【初心者向け】装甲兵員輸送車両の製作方法(ゲッコーモデル 1/35 M76オッター前期型)~④車体内部の塗装編その2~

前回は内部塗装について説明をしました。今回は内部塗装の続きになります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】装甲兵員輸送車両の製作方法(ゲッコーモデル 1/35 M76オッター前期型)~③車体内部の塗装編その1~

🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣スミ入れ=

タミヤスミ入れ用塗料を使用してスミ入れをします。

側面パーツの接合部は接着後にスミ入れをするので、まずはパーツ分割した状態でスミ入れをします。

今回はタミヤスミ入れ用塗料のダークブラウンを使用しています。スミ入れが終了した状態が写真1~4になります。

写真1

🐔スミ入れは黒だと暗くなりがちで、茶色が強いと錆っぽく見えてしまいます。ダークブラウンはちょうど黒と茶色の中間なので、スミ入れには丁度よい色合いです。下記に載せておくので参考にして下さい。

スミ入れの色を変えるだけで、仕上がりの雰囲気も変わってきます。自分好みの仕上がりになるスミ入れ塗料を探してみて下さい。

写真2
写真3
写真4

車体内部はハッチなどから覗かないと見えないため、スミ入れの効果が低いように感じますが、モールドを強調させる効果があるので、内部を覗いた時に立体感がハッキリします。

一段階色合いが暗くなってしまうのは難点ですが、内部のモールドを強調させたい場合はスミ入れを行ってみて下さい。

=🐣汚し塗装=

車体内部に土汚れとオイル染みを加えていきます。

オイル汚れやシミはエナメル塗料を使用して行います。

🐔下記にオイル汚れやシミの塗装方法を詳しく説明した記事を下記に載せておきます。こちらを参考にして下さい。

【初心者向け】汎用パーツでディテールアップする方法(タミヤ 1/35 ドイツⅣ号戦車G型初期生産車)~⑯汚し塗装編その3~

土色のパステル粉やピグメントを付着させて土汚れを加えていきます。床面を中心に土汚れを加えていきます。

車体内部の汚し塗装を終えた状態が写真5~8になります。

写真5

ハッチ開口部からどのように見えるか、仮組をして確認しながら汚し塗装を加えていきます。

写真6
写真7

側面パーツにもシミを加えていきます。天井部分は下から覗くようにしないと見えないので、普通に飾る場合は無理に汚し塗装を加える必要はないです。仮組をしながら、外から見える部分を重点に汚し塗装を加えて下さい。

写真8

ハッチが多い車両は見える範囲が広いので、結局全てに汚し塗装をする事になってしまい単調になりやすくなります。ハッチから覗く部分で、ここは強調させたいという部分に、強い汚しを加えればメリハリが付くので汚し塗装が目立つようになります。こまめに仮組をして、開口部分からどのように見えるか確認をしながら内部塗装を進めてみて下さい。

今回はここで終了です。次回は車体の組み立てとマスキングになります。

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