前回は内部の塗装を行いました。今回はになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】水性塗料でカーモデルを銀塗装してみる(ICM メルセデスベンツG4)~③内部の塗装編~
=🐣車体の仮組と擦り合わせ=
ボディが一体化しているキットなら問題はないのですが、車体、ボンネット、フェンダーがそれぞれ別パーツになっているので、仮組と擦り合わせが重要になります。
まずは前部フェンダーを写真1のように取り付けて、これを基準にします。
前部フェンダーを取り付けたら、車体パーツを写真2のように仮組して位置を確認します。前部フェンダーとの隙間やズレがあるならば、擦り合わせをして調節します。車体と車体下部の接着ガイドを削っておくと擦り合わせ作業が楽になります。
車体パーツの擦り合わせが終了したら、写真3、4のようにボンネットを仮組します。ボンネット部分も隙間やズレが発生しやすいので、しっかり擦り合わせをします。
キッチリ隙間なく接着できる事を確認したら、塗装のために車体とボンネットを再び外しておきます。
塗装後の接着作業が楽になり仕上がりもきれいになるので、擦り合わせ作業はしっかりやっておく事をお勧めします。
=🐣マスキング=
写真5のように分割した状態で、下地塗装と基本塗装を行います。
銀塗装は黒色の上から塗装すると発色が良くなるので、下地塗装として全体を黒で塗装します。ボディ、ボンネット、車体下部も黒で塗装するので、下地塗装のマスキングは車体内部のみになります。
複雑な形状のマスキングは、マスキングテープを貼り付けてから切断するよりも、写真6のように切断したマスキングテープを細かく貼り付けていく方が簡単です。
より複雑な部分は、さらにマスキングテープを細かく切って対応します。塗装後に多少修正する事になりますが、マスキングテープの細切りで曲線のマスキングも可能です。
塗り残しを銀で再塗装するよりも、はみ出した銀部分を黒で重ね塗りして修正した方がきれいに仕上がります。境目のマスキングは多少のはみ出しは気にしないで、シルバーで塗装する部分が隠れないように意識しながらマスキングテープを貼って下さい。
マスキングテープを貼り終わった状態が写真7、8になります。
今回はここで終了になります。次回から塗装作業になります。
🐦️下記に今回使用したキットと、スケール違いの同車種を載せておきます。参考にして下さい。