前回はフィギュアの配置とポーズ変更について説明をしました。今回はフィギュア製作の続きになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!車両に合わせた歩兵フィギュア改造方法(ドラゴン 1/35 キングタイガー)~⑦フィギュアの配置とポーズ決め編その4~
=🐣フィギュアの配置とポーズ決め その6=
煙草を咥えるフィギュアと火を付けるフィギュアを製作します。このフィギュアはセットになっているので、2体同時に製作していきます。
煙草を咥えるフィギュアは、砲塔に体重をかけた状態にします。そのままだと、写真1のようにつま先が浮いてしまうので、ブーツ部分で切断して角度を調節します。

切断したブーツ部分を面を削って、写真2のように砲塔に寄りかかっている感じになるように調節します。

写真3は足元を拡大したものですが、若干左足の足場の方が高くなっています。今回はブーツの接着面を少しカットして足の長さを調節しましたが、足底を削っても対応できます。大きな段差は膝を曲げるなどの加工で調節しますが、段差が小さい場合は靴部分で長さを調節する事も可能です。足底にパテを盛って調節することも可能なので、段差に配置する際は足底で調節することも手段の一つとして考えてみて下さい。

そのまま胴体を取り付けると写真4のように後ろに反った状態になるので、下半身パーツの腹側を削って角度を調節します。

火を付けるフィギュアと組み合わせます。煙草を咥えるフィギュアは写真5の位置で配置するので、それに合わせて火を付けるフィギュアの位置やポーズを調節していきます。左手で火を付けているので、写真5の位置だとちょっと距離が空きすぎてしまいます。

もう少し近づけて配置をします。写真6の位置だとスボンの裾が砲塔に干渉してしまいますが、足元はぴったり平面スペースに収まるので下半身のポーズ変更をする必要は無さそうです。裾部分はナイフで削って車体に干渉しないようにします。

右手パーツを仮組みした状態が写真7になります。この状態だと咥えた煙草に手が届かないですが、右腕を伸ばせばどうにかなりそうです。

先に煙草を咥えるフィギュアの頭部と左手を接着します。
これに合わせて、写真8、9のように火を付ける右腕の角度や向きを調節していきます。
今回のように二体のポーズを合わせる場合は、先にどちらかのフィギュアポーズを決めてから、それに合わせでもう一方のポーズを変えていった方が作業が楽です。二体同時にポーズを合わせていくと、作業中に角度や位置がズレやすくなるので注意して下さい。

箱絵ではマッチで火を付けようとしているのですが、火の付いたマッチを再現するのはちょっと難しいです。そのため今回は火の付いた煙草から火をもらう設定にしました。火種の煙草は人差し指と中指の間に挟む事にしたので、それに合わせて腕の角度や向きを調節しています。
🐥煙草は破損防止のため塗装後に取り付けます。どのような状態で煙草を持たせるかイメージしながら作業をして下さい。

右腕の位置がきまったら、写真10のように頭部を取り付けます。視線が自然になるように、顔の向きや角度に注意して取り付けます。隙間が空いても構わないので、角度や向きが自然になる事だけ重視して作業を進めていきます。

最後に残った腕を写真11のように接着します。この部分を先に接着した場合、互いの腕が干渉してポーズが制限させてしまう可能性があります。先に重要な部分のポーズを決めてから、残りのパーツを周囲に干渉しないよう調節して接着すれば、重要な部分を制限なく再現する事が可能です。今回は煙草に火を付けるという動作が一番重要なので、先にその動作部分から製作しています。
腕同士が干渉する部分があったので、接着面を少し削って互いの腕がぶつからないように調節しています。

上から見た状態が写真12になります。互いの煙草の位置をイメージしながら、位置が不自然ではないかしっかり確認をします。側面からは問題なく見えても上から見ると大きく位置がズレている場合もあるので、しっかり360度から確認するようにして下さい。

火を付けるフィギュアに小銃を取り付けます。銃は車体にしっかり接地するようにして写真13のように取り付けます。そのままだと、握った感じがしないので親指を切断して、後で握って見えるようにパテで親指を製作します。

ポーズ変更を終えた状態が写真14になります。

煙草に火を付けるフィギュアは小銃を握る親指を製作するので、写真14のように一旦右腕を外して、親指を製作してから胴体に接着することにします。小銃の位置がズレないよう注意しながら右腕パーツを外します。

=🐣フィギュアの配置とポーズ決め その7=
最後の一体のポーズ決めと配置作業を行います。このフィギュアは写真15の位置に配置する事にします。右腕の角度をやや上向き変えて、煙草を吸っている雰囲気を出してみました。

このフィギュアも小銃を銃底を床面に着けている状態なので、写真16のように銃を接地した状態で手に接着しています。ちょっと高さの変化を出してみたかったので、消火器の上に銃を乗せるようにしてみました。このフィギュアも銃を握って見えるように改造するため親指を切断しています。

親指を製作してから胴体に取り付けた方が作業しやすいので、このフィギュアも写真17のように左腕を一旦外します。

これで全てのポーズ変更が終了しました。気になる部分だけポーズ変更を行いましたが、それでも既存のフィギュアをそのまま乗せるより車両との一体感は増したと思います。オリジナル感も増すので、既存のフィギュアをそのまま乗せるだけでは物足りないと感じている方は、是非挑戦してみて下さい。
今回はここで終了です。次回はパテ盛り作業になります。
