【初心者向け】簡単!筆塗りで行うまだら迷彩(タミヤ 1/48 フィーゼラー Fi156C シュトルヒ)~⑤まだら迷彩塗装編その1~

前回は基本塗装について説明をしました。今回はまだら迷彩の塗装をします。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!筆塗りで行うまだら迷彩(タミヤ 1/48 フィーゼラー Fi156C シュトルヒ)~④基本塗装編~

🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣まだら迷彩の塗装について=

まだら模様の迷彩は複雑で、エアブラシや筆を使用しても表現が難しい迷彩です。今回はエナメル塗料を使用してまだら迷彩を行います。手間はかかりますが特別な技術は必要ないので、初心者の方でも簡単にまだら迷彩が表現できます。

写真1はアクリル塗料で基本塗装が終了した状態です。エナメル塗料はアクリル塗料の塗膜に影響しないので、下地を溶かすこと無く重ね塗りが可能です。さらに溶剤を使用すれば、塗装したエナメル塗料を下地に影響なく拭き取る事も可能です。今回はその性質を利用してまだら迷彩を行います。

写真1

迷彩塗装の場合、迷彩柄を重点に考えてしまいますが、まだら迷彩のような複雑な迷彩は余白部分が重要になります。今回は明るいライトブルーの下地に砂漠色の迷彩になるので、より余白部分の色が目立ちます。明るい箇所に視点は集中するので、余白部分に統一感があるときれいなまだら迷彩に見えます。

今回は筆塗りで加えた迷彩柄の形をエナメル溶剤で整えて、余白部分の太さが均一なまだら迷彩になるよう塗装をします。

ぼかし塗装を筆塗りで行うのは難しいですが、溶剤で縁を滲ませる事は簡単です。色の滲みはぼかしにも見えるのでエアブラシほどではないですが 、ちょっとしたぼかし塗装も可能です。大柄の迷彩の場合はちょっと粗が目立ちますが、まだら迷彩のような小柄で数の多い迷彩柄だとそれほど気にならないです。スケールが小さくなればなるほど有効的な塗装法だと思うので、まだら迷彩で迷っている人はちょっと参考にして下さい。

難点はエナメル塗料で迷彩を加えるので、エナメル塗料でのスミ入れが不可能になります。一応最後にアクリル塗料でコーティングするのですが、機体が大きいのでどうしてもコーティングが薄い箇所が発生してしまいます。そういった箇所はスミ入れの際に迷彩柄が剥がれてしまう事もあるので、スミ入れを行う場合は水性塗料を使用するようにして下さい。

=🐣まだら迷彩=

迷彩色は説明書通りにXF52フラットアースとXF59デザートイエローを1:1で混合した塗料を使用します。迷彩色はタミヤエナメル塗料を使用します。

混合した塗料を写真2のように迷彩柄を筆で塗装をします。迷彩柄の形だけ意識して塗るようにします。溶剤で形を整えるので細い箇所は消えてしまいます。ある程度の太さを保って塗装して下さい。あまり余白を空けないで少し窮屈な感じになるで塗装します。

写真2

溶剤で形を整えるのですが、拭き取りで使用する筆は1本にします。ずっと同じ筆を使用すれば、余白部分の幅が均一になります。複数の大きさの筆を使用すると、余白部分を均一に保つのが難しくなるので注意して下さい。

ちょっと使い古した筆の先端をカットして、写真3のように筆先を整えた物を使用します。先端が尖っていると、太さを均一にするのが難しくなるので注意して下さい。

写真3

少量のエナメル溶剤を付けた筆で、余白部分をなぞるような感じで迷彩柄の形を整えます。迷彩柄を整えるというよりは、余白部分の太さを均一にするイメージで塗料を拭き取っていきます。

きれいに筆を動かすのではなく、ちょっと乱雑に小刻みに動かすと迷彩柄の縁が滲んでぼけた感じになります。筆には拭き取られた塗料が付着するので、こまめにティッシュや布で拭き取りながら作業を進めていきます。

写真4の赤線より下の部分が拭き取りを行った箇所になります。余白部分の幅が均一になったので、まだら迷彩っぽく見えるようになります。

写真4

全体の拭き取りが終了した状態が写真5になります。

ここで気になるのが、余白部分に若干迷彩色が残ってしまう事です。迷彩柄は全体にあるものではないので、迷彩柄のない機体下面や主翼裏側などのライドブルーと色合いの差が出てしまいます。

これは最後に迷彩柄の無い箇所に薄めた迷彩色を塗って、軽くエナメル塗料で拭き取れば色合いを統一できます。そのため、余白部分の色合いの変化はあまり気にせずに作業を進めて下さい。

写真5

ちょっと離して撮影した状態が写真6になります。離れてみるとよりまだら模様のように見えます。

写真6

🐥今回は迷彩色をあまり希釈せずに塗装しましたが、少し薄めた状態にすると迷彩柄全体がボケた感じになります。濃度の調節が難しいですが、迷彩柄をもっとぼやけた感じにしたい場合は少しうすめにして迷彩柄を塗装して下さい。

=🐣まだら迷彩のポイント=

実際にやってみると解ると思いますが、迷彩柄の塗装や拭き取りは作業中にどんどんコツを掴んでいきます。そのため、ブロック毎に分けて塗装する事をお勧めします。

今回は写真7のように右側の水平尾翼から塗装を始めたのですが、やや迷彩柄がぎこちない感じがします。

写真7

右水平尾翼拭き取り作業を終えた状態が写真8になります。まだ慣れてないので、いまいち迷彩柄や拭き取り方が確立してない状態です。

写真8

ここから左右対象に作業を進めていきます。右水平尾翼を塗ったので、今度は左の水平尾翼を塗装します。

左水平尾翼の迷彩柄塗装を終えた状態が写真9になります。

なんとなく、慣れと迷彩柄の方向性が決まってきたので、写真7よりは迷彩柄の塗装が上手くいった感じがします。ここから拭き取り作業をします。

写真9

機体後部までの拭き取り作業を終えた状態が写真10になります。水平尾翼→垂直尾翼→機体後部の順で作業を進めていきましたが、徐々に慣れてきた感じが解ると思います。

写真10

この作業を左右非対称、例えば機体右側から一気に塗装を始めた場合、作業中にコツを掴んでいく事が多いので右と左の迷彩に大きな差が出てしまいます。今回のように細かくブロックに分けて左右対称に塗装を進めていけば、製作初期と後期の差を誤魔化す事ができます。

単純作業を繰り返す塗装などは、作業中にコツを掴んでいくので、序盤と終盤で技術の差が広がってしまう事が結構多いです。単純作業のため機械的に片側から一気に作業をしたくなりますが、完成後にチグハグになってしまう場合もあるので、ちょっと面倒ですが序盤と後半の差が目立たないように、ブロック分けをして左右順番に仕上げていく事をお勧めします。

今回はここで終了です。次回は迷彩塗装の続きになります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】簡単!筆塗りで行うまだら迷彩(タミヤ 1/48 フィーゼラー Fi156C シュトルヒ)

~①準備編~

~②機体の製作編その1~

~③機体の製作編その2~

~④基本塗装編~