前回は建物の塗装について説明をしました。今回は組立てと仕上げ作業になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】クレオス水性ホビーカラースーパーファインゴールドで金閣寺を塗装する(童友社 1/200 金閣寺)～⑪建物の製作編その２～
🐦️今回使用するキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
童友社 1/200 日本の伝統美 金閣寺 プラモデル JD-12
＝🐣建物の組み立て＝
下層から組み立てていきます。
最初に一階部分と2階の床パーツを写真1のように組み立てます。床部分が接着後に浮き上がらないように、しばらく上から指で押さえておきます。
1階部分が固着したら2階の手すりを接着します。手すりの接着は塗膜に影響の少ない木工用ボンドを使用しています。
木工用ボンドは固着するまでの時間が長いので不安定な場所の接着は難しいですが、塗料を剥がしたくない箇所の接着にはお勧めです。状況によって使い分けてみて下さい。
2､3階部分を写真3のように接着します。接着後に建物が浮き上がらないように、しばらく上から指で押さえておきます。
2階部分の屋根を写真4のように接着します。この時点で修正するのはかなり面倒なので、屋根の歪みなどがあったら仮組み時に修正しておくようにして下さい。
屋根の接着が終了したら、写真5のように3階部分の手すりを接着します。ここも接着剤がはみ出ると厄介なので、木工用ボントを使用して接着しています。
最後に3階部分の屋根を接着して完成です。
池の面積が小さかったので、逆さ富士のように上下対称の金閣寺が水面に写るまでにはできなかったですが、きれいに水面に反射する金閣寺になりました。
＝🐣仕上げ作業＝
台座を取り付けた木製部分にニスを塗ります。先にタミヤアクリル塗料の木甲板色で木製部分を塗ってから、ウレタンニスを重ね塗りしています。
木甲板色とウレタンニスを、わざとムラが出るように塗ると木目のようになります。好みに合わせて塗装してみて下さい。
🐔飾り台の塗装について詳しく説明した記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
＝🐣完成＝
これで完成になります。情景模型は写真11～13のように日光を当てると、室内で見る時とは違う雰囲気で楽しめるので、飾る前に一度日光に当てて眺めてみて下さい。
金色塗装した部分は、出きるだけツヤを変えたくなかったのと、モールドが結構はっきり出ていたためスミ入れはしていないです。金色の輝きやツヤを残した状態でスミ入れをしたい場合は、スミ入れ専用塗料ではなく通常のツヤ有りエナメル塗料を薄めて使用する事をお勧めします。
🐥つや消し塗料でスミ入れをすると、きれいに拭き取りをしてもツヤや輝きが若干落ちるので注意して下さい。
スーパーファインゴールドは、金メッキのようなピカピカした輝きはないですが、落ち着いた上品な感じの仕上がりになるので金閣寺の雰囲気に合った塗料だと思います。金閣寺の金塗装で悩んでいる方はちょっと参考にしてみて下さい。
今回で製作は終了です。次回は簡単なまとめになります。