【初心者向け】ムギ球を使用して模型を光らせる!(ゲッコーモデル 1/35 コンテナ兵舎)~⑦地面の製作編~

前回は小物の製作とコンテナ内の配置について説明をしました。今回は地面の製作になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】ムギ球を使用して模型を光らせる!(ゲッコーモデル 1/35 コンテナ兵舎)~⑥小物の製作と配置編~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣地面に製作=

地面はタミヤテクスチャーペイントを使用して製作します。まずは背面のスイッチを配置する部分に、写真1、2のようにプラ板を接着します。とくに大きな意味はないですが、あえてプラ板を敷く事で、この部分をジオラマ外として割りきれるようにしてみました。

写真1
写真2

縁部分とプラ板を敷いた部分に、マスキングテープを写真3、4のように貼ります。

写真3
写真4

地面は一気に製作するのは大変なので、今回は前後2分割して製作します。まずはコンテナと土嚢回りの地面から製作します。写真5のラインで分割する事にします。

写真5

タミヤテクスチャーペイントのダークアースを、写真6のように2~3mm程度の厚さになるように盛り付けます。土嚢が地中にめり込んだ状態にしたいので、少し厚めに盛り付けています。地中にめり込ませたい物がある時は、盛り付ける厚さに注意して下さい。

🐦️今回使用したテクスチャーペイントを下記に載せておきます。参考にして下さい。

写真6

テクスチャーペイントの表面が乾いてきたら、ブラシや固い筆を使用して地面表面を荒らしていきます。気温や塗った厚さにもよりますが、30分~1時間程度を目安にしてみて下さい。

ブラシや筆で表面を軽く叩きながら表面を写真7のように荒らしていきます。表面が乾燥するだとベタついてしまうため、上手く表面を荒らす事ができなくなるので注意して下さい。

写真7

表面を荒らして20~30分経過したら、写真8のように上からコンテナと土嚢を地面に押し付けます。地面にめり込ませたい物は上から強く押し付けて下さい。

テクスチャーペイントには接着力があるので、このまま放置すると地面とパーツが固定されてしまいます。取り外し時の破損を防ぐために、ある程度表面が乾燥した時点でコンテナや土嚢は取り外しておきます。

写真8

後面の地面が乾燥したら前面の地面を製作します。製作前に写真9のように配置するフィギュアや車両の位置を確認します。

写真9

コンテナ回りの地面と同じように、まずはテクスチャーペイントを写真10のように盛り付けます。

写真10

表面が乾燥したら、写真11のように固いブラシや筆で表面を荒らします。

写真11

表面をブラシで荒らしたら、写真12のように小石を撒きます。撒いた小石は上から軽く押さえて、テクスチャーペイントに少しめり込ませ固着させます。

写真11

表面を荒らして、20~30分経過したらフィギュアと車両を配置します。地面が乾燥している情景の場合、重量の軽い車両やフィギュアは地面にめり込ませ過ぎないようにして下さい。配置場所が解る程度の跡が付けば問題ないので、力加減に注意して設置させて下さい。

地面の製作が終了した状態が写真12、13になります。

写真12

地面が乾燥したら軽く息を吹きかけて、接着がいまいちな小石の有無を確認します。息を吹きかけた時に外れたりぐらつくような小石は、木工用ボンドなどでしっかり固着させておきます。

写真13

🐔タミヤテクスチャーペイントは地面製作だけではなく、車両の泥汚れにも使用できます。下記に載せた記事で泥汚れの方法を詳しく説明しているので、興味のある方は読んでみて下さい。

【初心者向け】簡単!タミヤテクスチャーペイントを使った泥汚れの製作方法(タミヤ 1/35 M10駆逐戦車)~①準備編~

今回はここで終了になります。次回は塗装作業になります。