タコム 1/72 赤城艦橋を製作してみる ~⑨艦橋と飛行甲板の塗装編~

前回は艦橋上部の製作をしました。今回は艦橋と飛行甲板の塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

タコム 1/72 赤城艦橋を製作してみる ~⑧艦橋上部の製作編~

🐦️今回使用するキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

ビーバーコーポレーション 1/72 日本 航空母艦 赤城 艦橋と飛行甲板 1941年 真珠湾攻撃 1/16 日本海軍将官フィギュア付

=🐣飛行甲板の塗装=

飛行甲板は艦載機を一機乗せても十分にスペースが余る程の大きさです。艦載機やフィギュアの配置を考えていないならば、飛行甲板を切断してサイズを小さくしても良いと思います。ただし、飛行甲板のパーツは厚さがあるので、ノコギリの様な物でないと切断は難しいので注意して下さい。

タミヤアクリル塗料XF78木甲板色を全体に吹き付けます。塗装が乾いたら、タミヤエナメル塗料XF64レッドブラウンに溶剤を多めに加えて薄くした物を、写真1のようにわざと筆ムラが出るようにして筆塗りをします。木目の向きに筆を動かすと筆ムラが木目のように見えます。

エナメル塗料は薄めて塗るのに適しているし、下地のアクリル塗料に全く影響しないので、何度も重ね塗りをする事が可能です。気に入らない箇所は溶剤で拭き取れるので、失敗も気にする必要はないです。基本色だけだと単調になってしまうので、木目っぽい変化を付けたい方は参考にしてみて下さい。

写真1

木甲板の塗装が終了したら、木製部分以外の箇所を塗装するので、写真2のようにマスキングをします。

写真2

マスキングをしたら、タミヤアクリル塗料XF77佐世保グレイを吹き付けます。

マスキングを剥がした状態は写真3になります。これで飛行甲板の基本塗装は終了です。

写真3

飛行甲板はこの後に、デカール貼りとコーティング塗装をして、最後にスミ入れをしていきます。

=🐣艦橋の塗装=

艦橋全体をXF77佐世保グレイで塗装します。ブリッジ部分が開口しているので、ティッシュなどを軽く開口部に突っ込んでマスキングをします。ブリッジ内部のクリアーパーツとフィギュアにさえ塗料が飛ばなければ良いので、あまり根をつめてマスキングをする必要はないです。

基本塗装が終了したら、双眼鏡などの細部塗装とデカール貼りをします。ブリッジ内部の伝声管と双眼鏡と同じ色になるようにします。機銃や伝声管の先端などはツヤ有りにしたいので、コーティング塗装終了後に塗装をします。

細部塗装とデカール貼りまで終了した状態が写真4~6になります。

写真4
写真5
写真6

塗膜の保護とツヤを整えるために、XF86フラットクリアーでコーティング塗装を行います。全体がつや消しになるので、ツヤを消したくない箇所はコーティング塗装後に塗るようにして下さい。コーティング塗装が終了したら、窓のマスキングテープを剥がします。

コーティング塗装が終了した状態が写真7~10になります。

写真7
写真8
写真9
写真10

コーティング塗装が終了したら、タミヤスミ入れ用塗料のダークブラウンでスミ入れをします。スミ入れ終了後に伝声管の先端や双眼鏡のレンズなど、ツヤを出したい部分の塗装をします。

2階張り出し部分の下にある部品番号E25、22のパーツは、電灯のようにも見えますが、合図を送るための鐘なので金色で塗装するようにして下さい。

艦橋の塗装が終了した状態が写真11~13になります。

写真11
写真12
写真13

電飾を発光させた状態が写真14、15になります。光量の調節が出来なかったので、ブリッジ内部がかなり明るくなってしまいましたが、それなりに良い雰囲気が出たと思います。

写真14
写真15

🐦️今回使用した電飾キットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

ジオコレ 電飾キットB3 ジオラマ用品

今回はここで終了です。次回は飛行甲板の製作になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

タコム 1/72 赤城艦橋を製作してみる

~①準備編~

~②艦橋の電飾準備編~

~③合わせ目の処理編~

~④艦橋周りの製作編~

~⑤ブリッジ内部の製作編その1~

~⑥ブリッジ内部の製作編その2~

~⑦艦橋周りの製作編その2~

~⑧艦橋上部の製作編~

~⑩飛行甲板の製作編~

~⑪マントレットの製作編~

~⑫旗の製作編~

~⑬フィギュアの製作編~

~⑭旗の取り付け編~

~⑮仕上げ作業編~

~⑯まとめ編~