【初心者向け】ポリパテを使用したツィンメリットコーティング方法(タミヤ 1/35 タイガーⅠ型後期生産型)~⑫基本塗装編~

前回は下地塗装について説明をしました。今回は基本塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】ポリパテを使用したツィンメリットコーティング方法(タミヤ 1/35 タイガーⅠ型後期生産型)~⑪下地塗装編~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣基本塗装=

タミヤアクリル塗料XF88ダークイエロー2を全体に吹き付けます。下地塗装で付けた明暗と塗装剥がれ表現が消えないように少し薄めにして塗装をします。基本塗装が終了した状態が写真1、2になります。

写真1

タミヤアクリル塗料XF88ダークイエロー2はXF60ダークイエローと比べると黄色味が落ちるような感じですが、スミ入れをするとXF60に近い感じの色合いになります。

XF60で塗装後にスミ入れをすると全体が暗くなって困るという人はXF88を試してみて下さい。

写真2

奥まった部分などは下地塗装で付けた影が残るようにするので、強く吹き付けないようにして下さい。

=🐣迷彩塗装=

基本塗装が終了したらXF64レッドブラウンで迷彩塗装をします。塗装図を参考にして製作する車両に合わせた迷彩塗装をして下さい。迷彩塗装が終了した状態が写真3、4になります。

写真3

ダークイエローの上からレッドブラウンを重ねるので、通常の薄め具合だと下地塗装が目立たなくなります。レッドブラウンも通常よりもやや薄めにして吹き付けるようにして下さい。

写真4

=🐣細部塗装=

装備品や予備キャタピラなどを塗装してデカールを貼ります。国籍マークはコーティングの上から貼るので、デカール軟化剤を使用してコーティングの凹凸にフィットさせていきます。

細部塗装が終了した状態が写真5~10になります。

写真5

キャタピラ部分にはみ出したダークイエローは、そのままでも砂埃が付着したように見えます。ある程度汚す予定なら無理にキャタピラにかかったダークイエローを修正する必要はないので、そのまま上から汚し塗装をしても問題ないです。

ダークイエローのはみ出しが気になるようなら、かなり多めに薄めたキャタピラ色を2、3回さっと筆で重ね塗りをしてキャタピラにはみ出した塗料を修正します。

写真6

キャタピラの泥が詰まった部分にも、とりあえずキャタピラ色を塗っておきます。泥部分はコーティング塗装後に土色で塗装します。

写真7

新しい時期の塗装剥がれ表現として、XF63ジャーマングレイをちぎった台所用スポンジに付着させて、叩くような感じで色を着けていきます。下地塗装で付けた塗装剥がれは重ね塗りのためくすんだ状態で、古い時期に発生した塗装剥がれになっているので、これで新旧2種類の塗装剥がれが表現できます。

写真8

コーティングが剥がれた部分にもジャーマングレイを塗れば、新しい時期に剥がれたように見えます。下地塗装を活かす部分とそうでない部分を作れば、塗装剥がれにも変化がでるので単調になるのを防いでくれます。

写真9
写真10

デカール貼りと細部塗装が終了したら、XF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。

🐔装備品などの細部塗装について詳しく説明した記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】汎用パーツでディテールアップする方法(タミヤ 1/35 ドイツⅣ号戦車G型初期生産車)~⑪細部塗装編~

今回はここで終了です。次回は汚し塗装になります。

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