため、最初は軽く写真4のように穴を塞ぐような感じでエポキシパテを詰めて、硬化後に本格的な隙間埋め作業を行います。こうすれば、パテの消費量を抑えるだけでなく、シワや形も付けやすくなります。

 大きな隙間を埋める際は先を急がないで、まずは隙間を小さくする事から始めて下さい。

写真4

🐦️今回使用しているエポキシパテを下記に載せておきます。参考にして下さい。

 フェンダー上の土嚢を接着します。段差に密着させるように土嚢を写真5のように切断しました。段差部分が密着しすぎる感じなので、段差部分の端を少し削ってみます。

写真5

 段差部分を写真6のように斜めに削ってみました。この方が段差で形が崩れたように見えます。切り口が堅い感じですが、後でパテ盛りをして柔らかい感じに仕上げます。

写真6

 砲塔上面の土嚢は切断した部分にちょっと変化を付ける事にしました。写真7のように切断面で少しだけ曲がった感じにしてみます。接着を終えたら、ここも同じように隙間に軽くパテを詰めておきます。

写真7 

 砲塔左側の土嚢は側面に垂れた状態にするのですが、砲塔側面のフックが邪魔になります。パーツの中は空洞なので問題にならない事が多いですが、写真8のように縁の部分がバッチリ当たってしまう場合は調節する必要があります。

写真8

 縁の部分を削って対応するのも良いのですが、フックが土嚢にすっぽり隠れてしまうのでフック自体を写真9のように削り取ります。

写真9

 垂れ下がった土嚢パーツを写真10のように車体側面に接着します。砲塔側面に大判デカールを貼るので、ちょっと気になりますが、デカールは土嚢に合わせて切断してから貼る事にします。

写真10

 接着が終了したら、軽く隙間部分にエポキシパテを詰めておきます。

 今回はここで終了です。次回は土嚢パーツ改造の続きになります。