前回はケッテンクラートの塗装について説明をしました。今回はサイドカーの塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
ミニアートの肉屋でジオラマを作る(ミニアート 1/35 肉屋)~⑧車両の塗装編その1~
=🐣サイドカーの基本塗装=
下地塗装が終了したら、タミヤアクリル塗料XF63ジャーマングレイで基本塗装をします。下地塗装の明暗や塗装剥がれが消えないように、通常よりも薄くした塗料を使用します。
ハンドル部分のコードは伸ばしランナーを使用して製作しています。手軽で効果が高いので、ちょっと手を加えてみたい人にはお勧めです。車体に伸びるコードは外から見えない部分に隠してしまえば問題ないので、ハンドル部分に取り付けるだけで大丈夫です。
🐔伸ばしランナーについて詳しく説明した記事を下記に載せておきます。興味のある方は参考にしてみて下さい。
【初心者向け】簡単ディテールアップ法 ~伸ばしランナー編①~
=🐣細部塗装とコーティング=
細部塗装を行います。サイドカーとバイクの間は塗装が難しいので、無理に全部塗装しないで、見える部分だけの塗装でも問題ないです。とくにフィギュア乗せる場合は、フィギュアで隠れる部分が多くなるので、しっかり塗り分けても見える部分は少ないです。
きっちり塗り分けをしたい場合は、サイドカーとバイクを接着しないで別々に塗装して、塗装終了後に接着した方が上手く仕上がると思います。
細部塗装とデカール貼りが終了したら、タミヤアクリル塗料XF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。コーティングまで終了した状態が写真3、4になります。
=🐣仕上げ塗装と豚の塗装=
全体にタミヤスミ入れ用塗料でスミ入れをして、オイル汚れやシミなどの仕上げ塗装をします。
塗装が終了した状態が写真5~7になります。
豚は既に仕留めた設定なので、血色が悪い感じになるように塗装をしています。塗装は衣類と同じように、基本色で塗装した後、凹部に少し暗めにした基本色を塗り、凸部に明るめにした基本色でドライブラシをして立体感を出しています。
凹部に塗る影色は黒を使用してしまうと影がハッキリし過ぎるので、茶色系の塗料を使用した方が自然な感じになります。
=🐣フィギュアの塗装と取り付け=
フィギュアの塗装をします。フィギュアを汚す際は車体の汚し塗装に対して違和感のない色を使用します。車体とフィギュアの汚れがバラバラだと、車両やフィギュアの一体感が低下してしまうので注意して下さい。
フィギュア塗装が終了した状態が写真8になります。
🐔フィギュア塗装について詳しく説明した記事を下記にいくつか載せておきます。フィギュア塗装についてはこちらを参考にして下さい。
【初心者向け】フィギュアの塗装法(タミヤ 1/35 アメリカ歩兵偵察セット)~①準備編~
【初心者向け】1/35フィギュアの製作と塗装法(ドイツ歩兵)~①準備編~
塗装したフィギュアを車両に乗せます。この時にプラスチック用接着剤を使用すると、塗料が剥がれてしまう場合があるので木工用ボンドを使用します。
フィギュアをシートに乗せたら完成です。完成した状態が写真9~11になります。
🐦️今回使用したサイドカーのキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ(TAMIYA) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.384 ドイツ 軍用サイドカー KS600
今回はこれで終了です。次回はストラクチャーの塗装と設置になります。