【初心者向け】ハセガワ 1/72 F/A-18E スーパーホーネットを効率良く製作する~⑯コーティング塗装編~

前回はデカール貼りをしました。今回はコーティング塗装を行います。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】ハセガワ 1/72 F/A-18E スーパーホーネットを効率良く製作する~⑮デカール貼り編~

=🐣細部塗装=

コーティング塗装の前に細部の塗装を行います。コーティング塗装はツヤ消しで行う予定なので、シルバーなどの光沢にしたい部分はコーティング塗装後に塗ります。

車輪格納部カバーの側面を写真1のようにフラットレッドで塗装します。ここもエナメル塗料を使用すればはみ出した時に溶剤で拭き取れます。

🐥最近の写真を見ると、この部分がはっきり赤で塗られている機体が少ないような気がします。実機の写真などを参考にして、赤い塗装をしないのもありだと思います。年代によって機体の塗装は変化しているので、写真を参考にする場合は、自分の製作している機体が、だいたいどの年代なのかを事前に確認してからの方がいいです。

写真1

車輪のゴム部分をフラットブラックで塗装して、前脚、後脚に取り付けます。エンジンノズルの根元部分はX10ガンメタル、先端部分はX32チタンシルバーで塗装しています。

写真2

=🐣コーティング塗装=

デカールの保護とツヤを整えるためにコーティング塗装をします。タミヤアクリル塗料XF86フラットクリアーを使用して、エアブラシで塗装します。ツヤは個人の好みに合わせればいいと思うので、完全なツヤ消しが嫌な人はクリアーなどを加えて半ツヤ状態にしてみて下さい。

別に製作したパーツにも忘れないように塗装します。写真3、4のようにまとめておくと塗り忘れがなくなります。

写真3
写真4

スミ入れをする際に邪魔なので、写真3、4のパーツは別にしていますが、スミ入れをしない場合は、すべて接着してからコーティング塗装をして問題ないです。

フラットクリアーを全体に吹き付けます。スミ入れをする場合は、細部塗装でエナメル塗料を使用した部分にしっかり吹き付けるようにして下さい。アクリルでコーティングしておくと、エナメル塗料でスミ入れをしても剥がれ難くなります。デカールのツヤも整えるので、デカール部分にもしっかり吹き付けて下さい。

コーティングが終了したら、写真5のようにキャノピーのマスキングテープを剥がします。

写真5

この時、マスキングテープの隙間や境目の部分から塗料が入り、ガラス部分に塗料が付着する場合があります。そのような時は、爪楊枝で軽く擦って塗料を剥がす事ができます。力を入れすぎるとキャノピーに傷が付くので、軽い力ではみ出した部分をカリカリ擦っていきます。

🐥竹串など先端が固いものだと傷が付きやすいので、先端がある程度柔らかいものを使用して下さい。

フレームの隙間から塗料が入って、内側が雲ってしまう事もあります。気にならない程度なら問題ないですが、気になってしまうなら剥がした方がいいです。キャノピーを木工用ボンドで接着した場合は、そこそこの力を加えて引っ張るときれいに外す事ができます。キャノピー外したら、同じようにカリカリと塗料を剥がして下さい。

アクリル塗料は塗膜が弱いので、軽くカリカリ擦れば剥がせますが、ラッカー系などは塗膜が強いので簡単に剥がれないようなら、溶剤を使用した方が無難です。無理に剥がそうとすると傷になるので注意して下さい。

コーティング塗装が終了したら、乾燥のため1日放置します。

今回はここで終了です。次回はスミ入れになります。

🐦️今回使用するキットと別売りパーツを下記に載せておきます。参考にして下さい。

ハセガワ 1/72 アメリカ海軍 艦上戦闘・攻撃機 F/A-18E スーパーホーネット プラモデル E19

ハセガワ 1/72 アメリカ空軍 U.S.エアクラフトウェポンVI スマート爆弾セット プラモデル X72-11

ファインモールド 1/72 ナノ・アヴィエーションシリーズ 現用機用シートベルト1 F-14・F/A-18用 プラモデル用パーツ NA7