前回は配置作業について説明をしました。今回は仕上げ作業になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】ムギ球を使用して模型を光らせる!(ゲッコーモデル 1/35 コンテナ兵舎)~⑬小物の塗装と配置編その2~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
=🐣ムギ球と電池ボックスの取り付け=
コンテナ内部の製作が終了したので天井を取り付けます。天井を取り付けてしまうと内部全体は見えなくなるので、取り付け前に画像などに残しておいた方が良いと思います。

天井パーツを写真2のように接着します。

天井を接着したらムギ球を上から差し込み、写真3、4のように点灯させてみます。とくに問題なければ木工用ボンドでムギ球を固定します。


電池ボックスを両面テープで所定の位置に貼り付けて、ムギ球のコードを電池ボックスに取り付けます。ムギ球のコードは個別に電池ボックスに繋げます。ムギ球同士を直列で繋いでしまうと暗くなってしまうので注意して下さい。
今回は外部にスイッチを配置したので、メンテナンスが容易になっています。そのためハンダ付けはしていないです。スイッチ類を内部に仕込む場合は、強度の確保や接触を良くするためにハンダ付けをした方が良いと思います。
配線が終了した状態が写真5になります。

最後に上部の土嚢を写真6、7のように接着します。土嚢が浮かないように固着するまで上から軽く指で押さえておきます。

不具合があった時のために上面の土嚢は簡単に外れるようにするか迷ったのですが、土嚢が浮いてしまうのは避けたかったので、プラスチック用接着剤でしっかり固定する事にしました。固定するのに抵抗がある人は、磁石などを仕込んで脱着可能にしてみて下さい。

写真8、9は無点灯と点灯状態を比べたものになります。


=🐣完成=
最後に台座部分にニスを塗って完成になります。


配線はむき出しになっていますが、背面に隠したので前方からは見えないようになっています。今回はジオラマなので上手く背面に隠せましたが、単品作品の場合はネームプレートの裏にスイッチを隠すなど目立たないように工夫してみて下さい。


側面から見るとコードが目立ってしまいますが、正面からしか見えない場所に飾ってしまえば問題ないです。開き直って外部に配線を流してスイッチを取り付けた方が、配線で頭を悩ます必要はないです。メンテナンスや電池の取り外しも容易なので、配線や電源をキット内部に埋め込んだ作品よりも完成後の心配は少ないです。




ムギ球と電池ボックスを使用した至って簡単な装置ですが、光らせてみるとそれなりの雰囲気が出ます。模型を光らせるという作業は、やってみた人にしか解らない満足感があります。ちょっと光らせてみたいというキットがあったら、配線や電源など難しい事は考えないで、とりあえず光らせてみる事重視で製作してみて下さい。

🐦️下記にムギ球と電池ボックスを載せておきます。二つ合わせても500円程度なので気軽に電飾に挑戦する事ができます。興味のある方は参考にして下さい。
エルパ(ELPA) ムギ球 電球 2.5V 2個 イエロー HK-MG25H(Y)
タミヤ(TAMIYA) 楽しい工作シリーズ No.151 単3電池ボックス 2本用 スイッチ付
タミヤ(TAMIYA) 楽しい工作シリーズ No.150 単3電池ボックス 1本用 スイッチ付


🐦️ゲッコーモデルからは今回使用したコンテナ兵舎以外に、コンテナを利用したミニショップのキットも発売されています。また、コンテナを利用した指揮所も発売予定になっています。どちらも、電飾させれば面白い作品になると思います。下記に載せておくので、興味のある方は参考にして下さい。
ゲッコーモデル(Gecko Models) 1/35 アメリカ軍基地 ミニショップ ベトナム
ゲッコーモデル 1/35 アメリカ 軍基地 コンテナ コマンドステーション (ベトナム)
今回はここで終了です。次回は簡単なまとめになります。
