【初心者向け】初めての簡単ジオラマ製作方法(アルンヘム 1944)~⑩下地塗装編~

前回は瓦礫を撒いてベースを完成させました。今回は下地塗装になります。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】初めての簡単ジオラマ製作方法(アルンヘム 1944)~⑨瓦礫の接着編~          

=🐣下地塗装の前の作業=

下地塗装の前に簡単な準備をします。瓦礫を撒いたときに車輌の位置をマスキングテープで印を付けました。マスキングテープだと塗装の際に邪魔になるので、今度は真ちゅう線で目印を付けます。

固定したい位置に車輌をおいて、目印のマスキングテープを剥がします。そして目印になりそうな箇所に、真ちゅう線を刺します。今回は写真1、2のように、右前輪部分と右の外れたキャタピラの最後部の部分に目印を付けます。


写真1

写真2

車輌自体に真ちゅう線を通して固定してもいいのですが、作業中に位置の変更をしても問題ないように目印にしておきます。完成後に目印の穴が目立つようならその部分に、石やレンガを置けば問題ないです。

=🐣下地塗装=

下地塗装はタミヤアクリル塗料を使用して、エアブラシで行います。塗料の番号はタミヤのアクリル塗料の番号です。

車輌、フィギュアを外して下地塗装を行います。フィギュアを固定するために開けた穴に真ちゅう線を刺しておくと、位置が解らなくなる事がなくなるので、不安な方は真ちゅう線で目印をしてください。

🐥スマホなどで、写真を撮っておくとジオラマの配置が解らなくなっても安心です。位置決めが終わった時に角度を変えて何枚か撮っておく事をお勧めします。

1.全体を黒で塗装する

車輌とべースにエアブラシでXF1フラットブラックを塗装します。写真を撮り忘れたので画像はありませんが、塗り残し部分がないように塗装します。とくに瓦礫の隙間などに塗り残しがないようにします。全体が真っ黒になるように塗装します。

🐥基本塗装の塗り残しが黒くなるように、全体を黒で塗っています。少し明るめのジオラマにしたい方は、最初の下地塗装を黒ではなく、茶色や土色で塗装すると全体的に明るい感じになります。

🐔原理は同じなので、車輌の下地塗装の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~④下地塗装編~         

2.明るい場所を白で塗装する

黒の上から塗装すると全体的に暗くなってしまうので、光の当たる箇所をXF2フラットホワイトで塗装します。車輌、ベースの明るさを強調したい箇所は、しっかりと白を塗装するようにします。瓦礫の隙間などに吹き付けると、先に黒で塗装した意味がなくなるのでホワイトは上部から吹き付けるようにします。車輌は写真3、4を参考にして下さい。車輌はジオラマの中心部分に配置されるので、通常よりもホワイトを多めに吹いていいます。

写真3
写真4

ベースも同じようにXF2をエアブラシで吹いていきます。スポットライトのような感じで、人物を配置する箇所はすこしホワイトを多めに吹いています。写真5~7を参考にして下さい。

この時、エアブラシの風圧で多少の瓦礫が取れます。そのまま気にせず作業を続けてもいいし、気になる箇所なら木工用ボンドで再び接着します。

写真5
写真6
写真7

最後に写真8のように車輌を配置してみます。白黒写真のようになれば下地塗装は完成です。

写真8

今回はここで終了です。次回は地面の基本塗装の予定です。