前回は水面の製作をしました。今回は草木の製作になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】クレオス水性ホビーカラースーパーファインゴールドで金閣寺を塗装する(童友社 1/200 金閣寺)~⑦水面の製作編~
🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
童友社 1/200 日本の伝統美 金閣寺 プラモデル JD-12
=🐣下地塗装=
地面の表現で使用したテクスチャーペイントの色が暗めだったので、そのまま重ねて塗装をすると全体的に暗めな感じになってしまいそうです。
全体的に鮮やかな感じにしたかったので、明るくしたい部分に軽くフラットホワイトを吹き付けて下地塗装をしておきます。今回は水面製作後に行いましたが、石垣の塗装前に行った方がマスキングの手間が少ないので、下地塗装はテクスチャーペイントの盛り付け後に行う事をお勧めします。
下地塗装が終了した状態が写真1~3になります。
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建物回りの石畳も茶色のままだと色が乗り難そうなので、軽く白を吹き付けておきます。
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ガッツリ白を吹き付けるわけではないので、水面に大きめの紙を当てる程度のマスキングでも問題ないです。石垣に少しかかっても目立たないので、水面に塗料が付着しないようにする事だけ気を付けて下地塗装をして下さい。
=🐣樹木の製作=
透明レジンが完全硬化すると表面がカチカチになります。そうなると、粉やゴミが水面に付着しても簡単に除去できるようになるので草木の製作が可能になります。
🐥透明レジンを流し込む前に草木を製作してしまうと、レジンの硬化途中で樹木の葉や草などが飛んで水面に付着してしまう場合があります。そうなってしまうと、除去がとても難しくなるので注意して下さい。
今回使用する松の木は写真4のように根元部分が大きく拡がっています。このまま使用しても良いのですが、設置場所や角度が限られてしまうので、拡がっている部分を切断して使用する事にします。
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🐦️下記に今回使用する松の木を載せておきます。参考にして下さい。
写真5のように幹の下部で切断して、1㎜の真鍮線を差し込みます。幹の色がいまいち単調だったので、焦げ茶で幹全体を塗装して凹部分を黒で塗り、最後に茶色で幹全体をドライブラシしています。
物足りないと思った部分に、ちょっと塗装したり手を加えるだけでも随分と雰囲気が変わってきます。市販の完成品でも全てが自分の好みというものは少ないので、物足りないと感じた部分があったらちょっと手を加えてみて下さい。
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植えたい部分に穴を開けて写真6のように樹木を植えます。樹木と地面の隙間は後で処理するので、あまり気にしないで自分の気に入った位置や角度で取り付けるようにして下さい。
地面に開けた穴はテクスチャーペイントで簡単に埋める事が出来るので、気に入った位置ではなかったら穴を開け直して再度位置や角度を調節して下さい。
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水面に写る金閣寺を強調したいので、仮組みした金閣寺をベースに乗せて、写真7、8のように松の木が水面に写る金閣寺を邪魔しないか確認をしながら作業をします。
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樹木と地面の隙間を埋めます。小さな樹木なら隙間にテクスチャーペイントを盛り付けるだけでも大丈夫です。
今回はスケールで考えると巨木の部類に入る大きさので、バテで張り出した根を製作します。隙間部分にエポキシパテを詰めてから、写真9、10のように根を製作します。
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一見難しそうですが、根の大きさに合わせたパテを地面に乗せて、先端が細くなるように爪楊枝などで形を整えるだけなので、作業自体はとても簡単です。四方に伸びるように1本の樹木に対して3~5根を製作すれば地面に根を張っているように見えるので、根元部分が物足りないと感じた方は根の製作をしてみて下さい。
🐦️今回使用したエポキシパテを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.51 エポキシ造形パテ(速硬化タイプ) 25g 模型用素材
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他の松の木も同じ様に植えていきます。
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今回はここで終了です。次回は芝生の製作になります。