前回は車体上部の組み立てをしました。今回は砲塔内部の組み立てをします。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法~④車体上部の組み立て編~
=🐣砲塔内部の組み立て=
車体上部の装備品やライトの組み立てが残っていますが、車体上下を接着した時点で砲塔内部の組み立てをします。
車体内部と同様に塗装の乾燥待ちの時間があるので、砲塔内の組み立てと塗装をしながら、接着や塗装の乾燥待ち時間の間に車体の組み立てをしていきます。こうする事で効率良く組み立てられるので、早く完成させたい人や、模型製作の時間が限られている人は参考にしてみて下さい。
1.押し出しピン跡の処理
砲塔下面と側面のパーツに押し出しピン跡があるので、処理をします。
砲塔下面のパーツには、押し出しピン跡がいくつかありますが、写真1に赤丸で囲んだ箇所以外はパーツに隠れて見えなくなりので、赤丸で囲んだ箇所だけ処理します。右側の同じ箇所にもピン跡があるので処理をします。
押し出しピン跡が出っ張りなので、ナイフや平ノミで削るだけで簡単に処理ができます。
🐦模型用の平ノミを下記に載せておくので、参考にして下さい。ナイフの刃が届かない箇所を削る時にとても役に立ちます。
砲塔側面にも写真2のように数カ所押し出しピン跡があります。処理しなくても問題ないような感じですが、スミ入れをした時に塗料がピン跡に溜まってしまうと、それなりに目立ってしまうので軽く処理だけします。
ピン跡の角を取ってしまえばいいので、模型用平ノミの刃を立ててカンナがけのように刃を動かして、写真3のようにピン跡の角を取っていきます。目立たない装甲板の裏面なので、キッチリ平面にする必要はなく、ピン跡だけ消すだけで大丈夫です。
2.砲尾の組み立て
砲尾部分は左右のパーツを貼り合わせるので、写真4のように中心に合わせ目ができます。砲尾パーツは斜めに取り付けるので、上面に当たる部分だけ合わせ目を消せば大丈夫です。ここはナイフのカンナがけで合わせ目を消していきます。
パテで合わせ目を消しもいいのですが、パーツ同士がピッタリ接着できたのでナイフの刃を立ててカンナがけのようにして、接着面の表面を削っていきます。すると写真5のように合わせ目を消すことができます。
🐥これは接着剤がプラスチックを溶かす作用を利用したものなので、接着剤が充分に塗られていない箇所や、接着剤が完全に乾いていない箇所があると上手くいかないので、注意して下さい。カンナがけで合わせ目を消す場合は、接着剤をはみ出すぐらいに塗るようにして、接着の乾燥に一晩ほど時間をとった方がいいです。
砲弾ラックと天板の接着部分にも合わせ目ができますが、ここもカンナがけで合わせ目を消すことができます。パテ盛りが面倒な場合はこの方法で合わせ目を消す事ができます。
3.砲塔の組み立て
砲塔左右のパーツを接着した際に、砲塔後面に合わせ目ができます。写真6のようにパテを盛って処理をしましたが、この部分に予備のキャタピラを取り付けると、ほぼ合わせ目は見えなくなります。予備キャタピラを付ける予定の場合は、ここは合わせ目の処理をしなくでも大丈夫です。
塗装を考えて写真7のよう分割した状態にします。
今回はここで終了です。次回は砲塔内部の塗装になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法
~①準備編~
~②車体下部の組み立て編~
~③車体内部の塗装編~
~④車体上部の組み立て編~
~⑥砲塔内部の塗装編~
~⑦車体装備品の製作編~
~⑧砲塔の組み立て編~
~⑨下地塗装編~
~⑩基本塗装編~
~⑪デカール貼り編その1~
~⑫デカール貼り編その2~
~⑬コーティング塗装編~
~⑭スミ入れ編~
~⑮汚し塗装編~
~⑯仕上げ編~
~⑰おまけ編~
~⑱まとめ編~