前回で組み立てと塗装は終了しました。今回は簡単なまとめになります。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】カーモデル製作方法～⑨仕上げ塗装編～ (1/35トミーテック マツダ スクラム カープショッピングトラック) ＝🐣まとめ＝
カーモデルはほとんど製作した事がなかったので、上手くいかなかった箇所もいろいろありました。今回製作してみて大事だなと思った箇所を簡単にまとめてみます。
1. 塗料はしっかり乾燥させる
乾燥は1日ぐらいで問題ないと思っていたのですが、1日ではしっかり乾燥せず触れた箇所に指紋が残ってしまいました。以前カーモデルはクリアーを吹いたら1週間は、触れないで乾燥させるという話を聞いた事がありました。その時は大袈裟だと思ったのですが、実際製作してみると乾燥に時間を掛けるのは必要だと実感しました。
2.デカール軟化剤について
市販車の場合はナンバープレートや、エンブレム、メーターの部分しかデカールを貼る部分がないので特に問題ありませんが、レース車や今回のようなラッピング車両にはデカール軟化剤は必要です。
デカール軟化剤にはデカールを柔らかくする作用が強いものから弱いものまであります。強い方がデカールを柔らかくして密着しやすくしますが、その分デカールがシワになりやすくなります。デカールが柔らかくなっているためにシワを伸ばすのは結構大変な作業になります。そのため、モールドの上にデカールを貼る際はハードタイプ、モールドのない箇所ならばソフトタイプを使用する事をお勧めします。
🐦タミヤのマークフィットは３種類の強さになっているので、初心者の方にお勧めしやすいです。通常タイプとハードタイプさえあれば問題なく作業できます。下記に載せておくので参考にして下さい。
TAMIYA マークフィット ハードタイプ メイクアップ材シリーズ No.135【87135】
3.塗料について
今回はアクリル塗料で行いました。アクリル塗料だとツヤありで完成させる場合は塗膜の弱さが目立ちます。今回は1/35スケールの小さいサイズだったのであまり問題なかったですが、1/12クラスだとラッカー系の方が作業しやすいと思います。アクリル塗料でもそれなりにきれいに完成しますが、コンパウンド等で研ぎ出し作業をしてピカピカにさせたい方はラッカー系をお勧めします。
🐥今回はアクリル塗料を使用したので研ぎ出し作業をしませんでしたが、近くでみるとデカールの段差などが分かりますが通常の距離だときれいなツヤに見えます。
以上今回製作して思った事を書きました。カーモデルを作ってみようかなと思っている方の参考になれたらいいなと思っています。
🐥同スケールの戦車を横に置くと、戦車の大きさが分かって参考になります。以前製作したマーダーⅠとタイガー戦車を横に置いてみました。
今年は無事にプロ野球が開幕する事ができました。すべてのチームの選手が大きなケガもなく、シーズン終了まで素晴らしプレーを見せてくれる事を願い今回の記事を終了します。
🐔今回の記事一覧を載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】カーモデル製作方法～①準備編～ (1/35トミーテック マツダ スクラム カープショッピングトラック) 【初心者向け】カーモデル製作方法～②下地塗装編～ (1/35トミーテック マツダ スクラム カープショッピングトラック) 【初心者向け】カーモデル製作方法～③運転席の塗装編～ (1/35トミーテック マツダ スクラム カープショッピングトラック) 【初心者向け】カーモデル製作方法～④車体前部の製作編～ (1/35トミーテック マツダ スクラム カープショッピングトラック) 【初心者向け】カーモデル製作方法～⑤荷台部分の製作編～ (1/35トミーテック マツダ スクラム カープショッピングトラック) 【初心者向け】カーモデル製作方法～⑥車体の塗装編～ (1/35トミーテック マツダ スクラム カープショッピングトラック) 【初心者向け】カーモデル製作方法～⑦デカール貼り編～ (1/35トミーテック マツダ スクラム カープショッピングトラック) 【初心者向け】カーモデル製作方法～⑧デカール貼りと細部塗装編～ (1/35トミーテック マツダ スクラム カープショッピングトラック) 【初心者向け】カーモデル製作方法～⑨仕上げ塗装編～ (1/35トミーテック マツダ スクラム カープショッピングトラック)