【初心者向け】簡単!RG(リアルグレード)シリーズの塗り分け方法(バンダイ 1/144 シャア専用ズゴック)~③下地塗装編~

前回は組み立てについて説明をしました。今回は下地塗装について説明をします。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!RG(リアルグレード)シリーズの塗り分け方法(バンダイ 1/144 シャア専用ズゴック)~②組み立て編~

=🐣下地塗装の前に=

ガンプラの多くは表面がツルツルで曲面が多い形状になっています。塗膜の弱いアクリル塗料だと軽く引っ掻いたりぶつけるだけで、塗料が剥がれてしまう場合があります。

そのため、写真1のように800番の紙ヤスリで傷を付けて、表面に傷を付けて塗料の食い付きを良くします。モールドに削りカスが溜まるので、塗装前に乾いた筆などを使用して削りカスを除去して下さい。

最後にコーティング塗装をして表面を整えるので800番でも問題ないと思いますが、表面をきれいに仕上げたい人は1000や1500番の紙ヤスリを使用して下さい。

写真1

=🐣下地塗装の色決め=

胴体と頭部はピンクで塗装します。そのため、下地はピンクに馴染んで、若干の変化があるような色に設定します。この部分はなるべく明るめの方がいいので、明るい部分はタミヤアクリル塗料XF2フラットホワイト、濃い部分はXF57バフにします。

腕、腰、足は赤で塗装をします。ここは赤に馴染みそうで下地の変化がちょっと大きめに出るような色を選択してみます。明るい部分はXF59デザートイエロー、濃い部分はXF64レッドブラウンを使用する事にします。

色の変化を少なくしたい場合は近い色同士を下地塗装にして、変化を大きくしたい場合は濃さが大きく違う色を使用してみて下さい。

=🐣下地塗装=

パーツごとに塗装をします。細かいパーツが多いので、両面テープやマスキングテープを利用して、つま楊枝などに貼り付けてから塗装をするときれいに仕上がります。

1.頭部、胴体の塗装

まずは写真1の濃い部分を塗装します。

写真2

写真3のようにXF57バフを吹き付けていきます。下地塗装なのでキチッと塗装する必要はないですが、塗り残しのないように塗装をして下さい。

写真3

次に写真3の明るい部分を塗装します。

写真3

ここはXF2フラットホワイトを吹き付けます。やや下地の赤が薄く残りますが、他の部分との違いが出れば問題ないので、きれいな白にする必要はないです。

写真4

2.腕、足の塗装

まずは写真5の濃い部分を塗装します。

写真5

XFレッドブラウンを写真6のように吹き付けます。こちらも塗り残しのないようにして下さい。

写真6

次に明るい部分を塗装します。塗装前の写真を撮るのを忘れてしまったので、塗装後の写真しかありませんが、写真7のようにXF59デザートイエローを塗装しています。足のつま先部分は形成色がグレーなのですが、グレーだとちょっと違和感を感じるのでこの部分に組み入れています。

写真7

今回はキットの設定通りに各部分2色で分けていますが、下地の色を追加する事でさらに多くの色分けをする事が可能になります。

3.内部パーツの塗装

写真3、4の内部パーツ、グレー部分のパーツを塗装します。

写真8
写真9

写真10のようにXF53ニュートラルグレイで塗装しています。手足の蛇腹部分はこの後でXF1フラットブラックを塗装しますが、他の部分はそのまま使用していきます。ここは自分のイメージに合った関節や内部メカの色で塗装して下さい。

写真10

4.その他の部分

写真11のクロー部分、写真12のスクリューはパーツの取り付け前までに塗装するようにして下さい。下地塗装をする必要はないので、自分のイメージする色で塗装して下さい。今回はクロー部分はシルバー、スクリュー部分はゴールドで塗装していきます。

写真11
写真12

🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

今回はここで終了です。次回は基本塗装になります。

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