初心者でも簡単にできる泥汚れの方法③【タミヤ 38t戦車】~塗装編~

②で組み立てまで終了したので、今回は塗装の説明をします。先に陰影とキズを付けてから、車体色で上から塗装するところまでを行います。

=🐣車体に陰影をつける=

1.車体全体の塗装

車体の塗装はすべてアクリル塗料で行います。車体全体をXF1フラットブラックで塗装します。全体に塗り残しがないようにエアブラシで塗装します。

🐥砲塔内部のマスキングは写真1のように、ティッシュを詰めるだけで大丈夫です。

写真1

2.光が当たる部分の下地塗装

今度は、全体に薄くXF2フラットホワイトをエアブラシで塗装します。明るく見えるところは白く、影になる部分は黒が残るようにします。

🐥一定の方向から塗装すると、陰影が付けやすくなります。

写真2
写真3

3.キズや、塗装剥がれの塗装

次に塗装剥がれや、キズの表現を付けます。台所用のスポンジをあめ玉ぐらいの大きさにちぎります。

写真4

スポンジにXF1フラットブラックを付けて、ピンセット等でつまみ、車体の塗料が剥がれやすそうな箇所に叩く感じで塗料をのせていきます。

写真5
写真6

キズを付けたい場合は爪楊枝などで、軽く引っ掻きます。白い塗料がはげて、下地塗装の黒が見えるようになります。

 

=🐣車体の塗装=

1.車体色の上塗り塗装

XF63ジャーマングレイで塗装します。前に付けた塗料剥がれや、キズが消えないようにやや薄めにしてエアブラシで塗装します。

🐥薄めにしているため一度では色が着きません。何度か重ね塗りをして着色します。

写真7
写真8

塗料剥がれや、キズがうっすらと見えるぐらいで、塗装終了にします。

2.細部の塗装

転輪の周りのゴム部分や、予備キャタピラ等をXF1フラットブラックで塗装します。足回りは泥で汚すので、塗料のはみ出しは、あまり気にしなくて大丈夫です。マフラーや、ジャッキ台はレッドブラウンで塗装します。

🐥キャタピラは、最初にブラックで塗装しているので、あらためて塗装する必要はありません。塗料が剥がれた箇所に修正するだけで大丈夫です。

ここで、作業終了です。デカール軟化剤で塗装が剥がれる場合があるので、デカールを貼る前に最低1日は乾燥時間をおいて下さい。

次回はコーティングと泥汚れの予定です。

 

🐔塗装に関する以前の記事です。もしよかったら参考にして下さい。

IDF ナグマホン ドッグハウスⅡ ④~塗装編~

IDF ナグマホン ドッグハウスⅡ ⑤~塗装編(基本塗装)~

🐔今回の記事一覧になります。目次代わりに使用して下さい。

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法①【タミヤ 38t戦車】~準備編~

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法②【タミヤ 38t戦車】~組み立て編~

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法④【タミヤ 38t戦車】~泥汚れ製作編~

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法⑤【タミヤ 38t戦車】~泥汚れの付着編~

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法⑥【タミヤ 38t戦車】~泥汚れの塗装編~

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法⑦【タミヤ 38t戦車】~泥はね塗装編~

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法⑧【タミヤ 38t戦車】~仕上げ塗装編~