【初心者向け】簡単!RG(リアルグレード)シリーズの塗り分け方法(バンダイ 1/144 シャア専用ズゴック)~⑥まとめ編~

前回で製作が終了したので、今回は簡単なまとめになります。

=🐣キットについて=

写真1

今回はRGシリーズのシャア専用ズゴックを製作しました。

RGシリーズは1/144スケールではトップクラスのモデルになります。広い可動範囲や合わせ目処理が必要ないパーツ分割、キットによっては今回製作したズゴックのようにパネルラインでの色分けも再現されています。

写真2

RGシリーズは関節の可動域がかなり広いので、色々なポーズをつける事が可能ですが、可動域が外部装甲と連動している箇所が多いので、激しいポーズにすると可動域周りの装甲がちょっとごちゃごちゃした感じになります。

この辺りは好みによりますが、シンプルにカチッとしたポーズにしたい場合はHGシリーズの方がお勧めです。メカニカルな動きや限界まで広げた可動域を楽しみたい人はRGを製作してみて下さい。

写真3

塗装なしでもきれいに仕上がるキットなので、そのまま無塗装でも楽しめます。塗装するかどうかで悩むようなら、一度無塗装で製作してみるのも良いと思います。

🐦️今回製作したキットを下記に載せておきます。他のRGシリーズのキットも一緒に載せておくので参考にして下さい。

=🐣塗装について=

下地塗装で変化を付けおくと基本塗装が楽になります。基本塗装が一色になるので、パネル毎の微妙な色の違いを表現したい場合には色合いの統一感を出しやすいです。

孤本塗装をパネル毎に塗装する場合は、マスキングや微妙な色の調合が必要になってきます。もちろん下地塗装の際にマスキングが必要な場合もありますが、下地なので基本塗装のようにキッチリとマスキングする必要はないです。

写真4

下地塗装で塗装剥がれを付けると、上から基本塗装を被せるので若干落ち着いた感じになります。はっきりした色の塗装剥がれ表現がくどいと感じてしまう人は、下地の段階で行ってみて下さい。色を変える事で、錆表現や金属表現も可能なので興味のある人は色々と試してみて下さい。

写真5

基本塗装の吹き付けや濃度に少しコツがいるので、最初は戸惑うかもしれませんが、薄め具合や吹き付け具合を一度覚えてしまうと簡単です。基本塗装を考えながら下地を決めていくのは結構楽しく、色々な事を試したくなります。この制作中にもいくつか試してみたい事を思いついたので、そのうち製作記事にしてみたいと思います。

下地塗装→基本塗装→コーティングと3段階で塗装するので、若干塗膜が厚くなります。タイトな関節部分だと塗料が剥がれやすくなるのが難点ですが、仮組みの時点でここは剥がれそうと思った部分は、少しヤスリで削って干渉を少なくするだけでそれなりの防止効果はあります。

写真6

=🐣まとめ=

今回は下地塗装で塗り分けを表現してみました。この方法だと失敗した箇所は基本塗装を厚めに吹き付けて、下地の変化を消してしまえば問題ないので、失敗をあまり気にしないで塗装する事ができます。きれいに仕上げる塗装法も重要ですが、慣れないうちは気楽に塗装ができた方が楽しく製作できると思うので、失敗してもカバーしやすい方法を探してみて下さい。

写真7

下地を利用する塗装法は飛行機や戦車模型にも応用できるので、興味を持った人は是非いろいろな種類の模型で試してみて下さい。

写真8

今回は夏休み中にあまり時間をかけずに、さっと本格的に仕上げたい人向けに記事を書いてみました。パーツ数にもよりますが、1日2~3時間の作業だと、組み立て2日、下地塗装1日、基本塗装1日、コーティング1日、組み立てと仕上げで1日と大体6日程度で完成します。

今回の記事はこれで終了です。RGシリーズの塗り分けで悩んでいる人はちょっと参考にしてみてくて下さい。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】簡単!RG(リアルグレード)シリーズの塗り分け方法(バンダイ 1/144 シャア専用ズゴック)

~①準備編~

~②組み立て編~

~③下地塗装編~

~④基本塗装編~

~⑤組み立てと仕上げ編~

~⑥まとめ編~

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