前回は足回りの組み立てをしました。今回は車体の組み立てになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】アメリカ戦車製作方法(タミヤ 1/35 M26パーシング)~③足回りの組み立て編~
=🐣車体の前部の製作=
車体前部の一部に、合わせ目ができるのでパテ盛りをします。操縦手と無線手のハッチ脇にある出っ張りが別パーツになっているため、写真1の丸で囲んだ部分に合わせ目ができます。
この部分を写真2のようにパテ盛りをします。
砲塔と同じで、車体も鋳造なので表面が軽く荒れています。盛ったパテが乾く前に、固い筆や歯ブラシのようなもので叩いくと鋳造のような表面になります。乾燥後に軽く1000番の紙ヤスリでヤスリがけをして、キットの鋳造表現と合うようにします。
🐥鋳造部分はきれいにヤスリがけをする必要はないです。周囲の鋳像表現に合うように軽くヤスリがけをして下さい。
車載機銃の下部分にも写真3のように合わせ目ができます。
あまり目立たないですが、ここにもパテ盛りをします。
この部分も同じ様に、固い筆で鋳造表現を付けます。乾燥後に軽くヤスリがけをして下さい。この部分はヤスリがけがやり難いので、ヤスリがけが難しい場合は、ラッカー系溶剤で軽く表面を滑らかにして下さい。
前面の車体上部パーツと下部パーツの合わせ目部分は、鋭角になっていてほとんど目立たないので、パテ盛りはしていません。隙間が空いてしまった場合はパテ盛り作業をして下さい。
車体両脇のフェンダー上部に取り付けるパーツには、写真5のよ押し出しピンの跡があります。
このピン跡は全て、道具箱のパーツに隠れるようになっているので処理する必要はないです。この辺の気遣いはさすがタミヤといった感じです。
以上が車体の組み立て時の注意点です。先に砲塔や砲身の合わせ目処理を行っているので、車体前部の合わせ目処理以外はサクサクと製作が進みます。焦らず丁寧に作業をして下さい。
最後まで組み立てた状態が写真6になります。木箱や弾薬箱などの装備品もこの時点で組み立てておきます。
これで組み立ては終了です。
今回はここで終了です。次回は泥汚れの製作になります。