前回は下地塗装について説明をしました。今回は基本塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】汎用パーツでディテールアップする方法(タミヤ 1/35 ドイツⅣ号戦車G型初期生産車)~⑨下地塗装編~
=🐣基本塗装=
タミヤアクリル塗料XF93ライトブラウンで基本塗装をします。塗料は少し薄めにして、下地塗装で行った明暗や塗装剥がれが消えないように注意しながら吹き付けます。基本塗装は砲塔、予備転輪、ジェリカンを外した状態で塗装をします。
下地塗装で上手くいかなかった箇所は、ライトブラウンを長く吹き付ける事で消す事も可能です。
基本塗装が終了した状態が写真1~6になります。
キャタピラに基本塗料がかかっても、砂埃のように見えるのではみ出しは気にしないでマスキング無しで塗装をします。足回りに塗料を吹き付けすぎると明るくなってしまうので、車体上部よりも暗くなるように注意しながら塗装をします。
上から基本塗装を重ね塗りしたので、色褪せた古い感じの塗装剥がれや傷にあっています。
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ(TAMIYA) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.378 ドイツ軍 IV号戦車G型 初期生産車
=🐣新しい塗装剥がれ表現=
下地で行った塗装剥がれ表現が色褪せて古い感じになったので、今度は新しい感じの塗装剥がれ表現を加えていきます。
塗装剥がれで使用する塗料は、重ね塗りをする下地塗装時ではXF1フラットブラック、基本塗装後はXF63ジャーマングレイになります。
XF63ジャーマングレイを下地塗装の時と同じように、台所用スポンジをちぎった物を使用して塗装剥がれを加えていきます。今度は新しい塗装剥がれになるので、塗装が剥がれやすそうなエッジ部分を中心に加えていきます。
新しい塗装剥がれ表現が終了した状態が写真7~12になります。
エナメル塗料を塗装剥がれに使用すれば、失敗しても溶剤で消す事が可能になります。後でアクリル塗料でコーティング塗装をすれば、エナメル塗料でのスミ入れも可能になります。慣れてなくて、上手くいくかどうか不安な人はエナメル塗料を使用してみて下さい。
今回はここで終了です。次回は細部塗装になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。