【初心者向け】車体に合わせた戦車兵フィギュアの改造方法(ドラゴン 1/35 ヘッツァー コマンドバージョン)~⑥顔の塗装編その1~

前回でフィギュアの改造は終了したので、今回から塗装作業になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】車体に合わせた戦車兵フィギュアの改造方法(ドラゴン 1/35 ヘッツァー コマンドバージョン)~⑤パテ盛り編その2~

=🐣フィギュア塗装のコツ=

フィギュア塗装で大切な事は、自分の好み色合いなどをハッキリ自覚する事です。

模型雑誌や模型店のショーケースなどで見かける完成品を見ると、どれも上手く見えますが全て同じスタイルで塗装しているという事はないです。まずはこんな感じで仕上げたいというフィギュアを探して、それを真似るように仕上げる事が大事です。

あくまでも真似るのは仕上がった状態なので、使用する塗料や塗り方まで真似る必要はないです。まずは自分の扱いやすい塗料や得意な塗り方を駆使して、理想の状態になるように挑戦してみて下さい。それでも行き詰まった時は、塗料や塗り方などの変更を考えてみて下さい。

そう簡単に真似できないと思うかもしれませんが、自分がどの部分に惹かれたのか理解すれば意外と簡単です。鮮やかな色合いに惹かれたなら鮮やかになるように色を調合すれば良いし、陰影がハッキリしているのに惹かれたなら明暗を少し強めに強調してみれば、理想の仕上がりに近づいてくると思います。

塗り方や塗料を同じ物にして理想の仕上がりに近づけるのも一つの方法ですが、使い慣れた塗料や得意な塗り方を駆使して理想の仕上がりに近づけるのも一つの方法です。まずは、好みのフィギュアを探して、どこに惹かれたのか自分なりに考えてみて下さい。

🐥雑誌などの写真だと、どうしても色合いやツヤなどの表現が伝わり難いです。可能なら実際に展示会や店頭のショーケースなどで、理想の仕上がりのフィギュアを探して目に焼き付けて下さい。

今回はフィギュア塗装についても説明しますが、あくまでも塗装法の一つとして気楽に読んでみて下さい。部分的に役立つ箇所もあると思うので、フィギュア塗装で悩んでいる人は参考程度に読んでみて下さい。

=🐣皮膚の塗装について=

私は皮膚部分はアクリル塗料、服部分はエナメル塗料で塗装をしています。

塗料を使い分ける理由は、塗料がはみ出しても溶剤で拭き取れるからです。基本的に皮膚から塗装を始めているのですが、服を塗装している際に皮膚部分に塗料が付着してしまうと精神的にかなりのダメージになります。

皮膚をアクリル塗料、服をエナメル塗料にすれば、皮膚部分に服の塗料が付着してもエナメル溶剤で拭き取る事が可能になります。はみ出しや不慮の事故での塗料付着に対応できるので、結構気楽に塗装する事ができます。はみ出しが気になり思うように塗装ができない人は、ちょっと参考にしてみて下さい。

服はタミヤエナメル塗料を使用します。皮膚部分は写真1のAKインタラクティブの皮膚用塗料セットを使用します。

写真1

このセットはアクリル塗料で、濃い目の影色が3種、基本色が1種、明るめの色が2種、計6種の塗料が含まれています。

タミヤアクリル塗料の場合、皮膚に使用できる塗料はXF15フラットフレッシュ、XF7フラットレッド、XF2フラットホワイト、XF10フラットブラウンなどの4色になります。この4色で皮膚の明暗を表現しなくてはならないので、色の調合作業がちょっと面倒です。

このセットだと肌色系の色が6種含まれているので、多少の調合は必要になりますが、比較的簡単に色の変化を表現する事が可能です。輸入品なので気軽に入手できる物ではないのが難点ですが、使い勝手はタミヤアクリル塗料とあまり変わらないので、色合いさえ真似る事ができればタミヤアクリル塗料でも代用可能です。

🐥輸入品は突然流通が止まってしまう場合もあるので、使用する際は代替え品の事も少し考えておいた方が良いです。

🐦️下記に今回使用した皮膚用塗料セットを載せてきます。参考にして下さい。

=🐣目の塗装=

先に目の塗装をします。目の塗装は最後に行う人も多いのですが、失敗した時に修正が面倒なので先に塗装する事にしています。

白目の塗装はXF55デッキタンで行います。白目をホワイトで塗装してしまうと、かなり白目部分が目立ってしまうので、少し色が付いた白っぽい色での塗装をお勧めします。

フィギュアのモールドによっては目の位置が解りにくい場合もあるので、写真2のように目の付近全体に白目塗料を塗ってどこが目になるのか確認します。

写真2

白目を塗ったら瞳を塗ります。XF8フラットブルーで塗装しますが、そのままだと白目同様に青がきつくなってしまうので、白などを少し混ぜてやや薄い青色にしています。

瞳はスタンプを押す感じで、ちょんと点付けする感じで塗料をのせていきます。 一度に塗ろうとせずに、少量の塗料を付けて何度かスタンプする感じで瞳の形を作っていきます。皮膚色の塗装時に目の形を整えるので、はみ出しは気にしないで眼球全体を塗装するような感じで瞳を塗っていきます。

口角の上に瞳がくるようにすれば正面を向いた状態になります。口角を目印にして瞳の位置を決めて下さい。

瞳を塗った状態が写真3になります。

写真3

瞳の塗料は薄めすぎるとモールドに沿って塗料が流れてしまうので、あまり溶剤で薄めないようにして下さい。筆のコントロールが難しい場合は、先端をナイフで削って細くした爪楊枝を使用してみて下さい。筆のように塗料を吸い込まないので、スタンプのように押し付けて色をのせるには適しています。

どうしても自信のない人は、目の塗装だけエナメル塗料で行ってみて下さい。失敗してもエナメル溶剤できれいに拭き取れるので、気に入った状態になるまで何度でもやり直す事ができます。

🐦️下記に瞳の塗装に適した筆を載せておきます。これは筆先が細いので、面積のある部分の塗装には向いていないですが、スタンプのように点付けで塗料をのせるには適しています。比較的入手しやすい筆なので、筆で悩んでいる人は参考にして下さい。

今回はここで終了です。次回は皮膚の塗装になります。