【初心者向け】汎用パーツでディテールアップする方法(タミヤ 1/35 ドイツⅣ号戦車G型初期生産車)~⑬仕上げ塗装編~

前回はデカール貼りについて説明をしました。今回は仕上げ塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】汎用パーツでディテールアップする方法(タミヤ 1/35 ドイツⅣ号戦車G型初期生産車)~⑫デカール貼り編~

=🐣木製部分の仕上げ塗装=

木製部分にコーティング塗装をした状態が写真1になります。

🐔木製部分の基本塗装は下記に載せた記事で説明しています。こちらも参考にして下さい。

【初心者向け】汎用パーツでディテールアップする方法(タミヤ 1/35 ドイツⅣ号戦車G型初期生産車)~⑪細部塗装編

写真1

木製部分に薄めたタミヤエナメル塗料XF64レッドブラウンを写真2のように塗装します。下地のクリアーオレンジで塗装した木目が薄く残るような感じで塗装していきます。これで木製部分の塗装は終了です。

🐥木製部分をテカらせたい場合は、レッドブラウンにクリアーを加えたり光沢塗料のX9ブラウンで塗装をして下さい。

写真2

この部分はデカールを貼る必要があるので、仕上げ塗装後に写真3のようにデカールを貼ります。

写真3

デカールの保護とツヤの調節のために、この部分だけもう一度XF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。コーティング塗装が終了した状態が写真4になります。

写真4

ちょっと手間はかかりますが、この方法だと比較的簡単に木目の表現ができます。コツは薄めたエナメル塗料をきれいに塗るのではなく、わざとムラがでるように塗装する事です。慣れてくると、いろいろな木製部分の表現が出来るので、木製部分の塗装で悩んでいる人は是非試してみて下さい。

🐔下記に載せた記事は今回と同じ方法で甲板を塗装したものです。クリアーオレンジの木目表現はしなかったですが、基本的な作業は同じなので興味のある方は参考にしてみて下さい。

タコム 1/72 赤城艦橋を製作してみる ~⑨艦橋と飛行甲板の塗装編~

=🐣布パーツの仕上げ塗装=

塗装で布パーツに明暗をつけます。ブラックだと影の部分が強すぎるので、基本色にXF63ジャーマングレイを加えた影部分の塗料を凹部分に塗っていきます。陰影をハッキリさせたい箇所は少し多めにジャーマングレイを加えて下さい。

次に基本色にXF2フラットホワイトを加えて、凸部分にドライブラシで塗装をします。ハッキリと明るくさせたい箇所は、フラットホワイトを多めに加えて下さい。

布パーツの明暗塗装が終了した状態が写真5、6になります。

写真5
写真6

これで塗装は終了です。汚し塗装をしない場合はこれで完成になります。

今回はここで終了です。次回から汚し塗装になります。

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

コメントを残す