前回で製作は終了したので今回は簡単なまとめになります。
🐦️今回製作したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
1/700 帝国海軍シリーズ No.16 EX-1 日本海軍重巡洋艦 高雄 フルハルモデル 特別仕様(エッチングパーツ付き) プラモデル
=🐣キットについて=
今回はエッチングパーツ付属のフルハルモデルを製作しました。基本的にはウォーターラインタイプと同じ製作方法ですが、フルハルモデルは安定感が弱いので、しっかりと固定させてから作業をして下さい。
飾り台に乗せただけだと、制作中に転覆する可能性が高いので、マスキングテープなどでしっかりと仮止めしてから製作をして下さい。
🐔以前製作したフルハルモデルの記事を下記に載せておきます。こちらも参考にして下さい。
【初心者向け】エッチングパーツ同封艦船キットの製作(アイラブキット 1/700 ノースカロナイナ)~①準備編~
=🐣エッチングパーツについて=
付属しているエッチングパーツは後付けタイプなので、キット内にはプラスチックパーツも封入されています。加工が難しかったり、失敗した場合はキット内のパーツを使用できるので、エッチングの加工に慣れていない人には後付けタイプのエッチングパーツの方がお勧めです。
製作で注意する点はエッチングの加工を先にやる事です。先に取り付け部分のモールドを削るなどの下準備をしてしまうと、エッチングの加工に失敗した時に、修正作業が難しくなってしまいます。先にエッチングの加工から始めると、失敗してもキットパーツをそのまま使用する事ができるので、安心して作業ができます。
=🐣筆塗りについて=
エッチングパーツを使用した時に一番迷うのが塗装だと思います。エアブラシを使用した方がきれいに仕上がるのですが、マスキングが恐ろしいほど面倒になります。古いキットなら問題ないですが、ここ最近のキットは甲板のモールドが凄まじいので甲板のマスキングだけででも、かなりの労力が必要になります。
さらに、エッチングパーツを取り付けた後も、どのようにマスキングをするか考える必要があるので、マスキングだけでかなり頭を悩ませてしまいます。
筆塗り塗装と組み立てを繰り返すのは少し面倒ですが、マスキングは必要なくこまめに修正可能なので、はみ出しや塗り残しがあまり気にならなくなり、気楽に製作できるようになります。
筆塗りだと筆ムラが気になる人もいるかもしれませんが、汚し塗装をする場合は筆ムラのを汚れの流れと同じ向きにする事で、フラが汚れのように見えてきます。筆ムラを上手く利用すればかなり気楽に塗装ができるので、ムラの方向を考えてみながら塗装してみて下さい。
筆塗りはピカピカに仕上げるカーモデルや大スケールのキットには不向きですが、製作の状況や仕上がりの状態を考えると筆塗りの方が楽なキットもあります。エアブラシはムラなくきれいに塗装ができますが、全てにおいてエアブラシ>筆塗りという事はないので、スケールや仕上がりの状態に合わせて使い分けてみて下さい。
=🐣まとめ=
今回は空中線まで製作しました。エッチングや空中線は難しくて、手を出すのにためらってしまいますが、自分に合った手順や製作方法を一度確立してしまえば手を出しやすくなります。
製作方法は数多くあるので、自分に合ったものが見つかるまでは様々なやり方を試しながら製作してみて下さい。
今回の記事はこれで終了になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。