前回は建物の組み立てについて説明をしました。今回は地面の下地塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】上田城を自由に製作してみる(PLUM 1/200 上田城)~⑤建物の製作編~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ピーエムオフィスエー 1/200 CASTLE Collection 02 信州 上田城 (真田兜ペーパークラフト付)
=🐣下地塗装(黒)=
まずは全体にタミヤアクリル塗料XF1フラットブラックを吹き付けます。
塗り残しが無いように吹き付けます。最初に黒で塗装しておくと、塗り残した部分が影のようになるので目立たなくなります。そのため、奥まった部分など塗り残しがありそうな場所には、しっかりと黒を吹き付けるようにして下さい。
下地の黒塗装が終了した状態が写真1~7になります。
黒を吹き付けると、テクスチャーペイントの状態がハッキリと解るようになります。ザラザラした粒子が上手く塗れていない箇所があったら、もう一度上からテクスチャーペイントを塗るようにして下さい。
黒塗装は下地塗装以外に、テクスチャーペイントの状態を確認する作用もあるので、テクスチャーペイントで地面を製作した場合は黒で下地塗装をする事をお勧めします。
ダークアースを盛り付けた部分は写真6、7になります。土のモコモコ感がいまいちだったり、上手く盛り付けが出来ていない箇所があったら、もう一度上からテクスチャーペイントを盛り付けて下さい。
水堀の土手部分に木を植えるので、写真7のように穴を開けています。この時点で穴を開ける必要はないですが、何処に何を植えるかを何となく決めておくと、この後の作業が楽になります。
スケール的にNゲージのストラクチャーをそのまま流用できるので、さまざまな種類の樹木を使用できます。カタログや通販サイトなどを見てじっくり選考してみて下さい。
🐦️下記にNゲージ用の樹木パーツを載せておきます。様々な種類があるので、参考にして下さい。
カトー(KATO) KATO Nゲージ 桜の木50mm 3本入
写真では解り難い部分もあるので、可能ならば模型店に行って実際に見てみるのも良いと思います。樹木を選ぶのは結構楽しいので、焦らずに自分の製作したい情景に合った物を探してみて下さい。
=🐣下地塗装(白)=
タミヤアクリル塗料XF2フラットホワイトを吹き付けて明暗を付けていきます。
石垣部分は下地塗装で軽く変化を付けておくと、石垣を一色で塗装しても単調にならなくなります。複雑な形にすればする程変化が出てくるので、単調にしたくない人は迷彩塗装の練習のつもりで複雑な模様に挑戦してみて下さい。
石垣の吹き付けが終了した状態が写真8~11になります。
🐔石垣塗装について詳しく説明した記事を下記に載せておきます。こちらも参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!城郭模型の石垣塗装法~その1~(童友社 松本城)
地面は写真12~14のように光が当たるところを中心に白を吹き付けます。明るい色で塗装したい箇所は、下地塗装の黒が残っていると上手く発色しないので、少し強めに白を吹き付けて下さい。
土手などのモコモコした部分は、一定方向からのみ吹き付ける事で細かい影ができます。地面っぽさがでるので、あえて影やムラを残すようにしてみて下さい。
今回はここで終了です。次回は基本塗装になります。