前回は、こたつで出来る簡単な作業について説明をしました。今回はその続きになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
=🐣キャタピラの切り離し=お勧め度★★★
連結式キャタピラはニッパーで簡単に切断できますが、ランナーがの付け根が残ってしまうので、デザインナイフなどできれいに削る必要があります。作業自体は大した事ではないのですが、1コマずつ接着するタイプの連結式だと、片側だけでも90枚近い数のキャタピラ加工が必要になります。
制作中にこの作業を行うのは面倒なので、箱を開けた時に終わっていたら嬉しい作業になります。連結式のキャタピラが付属しているキットが手元にある方は、キャタピラの切り離しだけでもやってみて下さい。ニッパーとナイフだけで作業が可能です。中にはピン跡が目立つタイプのキャタピラもあるので、ついでにヤスリなどでピン跡も消すと、さらに今後の作業が楽になります。
これをやっておくと、かなり製作時のテンションが上がるのでお勧めです。キット付属のキャタピラだけでなく、別売りの可動式キャタピラにも有効です。
=🐣キャノピーのマスキング=お勧め度★★
飛行機模型のキャノピーをマスキングします。マスキングもかなり面倒なので、箱を開けた時にマスキングが終了していると、かなりテンションが上がります。とくに、第2次大戦中の爆撃機などは、マスキングする箇所が多いのでお勧めです。工具はマスキングテープとカッターやナイフだけでいいので、狭い製作スペースでも作業できます。
ただし、時間が経過するとマスキングが剥がれてしまったり、マスキングテープの糊が残ってしまう場合があるので、近いうちに製作しようと思っているキットを選んで下さい。
=🐣キャノピーのパーティングライン消し=お勧め度★★★
キャノピーのパーティングラインを消していきます。キャノピーの断面がΩ型の物は、金型の関係上中心にパーティングラインが入っている物が多いです。
クリアーパーツのパーティングライン消しは、目の粗いヤスリでパーティングラインを消して、そこから目の細かいヤスリを順番に使用して表面を滑らかにします。そして最後にコンパウンドで磨いてキャノピーを透明にします。
作業自体は簡単ですが手間が思いっきりかかります。一心不乱に磨いていくので、テレビを見ながらこたつでやる作業としてはかなりお勧めの作業です。傷が付いたら意味がないので、作業が終了したクリアーパーツはビニールなどに入れて箱に戻すようにして下さい。
現用ジェット機のキットを多くストックしている方は、この休みで片っ端からパーティングラインの処理をしてみるのもいいと思います。
🐔キャノピーのパーティングライン処理について詳しく説明した記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】『1日1時間の作業』でF-14Dトムキャットを製作する(ハセガワ 1/72)~②キャノピー製作編~1日目
【初心者向け】ブルーインパルスを塗装で製作する方法(ハセガワ 1/48)~②キャノピーの製作編~
これ以外にもお勧めな作業はあると思うので、興味のある方は冬休みにこたつで出来る作業を探してみて下さい。地味で面倒で、接着剤や塗料を使用しない作業がお勧めです。箱を開けた時に、これが済んでいたら嬉しいと思う事を考えながら探してみて下さい。
今回はこれで終了です。今回の記事で説明した作業は、やっておいても損はしないので、冬休み以外でもちょっと暇な時間が出来たなら是非やってみて下さい。