【初心者向け】軍用トラック製作方法(AFVクラブ M54A2 ガントラック)~①準備編~

今回はAFVクラブから発売されているM52A2ガントラックを使用して、軍用トラックの製作方法を説明していきます。別売りフィギュアを使用して搭乗中の状態を再現するので、フィギュアのポーズ変更についても説明していきます。

内装や外装の塗り分けやタイヤの塗装についても説明していく予定なので、タイヤ付きオープントップ車両の製作で悩んでいる方はちょっと参考にしてみて下さい。

=🐣使用するキットについて=

今回はAFVクラブから発売されている写真1のM54A2ガントラックを使用します。

写真1

タイヤはプラスチック製で、プラスチック以外のパーツとしてエッチングパーツとウインチを再現するための糸とチェーンが封入されています。

通常のトラックキットにガントラック用のパーツが追加されたキットなので、穴埋めや不要部分の切断などの作業があります。フィギュアは付属していないので、フィギュアを搭載させたい場合は別途用意する必要があります。

🐦️今回使用するキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。輸入品なので常に在庫があるというキットではないですが、適度に再版されているので興味のある方は、模型店などでこまめにチェックしてみて下さい。

=🐣フィギュアキットについて=

ミニアートやドラゴンなどフィギュアキットも発売されているメーカーは、車両に合ったフィギュアをおまけで同封している事がありますが、基本的に海外メーカーのキットはフィギュアが付属していない物が多いです。

キットに合わせた新規フィギュアを常に付属させているタミヤ製キットに慣れている方は、物足りないと感じるかもしれませんが、 自分でフィギュアを選択できるのでちょっとしたオリジナル感を出す事が可能です。

今回はベトナム戦争時の車両なので、マスターボックスから発売されている写真2のキットを使用します。ドライバーとガンナーがセットされているので、今回のような軍用車両にはぴったりのフィギュアです。

写真2

荷台部分のフィギュアが足りないので、写真3のキットも使用して戦闘中の状態を再現したいと思います。

これらのフィギュアキットは今回使用するキット専用の物ではないので、パテでポーズを変更させて車両にフィットさせていきます。

写真3

🐦️今回使用するフィギュアキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。マスターボックスのフィギュアキットは箱絵と実物が異なる事が多いので、箱裏面の完成写真を見てからの購入をお勧めします。

=🐣使用する道具=

ニッパー、プラスチック用接着剤、デザインナイフなどの基本的工具は必須です。AFVクラグのキットは細かいパーツが多いので、ピンセットは用意した方が良いです。パーツを挟んだ際に飛んで行く場合があるので、出来るだけ保持力の高いピンセットを用意して下さい。

🐦️タミヤから発売されている精密ピンセットのストレートタイプは保持力が高くお勧めです。下記に載せておくので、参考にして下さい。

少し大きめの穴を埋める箇所もあるので、エポキシパテと薄いプラ板があると便利です。エッチングパーツもあるので、瞬間接着剤は必要になります。

=🐣塗装について=

ガントラックは輸送集団の護衛として使用される事が多いです。そのため、味方への目印や敵にガントラックの存在を知らせるために黒塗りで塗装されている車両が多い様です。

今回は外装を黒で塗装して、内装は通常のトラックと同じようにオリーブドラブで塗装する事にします。

下地塗装や基本塗装はタミヤアクリル塗料を使用して、細部塗装や汚し塗装はエナメル塗料を使用していきます。

デカールは大きくモールドと重なる部分もあるので、デカール軟化剤を用意しする事をお勧めします。AFVクラブのデカールは少し固めな感じがするので、強めの軟化剤があるとさらに作業がしやすいです。

今回はここで終了です。次回から製作作業になります。

🐔今回の製作記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】軍用トラック製作方法(AFVクラブ M54A2 ガントラック)

~①準備編~

~②運転席とドライバーの製作編~

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