前回は下地塗装について説明をしました。今回はナースホルンの基本塗装と迷彩塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】対戦車砲と榴弾砲の違いを比べながら製作!(タミヤ 1/35 ナースホルン フンメル)~⑪下地塗装編~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ(TAMIYA) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.335 ドイツ陸軍 重対戦車自走砲 ナースホルン
タミヤ(TAMIYA) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.367 ドイツ重自走榴弾砲 フンメル 後期型
=🐣基本塗装=
全体をタミヤアクリル塗料XF88ダークイエロー2で塗装します。下地塗装が消えないように、少し塗料を薄めにして吹き付けます。
基本塗装が終了した状態が写真1、2になります。

影になる部分にもダークイエローを吹き付けるので、砲や予備キャタピラは外した状態で塗装をします。

下地塗装で上手くいかなかった箇所は、基本塗料を多めに吹き付ければ消す事ができます。
=🐣迷彩塗装=
ナースホルンは箱絵と同じように冬季迷彩にする予定ですが、冬季迷彩の下地になる3色迷彩を塗装しておきます。
砲は取り付けた状態で迷彩塗装をしても問題ないですが、前面装甲板に隠れてしまう防盾部分の迷彩塗装が気になる人は、先に写真3、4のように砲を取り外した状態で迷彩塗装を行います。

茶色部分はタミヤアクリル塗料XF64レッドブラウン、緑色部分はXF58オリーブグリーンを使用しています。

塗装が終了したら、写真5、6のように砲を車体に取り付けます。戦闘室内部の塗装があるので、砲部分はこの時点では接着しないようにします。


防盾の迷彩塗装と繋げる感じで、写真7のように車体の迷彩塗装をします。

迷彩塗装が終了した状態が写真8~10になります。



=🐣細部塗装とデカール貼り=
転輪のゴム部分や装備品などの細部塗装をします。砲部分や戦闘室内部も忘れずに細部塗装をして下さい。
🐔細部塗装やキャタピラにはみ出した塗料の修正方法を詳しく説明した記事を下記に載せておくので、そちらを参考にして細部塗装をして下さい。
【初心者向け】汎用パーツでディテールアップする方法(タミヤ 1/35 ドイツⅣ号戦車G型初期生産車)~⑪細部塗装編~
細部塗装が終了したらデカールをはります。デカールは数が少なく平面のみなので、特に問題なく貼ることが可能です。軟化剤を使用して車体に密着させるようにします。
細部塗装とデカール貼りが終了したら、塗装剥がれ表現を加えます。ちぎったスポンジにタミヤアクリル塗料XF63ジャーマングレイを付着させて、叩くような感じで塗装剥がれを加えていきます。エッジ部分やよく触れそうな箇所に塗装剥がれを加えて下さい。
細部塗装とデカール貼りが終了した状態が写真11~14になります。

下地塗装で加えた塗装剥がれは、基本塗装を重ねたので古いくすんだ感じの塗装剥がれになっています。ジャーマングレイで加えた塗装剥がれと合わせると、新旧2種類の塗装剥がれ表現が可能になるので、塗装剥がれを多めにしてもしつこい感じにならないです。

別で塗装したパーツにも細部塗装や塗装剥がれ表現を加えるのを忘れないようにして下さい。


細部塗装が終了したら、全体にタミヤアクリル塗料XF86フラットクリアーを吹き付けて塗膜の保護とツヤの整えをします。
今回はここで終了です。次回は戦闘室内部の仕上げ塗装と冬季迷彩塗装になります。