【初心者向け】汎用パーツでディテールアップする方法(タミヤ 1/35 ドイツⅣ号戦車G型初期生産車)~⑪細部塗装編~

前回は基本塗装をしました。今回は細部塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】汎用パーツでディテールアップする方法(タミヤ 1/35 ドイツⅣ号戦車G型初期生産車)~⑩基本塗装編~

=🐣転輪とキャタピラの塗装=

転輪のゴム部分を塗装します。ゴム部分はタミヤエナメル塗料XF85ラバーブラックで塗装しています。エナメル塗料を細部塗装で使用すると、はみ出した時に溶剤で拭き取る事ができるので便利です。

転輪隙間部分の塗り分けはかなり面倒なので全体をラバーブラックで塗装しています。この部分は塗り分けをしても目立たないし、逆に全面黒で塗装した方がきれいに仕上がるような気がします。転輪の塗装が終了した状態が写真1になります。

🐥エナメル塗料で塗装した場合、エナメル系のスミ入れ塗料は使用出来ませんが、アクリル系塗料でコーティングをすれば可能になります。あまり強く拭き取ると下地に影響しますが、サッと拭き取る程度ならコーティング塗装で充分保護できます。

写真1

キャタピラは下地塗装の白塗装や基本塗装で写真2のように下地塗装の黒が薄くなっている箇所があります。埃っぽく仕上げるならばそのままでも良いのですが、今回は軽く修正していきます。

写真2

タミヤエナメル塗料XF84ダークアイアンを、溶剤で多めに薄めてキャタピラ部分に流し込むような感じで塗装します。薄めずに塗装するとハッキリと色が着いてしまうので全体を塗装する必要がありますが、多めに薄めると気になる部分だけ塗装しても色の違いが目立たないです。

メタリック系があまり好きではない方はXF1フラットブラックで塗装して下さい。

キャタピラの修正塗装が終了した状態が写真3、4になります。はみ出した基本塗装を少し残すような感じで塗装をすると、砂埃がかかったような感じに仕上がります。

写真3
写真4

光を当てないで撮影した状態が写真5になります。簡単に修正しただけですが、しっかりと塗り分けたような感じになっています。キャタピラを接着してから塗装するのは一見難しそうですが、下地塗装で黒く塗装してしまえば結構簡単に塗り分けられます。キャタピラ塗装で悩んでいる方は一度やってみて下さい。

写真5

🐔下記に接着式キャタピラの塗装方法について詳しく説明した記事を載せておきます。こちらも参考にしてみて下さい。

【初心者向け】簡単!接着式連結キャタピラの塗装法(タミヤ1/35エレファント)~①下地塗装編~

【初心者向け】簡単!接着式連結キャタピラの塗装法(タミヤ1/35エレファント)~②塗装編~

【初心者向け】簡単!接着式連結キャタピラの塗装法(タミヤ1/35エレファント)~③まとめ編~

=🐣細部塗装=

写真5、6のように装備品や予備キャタピラを塗装します。はみ出しても拭き取れるようにタミヤエナメル塗料を使用しています。

写真6
写真7

排気管はXF64レッドブラウンで塗装しています。ワイヤーロープの塗装も忘れないようにして下さい。

写真8

消火器やワイヤーロープ先端部は車体色で塗装するようになっていますが、車体色と全く同じだといまいち質感がないので、写真9、10のようにXF60ダークイエローで塗装しています。

写真9
写真10

木製部分は写真11、12のようにXF59デザートイエローで塗装します。

写真11
写真12

木目を表現したい場合はX26クリアーオレンジで、写真13、14のように木目のような線を描いていきます。

写真13
写真14

木目表現の続きはコーティング塗装が終了してから行うので、それまではこのまま放置しておきます。

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

今回はここで終了です。次回はデカール貼りになります。

コメントを残す