⑤までで、船体中部までの組み立てと基本塗装が終わりました。⑥では船体後部の組み立てと塗装になります。
【持ち手の取り付け】塗料の剥がれ防止の持ち手を作ります。船体を持つ時に手で触れる部分に、マスキングテープを写真1のように貼り付けます。
【船体前部、中部の細部塗装】
=煙突上部の塗装=煙突上部はすす汚れを目立たなくするため、黒い塗装がされています。XF1フラットブラックで、煙突上部を塗ります。
詳しい塗装指示は説明書に記載されていないので、写真2を参考にして下さい。5mm程度の幅で煙突上面と平行になるように塗ります。⑤で取り付けた艦橋脇から伸びる細い煙突上部にも塗装します。
=艦橋の窓の塗装=煙突上部の塗装で使用したフラットブラックで塗ります。溶剤でやや薄めにして、窓のくぼみに塗料を落とす感じで塗ります。はみ出したところは、船体後部塗装の時に船体色で補修します。
=砲塔の防水カバーの塗装=砲身基部は防水ため布カバーで覆われています。XF55デッキタンで写真4のように塗ります。
【船体後部の組み立てと塗装】
=後部マストの製作=部品8と9の取り付け位置が、説明書では解りにくいので写真で説明します。
部品9は部品53、部品8の右側は船体、部品8の左側は部品18の穴にそれぞれ接着します。写真5、6を参考にして下さい。
これで船体後部の組み立ては終了です。
=船体後部の塗装=船体色(③で説明しています)を調合します。船体色で船体後部構造物と側面を塗装します。船体側面は④で説明したように、上から下に向かって筆で塗ります。
塗り終えたら、砲身基部にXF55デッキタンで塗ります。
ここで、船体前後のリノリウム部分にはみ出した船体色を、XF64レッドブラウンで重ね塗りで修正します。修正後が写真9になります。
ここまでで船体の組み立てと、塗装は終了です。
次回は仕上げの塗装になります。