前回はコンテナの製作について説明をしました。今回は小物の製作と配置になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】ムギ球を使用して模型を光らせる!(ゲッコーモデル 1/35 コンテナ兵舎)~⑤コンテナの製作編~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
=🐣小物の製作=
キットにはロッカーやベッドなど様々な小物が付属しています。まずは小物類を組み立てて、コンテナ内にどのような感じで設置するか確認をします。
写真1はロッカーになります。扉は開閉選択式でハンガーもセットされていて、同じ物が2個付属しています。。ハンガーは支柱パーツに引っ掛けて取り付けるのですが、支柱パーツを先にロッカーに取り付けると上手くハンガーを引っ掛けられないので注意して下さい。ハンガーは先に支柱パーツに取り付けてから、ロッカーに取り付けるようにして下さい。

内部が再現されているので、ついつい全て開状態にしたくなりますが、ロッカー内に入れる荷物はパーツ化されていないです。全てガラガラだと違和感があるので、開状態にするのは1~2箇所程度にした方が良いと思います。手持ちの小物パーツに合わせて開閉を選択してみて下さい。
ベッドは写真2のように二段式になっています。マット部分に布的なモールドがないのでちょっと物足りなく感じてしまいますが、コンテナ内に配置するとほとんど気にならないです。どうしても気になる人はパテなどで布的なモールドを追加してみて下さい。

付属の小物を組み立てた状態が写真3になります。扇風機は塗装しやすいように、羽と前面カバーは分割して塗装後に取り付ける事にしました。

ロッカーは配置を決めてから開閉を選択するので、扉は未接着の状態です。
=🐣フィギュアの製作=
キット付属のフィギュアを組み立てた状態が写真4、5になります。
上半身裸の兵士はとくに問題なく組み立てられますが、服を着ていないので、腕の合わせ目が目立ってしまいます。エポキシパテなどで合わせ目の処理をして下さい。首の合わせ目はうまく認識票で隠れるので問題ないです。
手に持っているカップの上面が平らなので、ドリルで軽く穴を空けて飲み物が入ったような感じにしています。頭髪のモールドがうすいので、パテで頭髪を製作する事にします。モールドがうすい部分は塗装時に困る事が多いので、ちょっと塗装時に塗り分けが難しいと思った箇所はパテなどで強調させてみて下さい。

ベットに寝ている兵士は、そのまま組み立てると両手の間隔が広くて、説明書に印刷されている雑誌を持たせる事が出来なくなるので注意して下さい。そこは仮組み時に確認しなかったため、塗装後に気付く事になり今回は新聞を持たせる事になりました。説明書に印刷されている雑誌を持たせたい場合は、袖口部分で腕を切断し両腕を内側に傾けるようにして下さい。
右足のかかとがベットのマットと干渉するので、そのまま配置すると足が若干浮いてしまいます。本来はマット部分をかかとに合わせて削るのが正しいと思うのですが、あまり目立たないし面倒だったので、かかとを少し削って平面に合わせています。よりリアルに仕上げたい場合は、マットを削ってかかとがめり込んだ状態を再現させて下さい。

フィギュアの配置はまだ先なので、作業の合間などにゆっくりと合わせ目処理やポーズ変更、塗装などを行って下さい。
🐔パテを使用したモールドの強調方法や、ポーズ変更について詳しく説明した記事を下記に載せておきます。興味のある方は読んでみて下さい。
【初心者向け】対戦車砲と榴弾砲の違いを比べながら製作!(タミヤ 1/35 ナースホルン フンメル)~⑤フィギュアの製作(ナースホルン)編~
【初心者向け】対戦車砲と榴弾砲の違いを比べながら製作!(タミヤ 1/35 ナースホルン フンメル)~⑥戦闘室とフィギュアの製作(フンメル)編その1~
=🐣コンテナ内部の配置=
小物の配置場所を確認します。ついでにジオラマの配置も確認するので、写真6のようにコンテナ、土嚢、車両などを配置してみます。

ベッドやロッカーは箱絵と同じように配置にする事にしました。この辺は自由なので、いろいろと確認しながらベストな位置にロッカーやベッドを設置して下さい。
左側のベッドは車両に隠れてしまうので、寝ているフィギュアを写真7のように右側のベッドに配置してみました。

下段だとほとんど見えないので、今度は写真8のように上段に配置してみました。これも天井パーツを取り付けるとほとんど見えなくなりそうです。

いろいろ悩んだのですが、ここは思いきって右側だけ一段のベッドにする事にしました。下段部分をカットして写真9のように一段にしてみました。左側が二段なのが少し気になりますが、何らかの理由で下段のベッドが壊れてしまったという設定で製作する事にします。
ちょっと強引な設定ですが、この方が壁面の時計やスピーカーが目立つようになったので、これはこれで良かったと思います。

開口部からコンテナ内部を見た状態が写真10になります。天井は閉じてしまうので、実際に見えるのはこの角度からになります。

電源を配置する場所も確認しておきます。電池ボックスを1個にして、スイッチと共に土嚢内部に隠すという事も考えたのですが、今回は面倒な作業はしないで光らせる事重視で製作するので、背面は舞台裏と開き直って製作する事にしました。
横置きだとそれだけ幅をとってしまうので、今回は写真11、12のように縦置きで配置する事にしました。
🐥スイッチの設置場所がムギ球のコードが届く範囲になる事だけ注意して下さい。

電池ボックスがむき出しになりますが、この方が電池の取り外しやメンテナンスがしやすくなります。

今回はここで終了です。次回は地面の製作になります。
