前回は地面の塗装をしました。今回は泥汚れの塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】タミヤ 1/35 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)製作法~⑮地面の塗装編その2~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.359 アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト 朝鮮戦争
=🐣コーティング塗装=
タミヤアクリル塗料XF86フラットクリアーをエアブラシで吹き付けてコーティング塗装をします。ツヤを整える効果とデカールの保護作用があるので、コーティング塗装はやっておく事をお勧めします。
=🐣ペリスコープの塗装=
このキットでは、ペリスコープがクリアーパーツになっています。アクリル塗料ならばラッカー系よりも塗膜が弱いので、マスキングをしないで塗装後に剥がす事ができます。
写真1はコーティング塗装が終了した状態です。ハッチ周りのペリスコープにはマスキングをしていないので、車体色が付着した状態になっています。
爪楊枝を使用してスコープ部分を擦ると写真2、3のように塗料が剥がれてクリアー部分がむき出しになります。針や固い串などで作業をすると、クリアーパーツに傷が付いてしまうので注意して下さい。
面積が小さいクリアー部分はマスキングをしなくても、塗装後に剥がす事ができます。ペリスコープなどマスキングの面倒な箇所にはお勧めです。
=🐣泥汚れの塗装=
塗装前にタミヤテクスチャーペイントのダークアースで、写真4、5のように泥を付着させました。この上から下地塗装や基本塗装をしたので泥は車体色になっています。この泥部分を塗装していきます。
泥汚れは溶剤を使用してぼかしたり、拭き取る事が可能なエナメル塗料を使用します。タミヤエナメル塗料のXF10フラットブラウンにX1ブラックを混ぜたもので写真6~8のように塗装をします。
泥汚れには地面の色に近い色を使用して下さい。ツヤはX22クリアーを加えて調節するようにします。この時点でテカテカの泥汚れにしてしまうと、オイル染みや水気のある泥表現が目立たなくなり単調になってしまうので、クリアーの加え過ぎには注意して下さい。
慣れないと若干戸惑いがありますが、泥汚れがモールドされたキットを塗装していると思えば気にならないです。後で色の変化を加えるので、とりあえず泥汚れ部分に色を塗る事だけに集中して塗装をします。
泥汚れの境目がハッキリしてしまうと汚れだけ浮いてしまうので、溶剤を付けた筆で境目を軽くぼかしておきます。
塗装が終了したら、写真9のように地面に軽くセットをして、地面の色と泥汚れの色に大きな違いがないか確認します。ここから何度も重ね塗りをするので小さな違いは気にしないで、大きく色合いが違う場合だけもう一度泥汚れの塗装を重ね塗りして、地面の色に近づけて下さい。
=🐣フィールドカーの汚し塗装=
フィールドカーも塗装前に、写真10のようにタミヤテクスチャーペイントで泥汚れを付着させています。
写真10のようにエナメル塗料で付着させた泥に塗装します。沼にはまっている状態なので、泥汚れの塗料にX22クリアーを混ぜて少しツヤを出すようにしています。
こちらも写真12のように軽く設置してみて、地面と泥汚れの色に大きな違いがないか確認します。
今回はここで終了です。次回は汚し塗装の続きになります。