前回は下地塗装の説明を行いました。今回は基本塗装をします。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】アメリカ戦車製作方法(タミヤ 1/35 M26パーシング)~⑦下地塗装編~
=🐣基本塗装=
タミヤアクリル塗料XF62オリーブドラブで基本塗装をします。下地塗装が消えないように、少し薄めにして吹き付けて下さい。基本塗装が終了した状態が写真1~4になります。
下地塗装で明暗を付けているので、基本塗装はオリーブドラブを普通に吹き付けるだけで大丈夫です。吹き付ける塗料が濃いと下地塗装が消えてしまうので、その点だけ注意して下さい。
🐥グリーン系の塗料は下地塗装の影響を受けやすく、グラデーションや塗装剥がれの表現がハッキリ出るので、イエロー系の車両よりも効果を感じる事ができます。
=🐣デカール貼りと細部塗装=
デカールを貼ります。デカール貼りが苦手な人は、デカールが簡単な車両を選択する事をお勧めします。
泥汚れとデカールが大きく重なる部分がある場合は、重なる部分を切り取って貼り付けます。泥汚れとデカール部分の境目を塗装で目立たなくすれば、泥の下にマークがあるように見えます。
少し泥汚れとデカールが重なるぐらいなら、泥の上からそのままデカールを貼り付けてしまいます。泥と重なる部分は、軟化剤を使用して泥汚れに密着させて、後で上から塗装をしてしまいます。デカールを貼ってから、ナイフなどで削る方法をあります。
🐦️デカール軟化剤を下記に載せておきます。参考にして下さい。
デカール貼りが終了したら、細部塗装を行います。パーシングは装備品が少ないので、他の車両に比べれば細部塗装は楽です。転輪のゴム部分や、予備キャタピラなどを塗装して下さい。
🐥転輪ゴム部分の塗装が少しはみ出しても、汚し塗装で誤魔化す事が可能です。きっちり塗る必要はないので、目に見える範囲のゴム部分だけで充分です。
デカールを貼り終えて細部塗装が終了した状態が、写真5~7になります。
今回はここで終了です。次回は泥の基本塗装とコーティング塗装になります。