【初心者向け】フルインテリアキットの製作と見せ方(アミュージングホビー 1/35 フェルディナント)~⑧車体内部の塗装編その2~

前回は操縦室の塗装を行いました。今回はエンジンルームの塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】フルインテリアキットの製作と見せ方(アミュージングホビー 1/35 フェルディナント)~⑦車体内部の塗装編その1~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣エンジンの塗装=

シリンダーブロックはX10ガンメタル、パイプはXF64レッドブラウンで塗装しています。細部塗装が終了したら、XF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。

コーティング塗装が終了したら、パステル粉で汚しをします。パイプ部分は焼けた感じにしたいので、茶色のパステル粉を付着させます。茶色のパステル粉はサビ以外にも、焼けた鉄の表現などで使用できます。エンジンも少し焼けた感じにしたいので、一部に茶色のパステル粉を付着させます。

茶色だけでは単調になるので、上から黒のパステル粉をランダムに付着させてスス汚れの表現を行います。最後にオイル汚れを付けていきます。オイル汚れの上からパステル粉を付着させると、ツヤが目立たなくなり古い感じのオイル汚れになります。

汚し塗装が終了した状態が写真1、2になります。

写真1
写真2

失敗してもエナメル溶剤で軽く拭き取れば、やり直しができます。拭き取った後で、パステルに付着からやり直して下さい。

=🐣発電機の塗装=

発電用モーターの塗装をします。ベルト部分を塗装したらXF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。

コーティング塗装が終了したら、スミ入れをします。モーター部分は焼けた感じにしたいので、ブラウン系のスミ入れ塗料を使用して少し茶色がかった仕上がりにします。スミ入れが終了した状態が写真3になります。

写真3

エンジンルームに取り付けるのですが、その前にエンジンルーム内のスミ入れを忘れないように行って下さい。エンジンルームのスミ入れが終了したら、発電用モーターを写真4のように取り付けます。

写真4

発電用モーターを接着したら、エンジンを写真5のように接着します。

写真5

エンジンルームと駆動用モーターの隔壁パーツを接着して、冷却ファンとエンジンを繋ぐシャフトを写真6のように接着します。

写真6

床面にもパステル粉とオイル汚し用の塗料で、汚し塗装を行います。組み立て後だと筆が入らない箇所もあるので、説明書をよく読んでから汚し塗装をするタインミングを決めて下さい。

=🐣駆動用モーターの塗装=

駆動用モーターはコード部分を塗装した後で、XF86でコーティング塗装をします。コーティングが終了したらスミ入れを行います。ここもモーターが焼けた感じを表現したかったので、ブラウン系のスミ入れ用塗料を使用しています。

スミ入れが終了した状態が写真7になります。

写真7

スミ入れが終了したら、写真8のように車体に取り付けます。

写真8

写真9のように後部の装甲パーツを取り付けたら、エンジンルーム下部の製作は終了です。

写真9

戦闘室の製作の前までに、壁面や床面の汚し塗装を終わらせておくようにして下さい。

=🐣動力伝達装置の塗装=

動力伝達装置も他の部分と同じように、細部塗装後にXF86でコーティング塗装をします。

🐥操縦室、エンジンルームの内部パーツを先に細部塗装してから、一気にまとめてコーティング塗装をするようにすれば1回で済みます。効率を上げて製作したい場合は、先に全てのパーツの細部塗装を行って下さい。

コーティング塗装が終了したら、スミ入れ用塗料でスミ入れをして、オイル汚れ塗装を行います。汚し塗装まで終了した状態が写真10、11になります。

写真10
写真11

汚し塗装が終了したら、写真12のように車体に取り付けます。操縦室の隔壁に接着する時に、接着剤をつけ過ぎると塗料が剥がれてしまうので注意して接着をして下さい。

エンジン部分に繋ぐパイプがありますが、上手くエンジン部分と合わなくても完成後はほとんど見えないので、なんとなく繋がって見えるような位置にあれば問題ないです。

写真12

取り付けが終了した状態が写真13、14になります。

写真13
写真14

歪みやズレを少なくするために上面パーツと擦り合わせをしながら接着するようにして下さい。

今回はここで終了です。次回は戦闘室の製作になります。

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