【初心者向け】単色塗装車両の楽しみ方(タミヤ 1/35 JSU-152)~⑤細部塗装編~

前回は基本塗装について説明をしました。今回は細部塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】単色塗装車両の楽しみ方(タミヤ 1/35 JSU-152)~④基本塗装編~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣細部塗装=

排気管や装備品などの細部塗装をします。細部塗装は筆塗りなので、自分が一番使いやすい塗料を使用して下さい。

🐥私は濃度のコントロールがしやすく、筆塗りに慣れているエナメル塗料を細部塗装に使用しています。はみ出した部分もエナメル溶剤で拭き取れるのも大きな理由の一つです。いろいろな事案を考慮して、自分に一番適していると思える塗料を選んでみて下さい。

排気管や装備品を写真1、2のように塗装していきます。

写真1

付属のナイロン糸で製作した牽引ワイヤーは、塗るというよりも糸に塗料を染み込ませる感じで塗装していきます。

写真2

戦闘室上面には写真3のように棒状のパーツが存在します。これは榴弾砲として使用する際に、方向や角度を定めるための標棹だと思われます。

この標棹は車体色と同じXF58オリーブグリーンでの塗装指示がありますが、この状態のままだと装備品というよりはモールドの一部のように見えてしまいます。

写真3

今回は車両と装備品との違いを出すため、エナメル塗料のXF58オリーブグリーンで写真4のように標棹を塗装してみました。

写真4

塗料の濃さも影響しますが、エナメル塗料とアクリル塗料では同一メーカーでもわずかに色合いの違いがあります。基本的には同じ色にしたいけど、若干色合いを変えたいという場合は、系統の違う同色を使用してみて下さい。車両と同じ色の装備品には特に有効です。

また、エアブラシでの塗装は薄めて行っているので、ボトルから取り出した状態の色よりかなり薄くなっています。そのため、ボトルから取り出した塗料を薄めずに使用すれば、色の濃さで違いを表現する事も可能です。こちらは同色なので色合いの違いではなく、色の濃さを利用していますが、色の違いは表現可能です。

=🐣キャタピラの塗装=

キャタピラは下地の黒塗装が残っている部分も多いですが、写真5のように白塗装や基本塗装のはみ出しが所々にあります。

写真5

ここは溶剤で多めに薄めたエナメル塗料のキャタピラ色を、キャタピラ全体に流し込む感じで塗装をします。薄めた塗料なので、一回では色がしっかり着きませんが、2、3回繰り返していくと写真6のように色が着いていきます。好みの色になったところで終了させて下さい。

写真6

はみ出した部分を薄く残すようにすれば、キャタピラにも薄い色の変化を付けられます。

キャタピラの修正塗装は一見難しそうですが、塗料を多めに薄めるとスムーズに塗料が流れるので、隅々まできれいに塗装ができます。エナメル塗料なら仮にはみ出しても溶剤で簡単に拭き取れるので安心です。

🐥可動式キャタピラだとエナメル溶剤で連結ピンが溶けてしまう場合があるので注意して下さい。

車体前部の予備キャタピラも写真7のように塗装します。予備キャタピラは黒塗装が残っていないので、濃いめの塗料で塗っています。

写真7

=🐣泥汚れの塗装=

泥汚れ部分を塗装します。エナメル塗料を使用してテクスチャーペイントを盛り付けた部分に塗っていきます。

泥汚れはスミ入れやパステル粉の付着などの表面処理を加えていくと、いつのまにか泥汚れ表面が自然な感じになっていきます。まずは色の変化などは意識しないで、イメージに合った泥色でテクスチャー部分を写真8~14のように塗装します。

写真8

泥汚れと車体の境目は、表面処理のスミ入れ用塗料やパステル粉が溜まっていくと、いつのまにが自然な感じになります。境目は意識しないで、テクスチャー部分に色をのせる事を重点にして塗装を行います。

写真9

車体部分に泥塗装がはみ出したままでコーティング塗装を行うと、泥汚れ部分もコーティングされてしまうのでエナメル溶剤での拭き取りが難しくなります。凹凸部分以外にはみ出した泥塗装はエナメル溶剤で拭き取って下さい。

写真10
写真11
写真13

足回り部分もテクスチャーペイントを強く盛った箇所だけ塗装します。泥汚れは徐々に仕上げていくので、まずは泥汚れの下地塗装のようなつもりで、気楽に泥を盛り付けた箇所だけ塗っていきます。

写真14

🐔テクスチャーペイントを使用した泥汚れ表現について詳しく説明した記事を下記に載せておきます。こちらも参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!タミヤテクスチャーペイントを使った泥汚れの製作方法(タミヤ 1/35 M10駆逐戦車)~①準備編~

=🐣新しい塗装剥がれ表現=

タミヤアクリル塗料XF63ジャーマングレイで新しい感じの塗装剥がれ表現を加えます。契った台所用スポンジを使用して、下地塗装を同じように叩くような感じで塗料を付着させます。下地塗装で加えた古い塗装剥がれ表現を消さないように、やや控えめな感じで付着させます。

新しい塗装剥がれ表現を加えた状態が写真15、16になります。

写真15

装備品の木製部分はXF59デザートイエローで塗装した後、クリアーオレンジで木目を描いています。木目がちょっと大雑把ですが、コーティング後に薄めたレッドブラウンを上から塗ると木目っぽく見えるようになります。木製部分の塗装で悩んでいる方は参考にしてみて下さい。

写真16

=🐣コーティング塗装=

細部塗装とデカール貼りが終了したらコーティング塗装をします。コーティング塗装は、ツヤを整える作用の他にデカールや塗膜の保護作用があります。汚し塗装などの表面塗装を多めに加える場合は、コーティング塗装をお勧めします。

タミヤアクリル塗料XF86フラットクリアーを全体に吹き付けてコーティング塗装をします。

コーティング塗装を終えた状態が写真17、18になります。

写真17
写真18

今回はここで終了です。次回はスミ入れなどの表面処理になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次として使用して下さい。

【初心者向け】単色塗装車両の楽しみ方(タミヤ 1/35 JSU-152)

~①準備編~

~②車両の組み立て編~

~③下地塗装編~

~④基本塗装編~

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