【初心者向け】初めての簡単ジオラマ製作方法(アルンヘム 1944)~⑧瓦礫の製作編~

前回はジオラマの配置を決定しました。今回は瓦礫の製作の説明をします。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にしてください。

【初心者向け】初めての簡単ジオラマ製作方法(アルンヘム 1944)~⑦配置編~         

=🐣瓦礫の製作=

今回のジオラマはできるだけコンパクトにしたため、建築物は使用せずに街灯一つのみになっています。地面が単調になってしまうので、瓦礫を撒いて変化をつけていきます。

1.材料集め

瓦礫に必要な材料を集めます。レンガ、木材、大小のコンクリート片、小石の4種類を使用します。

①レンガは自作するのが難しいので、可能ならば市販のジオラマ用製品を使用する事をお勧めします。市販のジオラマ用材料を購入する際はスケールに注意して下さい。今回は1/35サイズなので、それに合ったスケールの物を用意します。色は後で着色するので特に気にしなくて大丈夫です。

🐦市販のジオラマ用レンガを下記に載せておきます。参考にして下さい。

naissant 【250個セット】 もふもふ 大森林 リアル ミニチュア レンガ セットジオラマ 情景 アドオンパーツ 1/35

グリーンスタッフワールド 1/35 ジオラマ素材 模型用レンガセット 赤 500個パック ミニチュア用アクセサリー GSWD-9206

グリーンスタッフワールド 1/35 ジオラマ素材 模型用舗装レンガ グレー 500個パック ミニチュア用アクセサリー GSWD-9209

 

②木材は写真1のような細い木の板を使用します。5mm幅の長い木の板で、ホームセンターや、ジオラマ用の素材を置いてある模型店などで購入できます。

写真1

薄いので写真2のように簡単に折ったり、ちぎる事が可能です。ちなみに割り箸を折って使うと、角材のようになります。

写真2

 

③コンクリート片は鉄道模型用の岩や、ジオラマ用素材の石などで製作します。可能ならばいろいろな大きさの物が混ざっているものがいいです。実際に外でちょうどいい大きさの石を集めて、使用してもいいのですが、洗浄して乾かしたり大量に採取しなくてはいけないので購入したほうが楽です。ジオラマ用素材を扱う模型店や、鉄道模型店などで購入できます。

🐦下記に市販の石や岩を載せておきます。参考にして下さい。

Rストーン 【小岩・中岩】 容量(66ml袋入り)4種類 (526(中岩 グレー))

ポポンデッタ ポポプロ ジオラマコレクション 「memory’s」 会津バラスト Lサイズ 200g入り MB-003 ジオラマ用品

タケダ ジオラマストーン DS-4 【40-0373】

 

④小石はNゲージ用のバラストを使用します。これは鉄道模型売り場で購入可能です。

🐦下記にバラストを載せておくので、参考にして下さい。

KATO バラスト ユニトラックタイプ 24-039 ジオラマ用品

TOMIX Nゲージ シーナリーバラスト ブラウン 8196 鉄道模型用品

以上で材料集めは終了です。これ以外でも使えるような物があったら使用してみて下さい。

2.瓦礫の製作

用意した材料を1個ずつ接着していくと、時間も労力もかかるし、自然な状態で完成させるのも難しくなります。今回は簡単に瓦礫を製作する方法を説明します。

100円均一などで売っているプラスチック製のコップを用意します。これに写真3のように材料を入れていきます。レンガは半分などに割った物も入れると瓦礫らしくなります。余っても次回に使用できるのでコップ半分以上を目安にして材料を入れます。配分は後で調節することができるので適当で大丈夫です。写真3は以前作った瓦礫に、今回使用する材料を上から加えたものです。

写真3

横からみると写真4のようになります。

写真4

最後に市販の土色のピグメントを上から加えます。ピグメントを加えると粉っぽくなって雰囲気がでます。ピグメントがない場合は、土色のパステルをヤスリで削って入れて下さい。パステルは文房具店や、100円均一で購入できます。

🐦市販のピグメントを下記に載せておきます。参考にして下さい。

GSIクレオス ウェザリングパステルセット1 PP101

ウェザリングセット (ピグメント6色入り)

コップに材料とピグメントを入れたら、写真5のように上からコップを被せて、マスキングテープで固定します。

写真5

カクテルを作るように、コップを上下左右によく振り、大きい物と小さい物が均一に混ざるようにします。振っている最中にコップが外れると大惨事になるので、しっかりとマスキングテープで固定します。振った後すぐにコップを外すと、粉がが舞うのでしばらくしてから外してください。

コップを外すと写真6のように、大小の材料が均一に混ざった自然な感じの瓦礫が完成します。

写真6

この時点で少ないと思う材料があったら、上から加えて先程と同じようにシェイクして作り直します。これで今回使用する瓦礫の完成です。

🐥余ったらラップなどをして保管しておくと、次の製作の際に材料を継ぎ足すだけで使用できます。繰り返し使用していく事で『我が家秘伝の瓦礫』になるので、捨てないで保管しておくことをお勧めします。

今回はここで終了です。次回は瓦礫の接着になります。

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