前回はスミ入れをしました。今回は雨垂れの表現をします。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】タミヤ 1/35 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)製作法~⑰車両の汚し塗装編その2~
=🐣雨垂れ表現=
スミ入れまでが終了した状態が写真1、2になります。汚しを控え目にするならば、これで完成でも良いのですが今回は強めに汚し塗装をするつもりなので、汚し作業を続けていきます。
溶剤で拭き取れるエナメル塗料を使用して雨垂れ表現を加えていきます。タミヤスミ入れ用塗料を使用しても問題ないですが、スミ入れと同じ色にすると単調になりやすいので、ブラウン系やブラック系のスミ入れ用塗料を加えて色合いを変えた物を使用する事をお勧めします。
🐥海外のエナメル塗料は乾燥すると、溶剤を使用しても塗料が剥がれ難くなります。慣れないうちは、乾燥しても溶剤で比較的塗料が剥がしやすいタミヤのエナメル系塗料がお勧めです。
雨垂れ表現を加えたい箇所に塗料を塗り、エナメル溶剤を付けた筆で形や太さを調節していきます。この作業は結構楽しいのでやり過ぎてしまう場合があるので注意して下さい。最初は一つの面に2~3箇所と決めて作業をするといいと思います。
雨垂れ表現が終了した状態が写真3、4になります。
🐔雨垂れ表現について説明した記事を下記に載せておきます。興味のある方は読んでみて下さい。
IDF ナグマホン ドッグハウスⅡ ⑦~塗装編(汚し塗装・雨垂れ)~
フィールドカーにも雨垂れ表現を加えます。フィールドカーは放置された状態なので、雨垂れ表現の前に土汚れ用のピグメントを写真5、6のように多めに付着させています。
戦車と同じように雨垂れを加えていくのですが、フィールドカーは写真7のように斜めに傾いて放置された状態になっています。そのため、放置後に発生した雨垂れは車体の傾きを考えながら加えていかないと、重力を無視した状態になってしまうので注意して下さい。
こまめに写真8のようにベースに車両を乗せて、雨垂れの向きを確認しながら雨垂れ表現を加えていきます。
雨垂れ表現が終了した状態が写真10になります。
今回はここで終了です。次回はオイル汚れになります。
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.359 アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト 朝鮮戦争