前回は建物の塗装について説明をしました。今回は建物の組み立てになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】上田城を自由に製作してみる(PLUM 1/200 上田城)~⑪建物の塗装編~
=🐣門の取り付け=
スミ入れまで終了した門パーツを写真1のように組み立てます。事前に仮組みをしておかないと、屋根との間に隙間などが発生する場合があるので、塗装前に仮組みをしっかり行うようにして下さい。
接着剤が塗装面にはみ出さないように、接着剤は少なめに使用するようにして下さい。
🐥塗装後に流し込み接着剤を使用する際は、思わぬ方向に流れ出す場合があるので特に注意するようにして下さい。指に接着剤が流れてしまい、塗料が指紋型に剥がれてしまうという事を私は何度も経験しているので、接着時に指でパーツを保持する際は、接着面から離れた場所を支えるようにして下さい。
組み立てが終了したら、写真2のようにベースに接着します。ここも塗装前に仮組みや擦り合わせをしていないと、パーツが上手く嵌まらない場合があるので事前の作業をしっかりと行って下さい。
出入り口付近は写真3、4のようになります。当初扉付近にも芝生を撒いてしまったので、削り取るはめになりました。そうならないように、芝生を撒く際はしっかりと扉の位置を確認するようにして下さい。
=🐣塀の取り付け=
塀の裏側には柵状のパーツを写真5のように取り付けます。これは控え柱と言って、塀の強度を上げるための物です。控え柱は木製なのでレッドブラウンで塗装しています。
控え柱を取り付けたら屋根を接着します。接着剤がはみ出さないように注意して下さい。
塀の取り付けが終了した状態が写真6~8になります。
=🐣櫓の取り付け=
最後に櫓の取り付けになります。今回は写真9、10のように下から階層ごとに接着しましたが、先に櫓全体を組み立ててからベースに接着して問題ないです。
櫓とベースの接着ガイドがキツいと、取り付け時に力を入れて破損してしまう場合があるので、事前の擦り合わせはしっかりと行うようにして下さい。
櫓の組み立てが終了した状態が写真11~14になります。
=🐣仕上げ作業=
最後にネームプレートと外枠を塗装します。
ネームプレートはタミヤアクリル塗料X1ブラックを吹き付けた後に、エナメル塗料のゴールドで文字部分を塗装しています。
今回はタミヤペイントマーカーX12ゴールドリーフを使用して塗装をしました。ペンタイプの方が粒子が細かく金属感が高いのでお勧めです。直接塗るのではなく、塗料皿などに少し出してから筆で塗ると上手く塗れます。はみ出してもエナメル溶剤で拭き取れるので、気楽に塗ることができます。
瓶タイプのゴールドリーフは塗るのにちょっとしたコツがいるので、筆塗りに慣れていない人はタミヤエナメル塗料X31チタンゴールドをお勧めします。色合いは少し異なりますが、こちらの方が筆塗りしやすいです。
最後に外枠を塗装します。マスキングが難しかったので筆塗りで行いましたが、思った以上にムラが発生してしまいました。そのため、試しに上からウレタンニスを塗ってみたのですが、驚くほどの光沢仕上がりになりました。結果的には良かったのですが、製作後のマスキングが難しい場合は、先に枠を塗装して枠部分をマスキングをしてから地面などの製作をする事をお勧めします。
写真17の丸で囲んだ部分は、位置的に石垣の一部だと思うのですが、石垣のモールドがされてないです。モールドを彫るのも面倒なので、そのまま外枠の一部として塗装しました。さほど目立つ場所ではないので黒塗りでも違和感はないです。モールドを彫るのが面倒な人はそのまま枠として塗装して下さい。
これで完成になります。
今回はここで終了です。次回は簡単なまとめになります。
🐦️今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。