【初心者向け】単色塗装車両の楽しみ方(タミヤ 1/35 JSU-152)~③下地塗装編~

前回は組み立てについて説明をしました。今回は下地塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】単色塗装車両の楽しみ方(タミヤ 1/35 JSU-152)~②車体の組み立て編~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣下地塗装(黒)=

まずはタミヤアクリル塗料XF1フラットブラックを全体に吹き付けます。

黒を全体に吹き付けておくと、基本塗装で塗料の吹き付けが弱かった箇所や塗り残し部分が、影のように見えて目立たなくなります。足回りなどの奥まった箇所を重点に塗り残しがないように黒を吹き付けます。

黒塗装を終えた状態が写真1、2になります。

写真1

テクスチャーペイントで作った泥汚れ部分にもしっかり黒を吹き付けます。

写真2

下地の黒塗装は、明暗を付ける以外に塗り残しを目立たなくする作用もあるので、足回りだけでも黒を吹き付けてみて下さい。

=🐣下地塗装(白)=

タミヤアクリル塗料XF2フラットホワイトを吹き付けて明暗や色の変化を付けていきます。

光が当たる箇所や強調したい部分に白を吹き付けます。普段は上から下に向かって徐々に暗くなるように白を吹き付けるのですが、今回は縦ラインで黒が残るようにして吹き付けてみました。

通常なら上下に明暗のグラデーションを付けるのですが、今回製作している車両は側面装甲板の面積が広くほぼ垂直になっているので、汚れの流れのように縦向きに色の変化を付けてみました。

白の下地塗装を終えた状態が写真3~5になります。キャタピラ部分のはみ出しは後で修正するので、はみ出しは気にしないで明暗や色の変化を付ける事重視で塗装して下さい。

写真3

砲塔上面や車体後部などの平面部分は、黒をランダムに残せば微妙な表面の色変化を表現する事も可能です。塗装後の状態を想像しながら、いろいろ試してみて下さい。

今回は基本塗装後にエナメル塗料で表面の色変化を加えてみたかったので、平面部分には色の変化を加えず白を強めに吹き付けています。

写真4
写真5

下地塗装での色変化は目立ち過ぎると不自然になってしまうし、逆に軽く行うと全く目立たなくなります。目立たないようにしながら、ある程度は目立つように塗るという、かなり矛盾した塗装になりますが、この微妙な加減を考えながら塗装をするのも結構楽しいです。

どのように明暗や色の変化を付けるか、じっくり考えて白の塗装をするようにしてみて下さい。

=🐣塗装剥がれ表現=

XF1フラットブラックで塗装剥がれ表現を加えていきます。ちぎった台所用スポンジに塗料を付着させて、スタンプのように上から叩く感じで塗料を付着させていきます。エッジ部分など塗装が剥がれやすそうな箇所を中心に塗料を付着させていきます。

塗装剥がれ表現を加えた状態が写真6~9になります。

写真6

塗装剥がれは加え過ぎても、基本塗料を多めに吹き付ければ目立たなくしたり消す事も可能です。上から基本塗装を加えると結構目立たなくなるので、やり過ぎと思えてしまう程度に加えてみて下さい。

写真7

下地塗装で塗装剥がれを加えると、上から基本塗装を重ねるため色がくすんでやや古い感じの塗装剥がれになります。基本塗装後にグレー系の色で再び塗装剥がれを加えれば、新しい塗装剥がれのように見えます。そうすれば新旧二種類の塗装剥がれ表現を加える事ができるようになります。

写真8

一色で塗装剥がれを加え過ぎるるとちょっとしつこい感じになってしまいますが、新旧二種類の塗装剥がれにするとしつこい感じは少し薄れていきます。塗装剥がれをがっつり加えたいけど、しつこい感じになるのはちょっと嫌という人は、下地塗装で塗装剥がれを加えてみて下さい。

写真9

=🐣傷の表現=

針で傷を加えていきます。表面の白塗装のみ剥がす感じで写真10のように軽く針で引っ掻いていきます。プラスチックの形成色が暗色なら、黒塗装部分まで削って下地が見えても色合いに変化が出るため、基本塗装をすれば傷のように見えるので問題はないです。

写真10

=🐣おまけ作業=

折角なので色の変化をもう少し加えてみる事にします。

錆びた感じの舗装剥がれも加えてみたかったので、XF64レッドブラウンで軽く写真11~13のように加えてみました。

写真11

結果的には、黒と異なる色の変化は出ましたが、ハッキリ錆びた感じというほどの色は表面に出ませんでした。放置車両などの強い錆色を表現したい場合は、茶色系の色を使うよりもフラットレッドの方がハッキリした錆色になると思います。

写真12
写真13

JSU-152の転輪回りにはゴムが使用されていません。そのため、キャタピラとの接地面は塗料が剥がれて金属地がむき出しになると考えられます。

基本塗装後に接地面を銀で塗っても良いのですが、ギラギラするのはあまり好みではないので、下地塗装の段階で転輪側面に銀を塗ってみることにしました。

光の関係であまり良く見えませんが、転輪側面に銀を塗った状態が写真14、15になります。

写真14
写真15

これで下地塗装は終了です。下地塗装で色の変化を加えると、基本塗料を普通に吹き付けただけで、微妙な感じの色変化を表現する事が可能です。失敗しても基本塗料を強めに吹き付ければ消す事ができるので、あまり失敗を意識しないで作業ができます。

基本塗料を吹き付けてみないと結果が解らないというドキドキ感がありますが、どうなるんだろうと試行錯誤しながら下地塗装をするのも結構楽しいです。

たとえ上手くいかなくても、次回の製作には必ず繋がってくると思うので、様々な色や表現を加えていろいろと試してみて下さい。

今回はここで終了です。次回は基本塗装になります。

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