【初心者向け】クレオス水性ホビーカラースーパーファインゴールドで金閣寺を塗装する(童友社 1/200 金閣寺)~⑪建物の製作編その2~

前回は建物の組立てについて説明をしました。今回は塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】クレオス水性ホビーカラースーパーファインゴールドで金閣寺を塗装する(童友社 1/200 金閣寺)~⑩建物の製作編その1~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣下地塗装=

塗装は写真1のように分割した状態で塗装する事にします。

写真1

まずは金色を塗装する部分にタメヤアクリル塗料X1ブラックを吹き付けます。屋根の裏側や手すり、屋根の上にある鳥の像にもブラックを吹き付けます。

写真2

つや消しで下地塗装をすると光沢感が低下するので注意して下さい。意図的に光沢を抑えたい場合などは、つや消しの下地塗装でも問題ないと思います。

=🐣屋根の塗装=

箱絵の写真だと屋根は黒っぽく見えるので、タミヤアクリル塗料XF85ラバーブラックとXF64レッドブラウンを1:1で混ぜた塗料を使用しました。

屋根上部の像を写真3のようにマスキングをしてから塗装しています。屋根裏側には塗料を吹き付けないようにします。

写真3

塗装が終了したら、上からX35セミグロスクリアーを吹き付けてコーティング塗装をします。

=🐣金色の塗装=

金塗装の前にマスキングをします。屋根の塗装した部分と裏側の縁部分を写真4、5のようにマスキングします。

写真4
写真5

手すり部分は持ち手がないので、写真6のように両面テープで軽く定規などに貼り付けておくと塗装が楽になります。

写真6

金塗装は写真7のクレオスから発売されているスーパーファインゴールドを使用します。

🐦️下記に今回使用した塗料を載せておきます。参考にして下さい。

写真7

スーパーファインゴールドを写真8のように吹き付けます。今回は専用の薄め液と塗料を1:1で混ぜて使用しています。

金粒子が塗料瓶の底に沈んでいるので、良くかき混ぜてかた塗料皿などに出すようにして下さい。薄め液を混ぜた際もしっかりと撹拌するようにして下さい。

長時間同じ箇所に吹き付けるよりも、サッと吹き付ける事を繰り返して色を着けていった方がきれいに仕上がります。最初は色が着き難いですが、焦らずにサッとした吹き付けを繰り返して色を乗せるようにしてみて下さい。

写真8

🐥エアブラシの塗料カップに塗料を入れた後でも金粒子は下に沈んでいきます。カップに塗料を入れたまま一定時間経過すると粒子が沈んでしまうので、下部が濃く上面が薄い状態になってしまいます。長時間の塗装をする場合はこまめにエアブラシのうがいをして、カップ内の塗料を撹拌させながら塗装をして下さい。

スーパーファインゴールドを吹き付けた状態が写真9になります。ツタンカーメンの黄金マスクのようなピカピカした感じではなく、金色の仏像などで見られるような落ち着いた感じの上品な金色になります。同じ金色塗料でも種類によって仕上がり状態は様々なので、自分のイメージする仕上がりに合った塗料を使用して下さい。

薄め液を加える比率を変えても輝きに違いがでると思うので、興味のある方は試してみて下さい。

写真9

吹き付けが終了した状態が写真10になります。金のツヤ具合が理想的な状態だったのと、金部分に直接触れる事が少ないので、金色部分にはツヤ調節や塗膜保護のためのコーティング塗装は無しにします。

写真10

屋根部分はもう少し茶色っぽい感じにしたかったので、タミヤスミ入れ用塗料のブラウンを使用してスミ入れをしています。

スミ入れが終了した状態が写真11、12になります。

写真11

🐥スミ入れ用塗料の拭き取りを弱くすれば、全体の色調を変える事も可能です。ちょっと色味が足りない箇所は、加えたい色に近いスミ入れ用塗料を使用して、少し表面に残るような感じで拭き取り作業をしてみて下さい。

写真12

今回はここで終了です。次回は建物の組立てと仕上げ作業になります。

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